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現代の生き神「クマリ」とは?

現代社会においてなお生き神としてあがめられるネパールのクマリ。彼女たちがどのようにして選ばれ、どのような日々を過ごし年齢を重ねていくのかを追った。

更新日: 2013年11月07日

masahusaさん

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クマリとは?

クマリ(Kumari、Kumari Devi)はネパールに住む生きた女神である。

クマリという場合、概ねロイヤル・クマリを表す。(ネパール国内の村や町にも多数存在するクマリはローカル・クマリと呼ばれている。)

以下は32もある条件の一部である。
健康である
すべての歯が欠けていない
菩提樹のような身体
牛のような睫毛
獅子のような胸
鹿のような脚
アヒルのように柔らかく透き通った声
黒い髪と目

32の条件とは、
手はやわらかく繊細なこと。獅子のような胸。青または黒の目。牛のようなまつ毛。
雀のような低い声。黄金に輝く美しい影。死んだ水牛の首を見せられても平然としていられること。その条件を満たしているかどうか、ヒンドゥー教の司祭と仏教の高僧5人が判定し、クマリは選ばれます。

クマリ祭り

9月6日、カトマンズでは生き神様クマリのお祭を行われました。
カトマンズ盆地と地方から大勢の人々がお祭を見に訪れました。
18世紀から始まったこのお祭は、ずっと続いてます。
カトマンズの旧王宮広場にあるクマリの館からクマリを山車に乗せて、カトマンズの古い町をねりあるきながらお祭を行いました。

クマリの中で最も有名なのは、ネパール国王を年に1度祝福する「ロイヤルクマリ(Royal Kumari)」で、カトマンズ旧市街にある王宮に住んでいる。人権擁護団体の間では、このような慣習は少女の人権を侵害していると非難する声も上がっている。

世界遺産の1つ、ダルバール広場の南側に「クマリの館」がある。

神に仕立て上げられた普通の少女にしか見えず
少々居た堪れなかった
初潮が始まるとクマリではなくなり
普通の人間としての生活に戻るようなのですが
国から毎月の報酬が保証されるため
クマリにさせたいと願う両親が多いようです

ネパールの古都パタンで、絶え間なく訪れる参拝客に祝福を施すクマリ。首都カトマンズ以外の各地にも、クマリと呼ばれ崇拝される生き神の少女たちがいる

1986年、4歳だったラシュミラ・シャキャ(28)は、ネパールの首都カトマンズで女神の化身として崇拝されている生き神「クマリ」に選ばれた。以来、家族と引き離され、12歳までの8年間、外部との接触を禁じられ「クマリの館」で暮らした。

クマリの人権問題に関する判決

判決は「クマリが,子供の権利条約の保障する子供の権利を否定されるべき根拠は,歴史的文書にも宗教的文書にもない」とし、クマリには教育、行動、食事の自由などが認められるべきであるとした。

クマリ解任事件

2007年3月にカトマンドゥ郊外のローカル・クマリが無断で渡米したことでクマリの座を解任された。

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