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ガガのニュー・アルバムに使われた!北岡明佳教授のふしぎな錯視の世界

レディー・ガガのニューアルバム『アートポップ』が日本で世界最速発売されましたが、実はアルバムのディスクとトレー下部分のデザインには、日本の大学教授、北岡明佳(きたおかあきよし)さんの錯視作品が使われています。そして、ネットでよく見るふしぎな錯視画像の多くは、この北岡さんの作品なのです。

更新日: 2013年11月14日

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空中庭園さん

レディー・ガガのニュー・アルバム『アートポップ』は日本が世界で最速の発売だった!

さらに進化するガガの芸術(アート)。
―アートと融合し、最新型ポップ・ミュージックに昇華した最新作!

リード・シングル「アプローズ」 produced by DJホワイト・シャドウ収録!
■日本盤世界最速発売!
■世界最多収録CD!ボーナス・トラック3曲収録!
■デラックス盤には日本盤限定インタビュー映像収録!

「アート・カルチャーがポップ・カルチャーの中で生まれ変わるのよ」 ―レディー・ガガ

11月11日に全世界で一斉発売されるレディー・ガガのニュー・アルバム『アートポップ』が、日本盤のみ世界に先駆けて11月6日(水)に発売された。全世界のどこの国よりも早く日本に届けたいという親日家のガガならではのサプライズだ。

DVD付きのデラックス盤には1時間におよぶ<iTunes FESTIVAL2013>ライヴ映像が収録され、日本盤限定でインタビュー映像も収録されており、プレミア感も満載となった。

『アートポップ』にも収録されている「アプローズ」のミュージック・ビデオ

『アートポップ』のディスクデザインには、立命館大学の北岡明佳教授の錯視作品が使用されている!

アルバムのディスクとディスクのトレー下部分に、立命館大文学部人文学科の北岡明佳教授のアート作品が使用されている。

CDの盤面に使われたのは、静止画なのに動いて見える“錯視”が特徴的で、ピンク色をベースにしたデザイン。

1961年、高知県生まれ。筑波大学大学院博士課程心理学研究科修了。教育学博士。東京都神経科学総合研究所を経て、2001年より立命館大学文学部助教授(心理学専攻)、2006年、同教授。専門は知覚心理学で、とくに錯視・錯覚を研究。『錯視入門』(朝倉書店)、『だまされる視覚-錯視の楽しみ方』(化学同人)、『錯視大解析』(カンゼン)など著書多数。

知覚心理学を専門とする北岡教授は、目の錯覚である「錯視」の研究の第一人者で、今回のアルバムのアートワークを手掛けたジェフ・クーンズ氏やガガ側から「作品を使いたい」と依頼され提供した。

ジェフ・クーンズはアメリカの現代美術家。

採用された作品は北岡教授が「ガンガゼ」(ウニの一種)と名付け、インターネット上などに発表。放射状に描かれたウニのトゲのような絵が、錯視の効果で動いているように見える。

オリジナルは水色だが、CDやDVDの盤面やケースにピンク色で印刷された。

浮き出てくるようにガクガクと動いて見える。

錯視は、海外ではまさにポップアート感覚で楽しまれ、北岡教授の本も『トリック・アイズ』の名で翻訳出版されている。また、様々な錯視作品を公開している先生のHPは、海外ファンの間で人気である。

【北岡教授のふしぎな錯視の世界】

蛇の円盤が勝手に回転して見える。

※画像はすべてクリックで拡大できます。

外側のエイは時計回りに、内側のエイは反時計回りに泳いで見える。

市松模様の床が膨らんでこちらにせり出しているように見えるが、物理的にはすべて正方形で描かれており、感じられる丸みは錯視である。

背景の市松模様はすべて正方形だが、波打って見える。

灰色の線は同心円で渦巻いていないのだが、ぐるぐると渦巻いているように見える。

何もしなくてもローラーが回転しているように見える。まばたきをすると反対方向に回転するように見える。

格子の白い交差点部分に黒いものがチカチカと光って見える。

それぞれの図においては、女性の左右の目の色は同じであるが、左から水色、黄色、赤色に見える。

中央の固視点+をジッと見ていると、周りの色が消えていくように見える。

よく見るとさくらんぼ(赤いドット)がいくつか描かれているのだが、いくつ描かれているのかはパッ見てもわからない。数えるには探索が必要である。

色相環の中心の十字をしばらく目を動かさずに眺めた後、右か左の十字に目を移すと、白や灰色の円の中が色づいて見える。赤に対応していた網膜部位はシアン(水色)に、黄は青、緑はマゼンタ(明るい赤紫)、シアンは赤、青は黄に変わって見える。

これは下から見上げた五重塔なのか?上から見おろした五重塔なのか?

中央の黒円は周囲の黒円と同じ大きさであるが、若干小さく見える。

無限に上がり続けるか、下り続けるかの階段に見える。

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