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初心者に捧げる【ブレーキキャリパーのオーバーホール編&ブレーキフルード交換】バイク編

パッドを交換したのに制動力やタッチがいまひとつ。キャリパーを外し、ピストンをメンテナンスしたりシール交換することによって、新車時のような良好なタッチと制動力を取り戻すことができるのだ。ただし、安全にかかわるブレーキは重要な部分。自信がない場合や手順が分からない場合はプロの手にゆだねよう

更新日: 2018年06月11日

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face1000さん

ブレーキキャリパーの原理

車輪に付いている金属の円盤(ディスクローター)を挟んで制動力を得る、ディスクブレーキ方式のパーツ。ブレーキレバーをにぎると(またはブレーキペダルを踏むと)、キャリパー内のピストンがレバー(ペダル)から伝わってきた油圧によって飛び出して、ブレーキパッドをローターに押しつけ止まる仕組み。

ブレーキキャリパーのオーバーホール自己責任にて

自信がない時にはプロにお任せしましょう!

基本的な工具

キャリパーピストンツール

二輪車のキャリパーピストンを引き抜く際に使用するピストンツールです。
ピストンの内側にプライヤー先端のアタッチメントを差込み圧着させて抜き取ります。

制動力やタッチがいまひとつこんなときはキャリパーのオーバーホール

キャリパーの本格的なオーバーホール作業の手順を紹介しよう。キャリパーピストンツールでピストンを掴んだら、ピストン本体をこじらず、円周方向に少しずつ回しながら引き抜く。

ゴムのシールがピストンに食い付いて回しづらい時は、キャリパーとピストンの隙間に、潤滑剤代わりに僅かなブレーキフルードを垂らす。メタルラバーのような金属・ゴム潤滑剤を使っても良い。

コンプレッサーのエアでピストンを発射すると、飛び出す瞬間が危険。また一方は抜けるがもう片方が抜けないこともある。専用ツールを使えば、ピストンが腐食して固着していない限り確実に抜ける。

外したピストンは汚れを落とすと同時に、ピカールなどの液状研磨剤で磨いてツルツルにしておく。ピストン取り外し時にプライヤーで外側からつかむと、キズが付くので絶対にやってはいけない

ピストンの傷や重度の腐食は交換です

ピストンも腐食。パッド交換時かプライヤーで挟んだ様な傷が見受けられます。
表面が凸凹したモノは無論交換。

オイルシールとダストシールは再使用不可のパーツなので、外す際は部品を確保した上で行う。いずれにせよ、キャリパーのシリンダー内壁をクリーニングする際には外さなくてはならない。

オイルシール、ピストンシールをセットするシール溝に溜まった、固形化したフルードのカスなどはエッジの鋭いツールでこすり落とす。ただし溝の内部を傷つけないように気を付ける。

汚れたフルードやカスを洗い流したら、新しいシールをセットする。オイルシールとダストシールではデザインが異なるので、間違えないように注意。また、セット前にフルードを薄く塗っておく。

磨いたピストンの外周にブレーキフルード、あるいはメタルラバーを吹きつけてキャリパーにセットする。メタルラバーはブレーキフルードに吸収されるので、悪影響はない。

キャリパーにセットしたピストンを、まっすぐに挿入する。ピストンとシールの潤滑が十分なら、指でスッと入るはず。ピストンに押されてシールが傾くと完全に止まるので、無理して押し込まないこと。

フルード交換とエア抜き作業編

劣化したフルードの色はこんな風に茶色に。でもっと劣化すると黒に。こういう色なら素直に交換しましょう。交換時期については理想は毎年か2年に一回。けどタンクののぞき窓からみて明らかに茶色だったりなんかブレーキのタッチがとおもったら変えましょう。

次にタンク内のフルードをキッチンペーパーで吸い取ってで中をキレイにふき取る。タンク回りにペーパー巻いてありますがフルードは塗装につくと塗装が剥がれます。そんなに飛び散るってものでもないんですが怖い場合はタンク回りなどにペーパーをがっつり巻きつけましょう。で間違ってついてしまったのならすぐ洗い流す。
タンク内のフルード抜かないでって方法もありますがあまり交換してないんだとタンク内の汚れがかなりひどいのでふき取ったほうが無難かと。キレイにふき取ったのなら新しいフルード入れましょう。量は適当に。こぼれなければOK

ゴムキャップがついてるバルブだけ今回つかいます。一応名前はブリーダーバルブとかいうそうな。邪魔ならゴムは外してしまってもいいかと

まず8mmのメガネレンチをバルブのナットにしっかりとはめ、その上から耐油チューブを取り付ける。チューブとバルブのスキマからフルードが漏れるっていうならグリス塗ってホースつけるともれづらい。
写真に写ってないですがってこれ交換後で撮ったものなんで無いんですがホースの先にはペッドボトルがくっついてます。

ブレーキレバーを握る、離すのブレーキ動作を繰り返す

すると、バルブから古いブレーキフルードが出てくる

ブレーキレバーはゆっくり放して、完全に戻ったら数秒間放置を繰り返す

リザーブタンクのフルードを切らさないよう、減ってきたら補充する

を繰り返し出てくるフルードが新しくなったら全体に行き渡った証拠

途中エアーが噛んだら?

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