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意外と奥が深かった「あやとり」の真実

日本の伝統遊戯とも思われている「あやとり」。実は世界各地で遊ばれている事を知っていますか?。そんな身近なようで意外と知らない、「あやとり」について、まとめています。

更新日: 2013年11月07日

00mashimashiさん

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出典ganref.jp

実は世界中で親しまれている遊びであり、同時にコミュニケーションツール。、呪術の道具でもあったのです。

一本の輪にした紐を手に掛け。様々な形を作る遊び、「あやとり」

世界各国で放送され日本アニメの代名詞ともいえる「ドラえもん」の、のび太君の特技が「あやとり」なのはご存知でしょう

また、2011年度から採用された小学5年生の「国語」の教科書にも「あやとり」を取り上げた文章が掲載されています

あやとりを取り上げた教材は、野口廣の『見立てる』。「見立てる」という行為の例としてあやとりの形を何に見立てるかを、「カモメ」と「あみ」を例として説明しています。

実は「あやとり」は日本以外でも単なる子供の遊びとしてだけでなく、一つの芸術としても世界中で親しまれているのです

実は世界中で親しまれていた「あやとり」

「あやとり」は日本独自のものではなく、南太平洋の国、アフリカ、南アメリカの国々、赤道付近の国、アメリカインディアン、イヌイットに多く残っています

主に北南米大陸の文字を持たない社会で親しまれていました。

”ロンドンで、ステイ先の子供にちょっとした日本伝統の昔遊びを教えようと「あやとり」を張り切って披露したところ、「それ日本の遊びじゃないでしょう? ロンドンにだってあるよ。私、知っているもん」と言われた筆者。現在、アメリカに住む筆者だが、先日近所に住む少女エミリーがあやとりをしていたので、ロンドンでの出来事を思い出し再度確認すべく、一緒に遊んでみることにした。あやとりは、「ノルウェー人の曾おばあちゃんが教えてくれたの」とエミリーが言うからには、ノルウェーにも昔からあやとりがあったらしい。”

引用元:http://goo.gl/mNvNHj

英語では「あやとり」をstring figure(s)といって、その名のとおり「糸の形、模様」という意味があります

赤道直下の孤島ナウルでは昔、年二回のあやとり競技大会が開かれ、島中の人々があやとりの創作に夢中になっていたそうです

およそ二百年前のことです。

あやとりには、世界各地の異文化理解の一つの入り口ともなる奥深さがあるのです

各地で「自然発生」した、あやとりという「文化」

150年以上前、ニュージーランドのマオリの人たちは神話や伝説を語ったり歌ったりしながら、その情景をあらわす「あやとり」を次々と作っていました

国際あやとり協会の管理人によると、「糸を手指に絡めたり引っ張ったりすることは、大昔から自然発生的に世界各地で行われていた」という

当時の「糸」とは、植物の茎・樹皮などの繊維、動物の腱などをなめした紐でした。

このため世界各地で見られた、文字の発達以前に縄を結んで意思の伝達や記録を行った習慣が、関連していた形跡もあります

そのほか紀元100年頃の古代ギリシャの医学書にも「あやとり」らしきもの記述があったとのことです

その原典はまだ発見されていないとのことです。

このように、現在ではあやとりは単一の起源を持つ遊びではなく、各地で自然発生したものと考えられています

世界で同時多発的にこのあやとり文化が勃興していたのには不思議な感じもしますね。

「遊び」だけでは無く、呪術の道具や言語として使われていた「あやとり」

「あやとり」を、子供の遊びとしてではなく、呪術師が占いとして行う地域もあるということです

ナバホの赤ん坊占いは、父親になる人だけがあやとりによって占うことができる、厳粛な占いなのです

”あやとりの模様があらわすものもまた、その国・その民族らしさをあらわしています。
「天の川」、「ウミヘビ」、「サンゴ」・・・これらは南太平洋の国々のあやとり。
オーストラリア、アボリジニの「たつまき」、「リクガメ」、「エミュー」・・・
極北に住むイヌイットたちの伝承は、「耳の大きな犬」、「山並みまたはオイルランプの炎」、「山間の月」、「白鳥」・・・
ナバホインディアンは、「ナバホの蝶」、「テントの幕」・・・という具合に。
これらのあやとりのほとんどは、それぞれに語りや歌と対になっています。”

引用元:http://goo.gl/2pduzA

また、あやとりは世界中に、とくにアフリカ、オセアニア、極北圏、北南米大陸の文字を持たない社会で特に親しまれていました

つまり、コミュニケーションツールとしてあやとりを使用していたと考えられているのです

主に、オーストラリア、太平洋諸島、極北圏、南北アメリカ、アフリカなどの文字文化の発達が遅れていた地域に多数のあやとり型が発見されているようです。

「文化人類学」のテーマとして取り上げられている「あやとり」

”1930-31年、アメリカの文化人類学者フランツ・ボアズのカナダ・バンクーバー島調査旅行に参加したロシア人留学生 ユーリア・アヴェルキエバは、先住民クワクワカワクから100種を超える伝承あやとりを採集しました。あやとり唄も採録されており貴重な研究資料となるものでした。しかし、ロシアではソビエト革命が起こり、ユーリアは、あやとりについてのレポートを未完のままボアズに託して急いで帰国。ボアズの手元にあった報告書は、彼の死後、そのまま忘れ去られました。”

引用元:http://goo.gl/XQ4Qgw

「あやとり」の科学的研究の歴史は19世紀末、イギリスのトレス海峡域の人類学の探検隊よって、初めて人類学研究のテーマとして取り上げられるようになったとされています

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