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大人の知恵熱?それって心因性発熱(ストレス性高体温症)かも?

知恵熱の本当の意味と実は別の病気かもしれない危険性 理解しておくことも大切ですね

更新日: 2013年12月13日

niconiaさん

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簡単に言うと乳児がちょうど知恵のつく頃原因不明で発熱することがよくあったからできた言葉です。

ということは、大人に大して知恵熱と使うのは本当はことばの誤用ということですよね・・・。

比喩的な意味として「普段頭使ってないのに急に頭を使うようなことをしたから熱がでたんじゃないの?」と相手を馬鹿にするような意味も実はあったりします。

ちえねつ【知恵熱】

乳児にみられる発熱で,ほかにはっきりした症状がなく,数時間から1日くらいで下がるものをいうが,医学的な用語ではなく,このような病気があるわけではない。実際には,ウイルス感染による上気道炎や,暑い季節に脱水状態をおこして発熱するいわゆる夏季熱などのことが多い。乳児に発熱をみたときは,咳,鼻水などほかの症状がないか,着せすぎていないか,きげんや食欲はどうかなどをよく観察し,水分を十分に与えて,なお熱が続く場合は医師の診察を受ける必要がある。

乳児にみられる原因のわからない発熱。昔は知能の発達と関係があると考えられていた。

忙しく頑張りすぎる現代人に、原因不明の発熱「不明熱」が増えている。体温が上がるだけでなく、全身の倦怠感や集中力の低下で仕事の能率が下がり、イライラが募るなどの症状が続く。
 1990年以降発熱の機序が解明されたため、これらの症状が感染による発熱とは違い、ストレスが原因の心因性発熱という病気であることがわかってきた。心因性発熱は風邪など感染症による発熱とは違うので、市販の解熱剤は効かない。

精神的ストレスで熱が出る、正確には発熱の基準となる37℃以上の高体温となることがあります。
 (1)精神活動(授業に出る、仕事をする、人に会う、極度に緊張する、けんかするなど)に伴って高熱が出る、(2) 慢性的なストレス状況(残業が続く、介護で疲れ果てている、授業と部活の両立が難しい)状況や、いくつかのストレスが重なった状況で、微熱が出るようになり、なかなか下がらない。さらに病院で検査を受けても異常がないと言われた、解熱剤で熱が下がらない、などの場合、心因性発熱が疑われます。

かぜなどによる発熱は炎症をともなう

かぜを引いたときの発熱は、ウイルス感染によって生じた炎症が信号となり、脳が交感神経と筋肉に命令して体温を上げ、ウイルスをやっつけやすくする反応です。この時の信号として働くのが、炎症性サイトカインとプロスタグランジンE2 (PGE2)とよばれる物質です。かぜを引いたときにのむ漢方薬の葛根湯はサイトカインの産生を抑えることで、また解熱薬はPGE2の産生を抑えることで解熱作用を発揮します。

ストレス性の熱には解熱剤が効かない

その一方で、精神的なストレス状況でも、ストレスに対処するために交感神経の働きが活発になり、体温が上がります。 両者は体温が上がるという点では同じですが、ストレス性の場合、サイトカインとPGE2は関与しないので、病院で血液検査をしても異常(炎症反応)はみられず、かぜ薬や解熱薬など炎症を抑える薬を飲んでも、熱は下がらないのです。ストレス性の熱の場合、かぜを引いたときの発熱とはメカニズムが違うので、ストレス性に生じた高体温状態を心因性“発熱”と呼ぶのは正しい表現とは言いがたいのですが、歴史的に、このように呼ばれています。私は「ストレス性高体温症」と呼ぶ方がよいと考えています。

心因性発熱の3つのタイプ

心因性発熱(ストレス性高体温症)の診断

発熱の原因になる身体疾患の有無、血液検査で炎症反応の有無と解熱剤の効果を検査する。炎症反応がなく、解熱剤でも熱が下がらない場合は心因性を疑う。

また3~6か月前の仕事や生活環境など心理社会的背景を聞き、ストレスがあるかどうか確認する。
 さらに心理的ストレステストで体温が上がればストレス性と診断される。他にも、掌や足底の発汗や不眠も診断のポイントになる。

お医者さんは、まず器質的疾患をさがす

発熱をともなう病気にはいろいろなものがあります。感染症、自己免疫疾患、悪性腫瘍などなど(体のどこかに悪い場所があるので「器質的疾患」といいます)。これらの病気は手遅れになると、命にかかわることがあるので、病院の先生は、器質的疾患がないか、画像検査(CTなど)をすることもあります。また血液検査をして炎症反応に特徴的なマーカーの有無を調べたり、甲状腺機能亢進症など代謝が亢進する病気でも体温が上がるので、これらのホルモンの値も調べるでしょう。このような検査を駆使しても異常が見られないときに、担当の先生は「何も異常がありません」と説明することがあります。担当の先生は、器質的疾患はないと説明することで患者さんを安心させようとしているのです。

炎症をともなわない発熱は原因がわかりにくい

しかしストレスによる高体温がある患者さんの中には、「ではこの熱はどこからくるのか?」、「このまま原因不明の病気で死んでしまうのではないか?」、「どうすれば熱が下がるのか?」と、逆に不安になる人も多いようです。前の項で説明したように、ストレス性の体温上昇は炎症を伴わない反応ですから、画像検査でも、血液検査でも異常は見つかりません。担当の先生が心因性発熱に関して経験豊富な人であれば、「異常はありません」と説明した後に、一言「何かストレスになるようなことを抱えていませんか?」とたずねてくれると思います。

心因性発熱(ストレス性高体温症)の治療

心因性発熱の治療は、
(1)生活指導、
(2)薬物療法、
(3)自律訓練法などのリラクセーショントレーニング、
(4)心理療法
(5)併存症、つまりストレス性に生じている他の身体疾患、精神疾患の治療を組み合わせて行ないます。

まず、内科(子供の場合は小児科)でしっかり熱の原因を調べてもらってください。自己判断は禁物です。器質的疾患が否定的で心因性発熱が疑われる場合は、検査を受けた病院から心療内科に紹介してもらってください。心因性発熱は心理社会的ストレスで引き起こされる体温上昇という身体反応、つまり心身症です。心身症の治療を専門とする心療内科で治療を受けることをお勧めします。ただし精神疾患が併存している場合は、精神科での治療を優先した方がよい場合があります。

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niconiaさん

猫やかわいいもの、きれいなもの、ゲーム、海外の流行についてが好きなのでそれらに関する画像、動画、情報などまとめていきたいとおもいます。