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入社試験で実際出される問題だそうです。
あなたは3分以内で解けますか?

そもそも「フェルミ推定」ってなに?

実際に調査するのが難しいようなとらえどころのない量を、いくつかの手掛かりを元に論理的に推論し、短時間で概算すること。

「シカゴにピアノの調律師は何人いるか」や、「地球上にアリは何匹いるか」など、実測値の出せない問いを論理的に推測し、推計値を出せるのがフェルミ推定。

フェルミ推定の問題では、唯一絶対の正解を導くことが求められているわけではありません。出題者でさえ、その正確な数値を知らない場合もあります(むしろその方が多いです)。フェルミ推定の出題者は、導かれた答えが正しいかどうかではなく、その答えに行きつくまでの思考プロセスを見て、回答者の地頭力(ロジカルシンキング)や問題解決能力を図ろうとしています。

一見難しそうなフェルミ推定、実はすごくシンプルな解き方である

フェルミ推定は、何はともあれ数字を求めるのが目的です。
言い換えれば、推計値を出したいものを構成する要素を、四則演算を使って表せる形に書き直して推計できるところまで分解してやればいいのです。

1. 問われているもののバリエーションを見つける

どんな使われ方がありうるか? と考える
時系列で「主役」を追いかける
「主役」の供給源について考える
「主役」は何か大きなものの一部ではないか? と問う

2. 論点分解

時系列で「目標」を追いかける
売上高なら、売り上げが立つときには「購入者」が「代金を払って」売り上げが立ちます。

こうした数字に対して決定的な影響を与えるものを時系列で追いかけると、その要素がかなり分解しやすくなります。

3. 数値のアテコミ

なるべく迷わないこと。ここで時間を無駄にしてしまうのはもったいないです。 直感を頼りにビシバシ決めていきましょう。

4. 統合(計算)

ここもスピード勝負ですね。とにかく早く正確に答えを出すことを心がけましょう。

TIPS:メモの取り方

数字は全部書き留めておく
再計算の必要がないようにするためです。時間は基本的に足りないものと考える方が妥当です。

ある程度ブレストした後は、ツリー状になるようにメモを取る
不必要に深掘りしすぎる癖がなくなる&MECE分解のクセがつくため便利です。

じゃあ実際、解いてみよ!

考え方として、まず次のような仮定を設定します。

1)シカゴの人口を5百万人とする
2)1世帯あたりの人数は2人
3)定期的に調律するピアノを持っている世帯は20世帯に1つ
4)調律するピアノは1年に1回調律する
5)ピアノの調律には交通時間も含め2時間かかる
6)調律師は日に8時間、週5日、年50週働く

1)、2)、3)、4)から1年に調律するピアノは12万5千台。5)と6)から1人の調律師が調律できるピアノは1年に1千台。したがってシカゴにいる調律師の数は125人となります。

この問題を答えるのに、シカゴの人口がわからないと例のような解き方はできません。また、そもそもピアノの調律とは何か見当もつかなくては考え方を組み立てるのも難しいでしょう。フェルミ推定では問題をいくつかの要素に分解して考えていくわけですが、分解しても数がわからなければフェルミ推定を実行することはできません。

この場合例えば

・家から会社までに自動販売機は5台ある。

・家と会社の距離は2km

・日本の道路の総延長は1268743km

よって日本に自動販売機は(1268743/2)*5=3171857台

と推定される。

※ちなみに日本には300万台程の自動販売機が設置されているそうです。

・500人程度が働くビルに5台自動販売機が設置されている。
・日本の労働人口は6000万人
よって60万台程が設置されていると推定される。

推定に使う数字が違うとここまで結果が変わってきます。
面接などでフェルミ推定が出題される場合は、答えよりも根拠になる数字が重視されるそうです。

答えはあまり重要じゃありません。
誰も自動販売機の数なんて知りたくありませんから(笑)
答えを出す為に使った根拠の方が大切です。
推定の仕方を変えると導き出す答えは大きくかわります。

フェルミ推定における採用許可のレンジは1/10倍~10倍程度で、 実際に内定を取る人は1/3倍~3倍程度に収まることが多いと聞きます。
実際の数値にぴったり合わないにしても、練習を重ねてなるべく正しい推計値に近づけるようにしたいですね。

ページ2に「練習問題」と「知っておくと便利な数値」をまとめました

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Saltnさん

2ちゃんねらー系女子就活生

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