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警察の取り調べを受けそうになる前に読むまとめ

日常生活の中で無関係と考えがちな警察の取り調べ。だが、私たちは日常的にそのリスクにさらされている。それは、有らぬ疑いをかけられたときかもしれない、あるいは自動車事故の際かもしれない、あるいは被害者として、それとも第三者として現場に居合わせたからかもしれない。

更新日: 2016年10月26日

palezioさん

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取り調べの書き方の「教科書」がある。

このような教科書が存在していることをご存じだろうか?

日常生活の中で無関係と考えがちな警察の取り調べ。だが、私たちは日常的にそのリスクにさらされている。それは、有らぬ疑いをかけられたときかもしれない、あるいは自動車事故の際かもしれない、あるいは被害者として、それとも第三者として現場に居合わせたからかもしれない。突然、取り調べを受ける側担ってしまった場合に、失敗しないよう予めイメージトレーニングしておこう。

取調室ってどんなところ?

取り調べ室の風景をイメージしておこう。

逮捕されていない場合、このような環境で「取調べ」をすることを「任意」で「事情を聞いている」と警察は説明する。あくまで、取り調べ対象者が望んで協力していると言う建前となっている。しかし、対象者から見れば事実上拘束され、強い圧迫を受けている。

警察署には取調室という部屋が備え付けられている。一つの警察署に取調室は複数あり、基本的には机と椅子だけの殺風景な部屋だ。

窓には鉄格子があり、取り調べをうける人間はそちら側に座らされる。

取調室は隣接して複数設けられている場合が多く、防音は不十分で、隣の取り調べの声は筒抜けな場合も多い。対面には警察官が座り、場合によっては他の2人3人がかりで取り調べが行われる。

閉所に閉じ込められた状態で行われる尋問

この空間が取り調べ対象者にどのような印象を与えるか想像してみてほしい。

多くの場合、この部屋に入れば、数分で取り調べが終わるということはない。1時間や2時間、場合によっては8時間以上にわたって、取り調べは継続される。

「閉じ込められている状態」だけでも精神的負担は大きい。

外からのチラ見も、被疑者へのプレッシャーをかけるテクニック。

入り口のドアは開放状態のときもあれば、このように目隠しをされることもある。

そして時折外から別の捜査員に覗かせることで、閉じ込められているのだ、という印象を与える。

事情聴取ってなに?

事情聴取とは、捜査機関による任意の取調べの俗称。被疑者以外の参考となるべき者を取り調べる参考人取調べと、逮捕又は勾留していない被疑者を取り調べる場合がある。

逮捕又は勾留された被疑者に対する取調べとは異なり、出頭を拒否し、または途中で退去することができる(刑事訴訟法198条1項ただし書)。

捜査機関(警察官や検察官、海上保安官etcなどの捜査権限を持つ者)が、「事情を聞きたい」と言ったら、それは「あなたを取調べたい」というのと同じ意味であることに注意しよう。

『「取り調べる」とは、あなたに刺激を与えたらどのような反応を示すか調べる』ということだ。「事情を説明する」という日本語のニュアンスとは全く異なることに注意しなければならない。

テクニックに基づいて行なわれる取り調べ

「取調べ」の手法は、系統立てられ、まとめられている。その方法がテクニックとして箇々の警察官は教育されている。

彼らは職業的にそれを行うのであって、あなたの想像する「事情を説明する」行為とは全く異質である。

こりゃひどいな。道理で法廷でも嘘の証言をするはずだ。"@yokotindeka_DJ: 警察官は職務質問のときにウソをつくのがマニュアル化されてた pic.twitter.com/0oFZCvxE1z"

警察官は、嘘をつくことまでテクニックとしてマニュアル化されている。

「事情を説明する=任意取調べ」とは、あなたを捜査対象に選択し、どのように質問したらどのような回答をするのかというデータベースを作成する作業だ。

そのデータベースの中から、警察官は説明のつきやすいストーリーを組立て、それを供述調書にまとめる。

取り調べ対象者は、自分が言った言葉の組み合わせであるため、あるいは多少の変化がみられたとしても多くの場合警察官の作成した調書にサインしてしまう。

一旦調書にサインしてしまうと、裁判の場で「あなたの説明したことの全て」とみなされる可能性が高い。過不足があれば、あなたは不利になってしまう。

取調べのテクニック

別の捜査官に交代し、まったく同じことを最初から説明させる

このような方法を、三回も繰り返せば取り調べ対象者は、「いったいいつになったらこの事情聴取は終わるのだろうか」「ひょっとして終わらないのではないだろうか」「逮捕状や家宅捜索令状請求のための時間稼ぎをされているのではないだろうか」と考え始めてしまう。

ゴールを与えないことは、取り調べのテクニックの一つだ。終わりがないように錯覚させることで、取り調べ対象者は早く終えたいという強い欲求に晒される。すると、実際と差違があっても調書にサインしてしまいがちになる。

だが、証拠は調書だけではない。調書の内容と、他の資料をセットにしてストーリーは組立てられているのだ。

捜査機関がどのような証拠を持っているのか説明しない

単に状況を説明しないだけで、取り調べ対象者を不安にさせるには十分です。とくに被害者や身内が負傷していたり、不安定な状況におかれていれば、情報の遮断だけでも十分に相手を威圧することができます。

何も説明しないことで、取り調べ対象者を不安にさせるのは取り調べのテクニックの一つだ。

能率の悪さを見せつける

合理的ではない捜査手順を説明します。そうすることで、取り調べ対象者は、いったいいつになったらこの捜査は終わるのだろうか」と不安になります。

目の前に組立てられる材料があってもあえて遠回りするように演じます。そうすると、この取り調べを早く終えたい取り調べ対象者は自然に不安になります。

取り調べられている人は、早く終えるためにロジックを組み立てようとします。しかし、それはもはや事実ではなく取り調べ対象者の主観によって組立てられたものです。そのような供述は「供述の信頼性がない」と主張するための材料にされるかもしれないし、あるいは都合の良い立証材料にされてしまうかもしれない。

「能率の悪さを見せつける」これマジですか! バッチリとはまってしまったかもしれん / 警察の取り調べを受けそうになる前に読むまとめ - NAVER まとめ matome.naver.jp/m/odai/2138369…

萎縮させる

大きな声で質問する、あるいは物音をたてるだけで、取り調べ対象者に大きなストレスを与えることができます。とくに密室に閉じ込められた状況が苦手な人にとってそのプレッシャーは大きなものとなるでしょう。

はっきりいって警察官から見て取り調べ対象者は赤の他人である。怒りをぶつけても何のメリットもない。

だが、閉鎖空間でイライラしているそぶりをみせるだけでも、取り調べ対象者を萎縮させ、コントロールできるようになる。

調書を操作してもサインさせやすくなるのだ。

揚げ足を取る

取り調べ対象者は多くの場合記録をとることができません。実際には任意であればメモをとったり録音することは可能ですが、それを警察官が認めることは稀で、言い争いのあと記録をとれない状況になるでしょう。
相手が数時間にわたって記録し、取り調べ対象者が記録なしでしゃべったとき、一生懸命言葉を言い換えて説明しようとするというあたりまえの努力を「さっきと言い方が違う」と怒鳴りつけられたら、取り調べ対象者は不安になるでしょう。

自白すれば罪が軽くなると言う。

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