「優しい」人間関係は、強迫神経症のように「過剰に」同調に配慮したうえで成り立っています。コミュニケーションに深くかかわっていない人がそのことについて指摘すると、「優しい」人間関係というものは、きわめて脆い砂上の楼閣であることを白日の下にさらしてしまいます。

「裸の王様」という童話で、皆が裸であることを知っているにも関わらず誰もそれを指摘しないが子供は素直に「王様は裸だ」と指摘します。これと同じ関係が現在の中学・高校を包んでいます。これを今の状況に当てはめると、「皆が裸で…指摘しない」ということが「優しい人間関係」ということになり、「子供は素直に…」ということが「KYさん」ということになります。

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「優しい」人間関係の下では、対人距離をうまく測れずに「近づきすぎる」という行為は「相手に負担をかける」行為になります。だから、運動会や遠足といった「イベント」で冷めた態度を取ったり、クラスの9割以上が乗り気でないにも関わらず一人「熱く」なることは、「優しい」人間関係という「秩序」を破壊する「破壊者」と見なされるわけです。

彼らにとって、「優しい」人間関係を維持することが最大の関心事になっているので、「優しい」人間関係を破壊されることを極端なまでに恐れます。であるからこそ、「相手を傷つけない」ことが中学・高校で生きてゆくためには必要なルールであり、それを厳守することが地雷原で生き延びる「最善策」ということになるのです。(と信じ込んでいる…といったほうが正しい)

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友達地獄-ドロドロした人間関係を生き抜くには

オフィス・宮島です。スクールカーストに関連した内容で、今の中学・高校で繰り広げられる人間関係の駆け引きと、山本七平氏が「絶対権を持った妖怪」と指摘した「空気」との関係から中学・高校での人間関係についてまとめました。

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