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バングラデシュで横行している偽薬・粗悪薬ビジネス

バングラデシュは実は薬が誰でも手軽に入手できる医薬国です。これは今後のバングラデシュを支える基盤にもなるものです。しかし、光もあれば闇もあり、この国には偽薬が出回る問題が後を絶ちません・・・。

更新日: 2013年11月11日

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satomonoさん

実は医薬品市場が強いバングラデシュ

バングラデシュは医薬品製造業が結構盛んで、縫製業に次ぐくらい伸び盛りの産業

衣料品の輸出が有名なのは既知だと思いますが、次点に医薬品、そしてIT産業などが目立ちはじめています。

「バングラにはろくな病院がない。」と思われている方もいるかもしれませんが、実はかなりレベルの高い病院がいくつかある

でもレベルの高い病院は少ないのが現状です。また、医薬品が盛んなため、医療器具は充実していないが薬はあるよという病院がわんさか・・・。

バングラデシュの医薬品市場は、国内市場シェアの9割を地元企業が占め、ほぼ自給を達成している

医薬品規制の緩い国内市場、国際的な知的財産権保護協定からの免除等の条件のもとで達成されてきた

2016年まで低所得国の国は医薬の特許料を免除して薬を開発できるという国際ルールに則り、政府主導で医療市場拡大を行ってきました。低価格高品質の医薬品は目を見張るものがあります。

バングラデシュでは殆どどんな場所でも薬が手に入る。しかもその多くは低所得層にも手が届く価格

各種のビタミン剤、痛み止め、抗生物質までが薬局で処方箋なしで手に入ります。また低価格のため、貧民層も手軽に利用できます。これはバングラデシュの良い点です。

しかし、粗悪な薬品も出回っている

地方の名の知れない製薬会社が地方で粗悪品を製造・販売している

偽造医薬品を販売している非認可の薬局が10万以上あると推定されている

インド、パキスタン、中国、タイの国境沿いにある数多くの医薬品工場で生産されている

2009年7月、偽のパラセタモール錠剤の摂取量は28の子供の死をもたらした

解熱剤です。

2013年9月28日、28店103人が偽薬製造、販売容疑で拘束された

2013年11月現在、改善はなく状況はより悪化しており、違法な医薬品の製造、販売は今後も継続するだろう

調査結果

5,000サンプルで試験を行った結果300サンプル(全体の6%)が偽造、叉は低品質な薬だった

2010年の政府調査

2500サンプルで試験を行った結果300サンプル(全体の12%)の薬が偽造、叉は低品質な薬だった。 よく使用される抗生物質や救命薬も含まれていた

2012年の非政府組織、公衆衛生医薬品検査研究所(PHDTL)が調査。調査方法の違いもありますが、2年間で2倍に急増している事がわかります。

偽薬を飲むと身体に有害な物質が少しずつ蓄積し内臓にダメージを与える

水で作っただけのような無害なものもありますが、期限切れ、粗悪物質などもあります。

どうして偽薬が出回るのか

警察や政府関係者が無関心、または監視不足のためにこれらの薬は大手を振って販売されている

政府の薬物検査機関が2つあるが全く足りていない。需要に追いつくためには少なくとも10以上の試験所が必要

低所得者は国立病院に通えないため、外部から薬を買うしかない

医師免許のない販売員の言われるままに薬を買うわけです。

真面目な企業ほど馬鹿を見る

販売者は低コストで製造し偽商品を販売することで大きな利益を上げることが可能

バングラデシュの医薬品評価は、周辺国と比べて低い水準にある

期限切れの薬に新しい有効期限が書かれたラベルを貼り付けて販売する。その結果、認可されている多くの製薬会社は評判の低下とビジネ損失を受けた

ちゃんとした製薬企業が不利益を被るという問題のある産業構造と化しています。(と言ってもちゃんとした企業の方が当然多いですよ。)

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