友達は「量」より「質」です。自分が逆境に立たされたとき、たとえ意見が衝突しても自分のことを心配してくれる人間が本当の友人です。そういう人間と誼を結んでください。

昔の人の格言から読み取る「良い友人」の選び方のポイントをここに紹介します。

持つべき友人
●畏友と呼びうる友を持つことは、人生の至楽といってよいだろう。つまり、畏友とは、自分が
 「及び難し」と考えを抱いている親友のことだ。(森信三)
 
●友情の価値は、双方の独立性を傷つけずに付き合える点にあるのだ。(武者小路実篤)

●よき友三つあり、一つには物くるる友、二つには医師、三つには知恵ある友。(吉田兼好)

本当の友人かを試すとき
●友の信を見るには、死・急・難の三事もって知れ候。(高杉晋作)
 (友人が本当に自分のことを信用しているのかを知りたいときは、死(葬式)、急(緊急要請)、
  難(困難に出くわしたときに出る態度)を見ればわかるとのこと)

●不遇な時こそ一番友情の度合いがわかる。(前田利家)
 (加賀百万石の始祖、前田利家は若いころ信長が寵愛する茶坊主を斬り捨てて追放されたことが
  あります。その結果彼の友人は①今の姿を見て笑いに来るもの②恨みに思って謀反を起こす
  のではないかと疑うもの③本当に心配してくれるものの3つに分かれました)

●人の善し悪し知らんと思わば、その愛し用いられている臣下、親しみ交わる友達をもって知れ
 (沢庵和尚)
 (今付き合っている友人が本当に「良い友」なのか「悪い友」なのかを知りたい場合は、クラス
  メイトやその友人の友人と話をして知るのが効果的であるとのこと)

持つべきではない友
●多数の友を持つものは、一人の友も持たない。(アリストテレス)
 (多くの友人を持っている人は、肝胆相照らす「親友」を持っていないということ。また、
  友人が非常に多いので、軽んじられること間違いなし)

●敵を作らざる者は、決して友を作らず。(テニソン)
 (敵を作ることができない人は、友人を作り出すこともできない。すなわち当たり障りのない人は
  自分が逆境に陥ったときに力にならない)

●無知な友ほど危険なものはない。賢い敵のほうがずっとましだ。(ラ・フォンティーヌ)
 (無知な友人と付き合うと、自分自身のレベルが下がってゆく。賢く知恵のある人を友人に
  すべし)

●連帯保証人には簡単になってはいけない。(以下略) (加藤諦三)
 (「連帯保証人になってほしい」といってくる友人は容赦なく切り捨てること)

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オフィス・宮島です。スクールカーストに関連した内容で、今の中学・高校で繰り広げられる人間関係の駆け引きと、山本七平氏が「絶対権を持った妖怪」と指摘した「空気」との関係から中学・高校での人間関係についてまとめました。

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