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『強いストレス』は脳の機能低下や委縮を引き起こすことが明らかに

ストレスは体に悪く精神疾患や胃腸疾患などが引き起こされるとされていますが、その原因は自律神経の乱れとされているというのが一般的です。しかし、それだけではなく、脳へ悪影響をもたらすということも分かってきています。そのストレスと脳との関係性についてまとめます。

更新日: 2013年11月16日

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ストレスで調子が悪いという方々の声

最近腹の調子が最高潮に悪いんだが、これは台所、居間が使えないせいで不規則食事とストレスフルな生活を送ってるせいじゃないかと自己分析結果を出しました。住居と自炊って大事

やばい!またなんかのストレスで目がピクピクする!目の調子悪いしそれにストレス感じてるんかな

@nn4_0 なにかストレスとかかな?( ´・ω・`)耳の調子が悪いのもあるかもね…

いま肌の調子めっちゃ悪いのが目に見えて分かる(笑)つらーwwストレスやw

ストレスの為、寒さの為? お腹の調子悪いし、頭も痛くて、薬飲んでも痛いってのは、ヤバイかもしれない…。 早く、受験が終わらないかなぁ〜。 もぅ、ストレス溜まり続ける…。

そのストレス、もしかしたら脳に影響を与えているかも知れません・・・

■ストレスと脳との関係性■

・ストレスを受けた時の体の中の変化

人間は緊張や嫌なことに直面するとそれがストレスとなります。
ストレスを受けるとどのように体が変化するのかをご紹介します。

ストレスがかかると、脳全体に突起を伸ばしている神経からノルアドレナリンやドーパミンなどの神経伝達物質が放出されます

そのストレスに対応しようと体を緊張させる神経伝達物質を放出させます。

ストレス負荷により視床下部から副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)が分泌されると下垂体前葉からの副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の分泌が促進される。ACTHは副腎皮質を刺激し、コルチゾールの分泌を促進する

コルチゾールとは腎臓の上にある副腎皮質から分泌されるホルモンです。ストレスに対抗する為に血糖値を上げたり、血圧を上昇させたりします。

脳内の「へんとう体」「海馬」「前頭前皮質」という3つの領域は、視床下部と共に働いてストレスホルモンの分泌を調節し、心拍数の上昇といった関連反応を管理します

・その反応により体は更に緊張状態を高めます

ヒトの体というのは、緊張状態でないと機敏に動けないという習性があります。よって、慣れないことをする時や運動をする時、争いごとがある時などは自然と体を緊張させ、物事に対応しようとします。

ストレスホルモンは、脳の原始的な部分「扁桃体」を刺激し、戦うか逃げるかしろ、という信号を、神経が筋肉に送るシステムになっています。

筋肉に緊張をもたらします。

このような反応が命を救うかもしれないという事で、ストレスホルモンも適量であれば、人間の脳の中では必要不可欠なものなのですが、このストレスが慢性化すれば、いろんな問題が生じます

何事も適量ならば体にいいのですが・・・

ストレスは交感神経を刺激して交感神経がつかさどる内臓を刺激したり、皮膚の血管を収縮させたりします

これにより、胃が痛んだり寒気がしたり、オシッコが近くなったりします。

・強いストレスや、ストレスの持続がもたらす脳への影響

軽い短時間のストレスでは、脳を守る抑制効果により、脳への悪影響は考えられませんが、強いストレスや長期に渡るストレスは脳に悪い影響をもたらします。

ストレスによって分泌された神経伝達物質の濃度が前頭前野で高まると、神経細胞間の活動が弱まり、やがて止まってしまいます。ネットワークの活動が弱まると、行動を調節する能力も低下します

前頭前野の持つ、記憶や学習、感情の抑制などの働きが低下します。

脳にはストレッサーを受けてもそれに対処できる適応機構が備わっている。しかし、過度なストレス負荷によってその適応機構が破綻すると正常な脳機能の発現が損なわれる

ストレスの閾値は個人により異なり、通常では適応可能なストレッサーに対しても適応破綻をきたし、神経・精神疾患に陥る。これは神経・精神疾患発病のストレス脆弱性仮説とよばれ、ストレス脆弱性はうつ病や不安障害など、主にストレスが引き金となって発症するストレス性疾患の要因の1つと考えられている。

ストレスにより分泌されるコルチコイドという物質が長期間、高い濃度で脳に作用し続けた場合、脳細胞を破壊してしまう可能性が示されている

記憶の一部を司る脳の部位・海馬は特にコルチコイドに敏感な性質を持っているため、長期間にわたるストレスは海馬の脳細胞を破壊し、認知症を発症させる可能性もあるとされています。

CRFによりCRH、ACTHがストレスホルモン(コルチゾール)を脳内に大量に流し込んだとすれば、そしてそれが緩やかであっても長期に継続された場合、脳細胞に大きなダメージを与えてしまう

CRF(副腎皮質刺激ホルモン放出因子)・CRH(副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン)・ATCH(副腎皮質刺激ホルモン)いずれもストレスによって放出が高まります。

・研究によってもその悪影響が明らかに

様々な研究機関によって、ストレスが脳に与える悪影響が証明されています。

母ザルから引き離され、同じ仲間同士で生活した子ザルたちは、数カ月の通常の集団生活を経てもなお、ストレスに関係する脳の領域が大きくなったままだった

別の実験で、慢性的なストレスにさらされたラットの海馬が実際に萎縮したとの報告があります。

実験動物の場合、ストレスホルモンと高血圧は、細胞の結びつきの減少や、前頭前皮質と海馬の縮小を引き起こす。ワーキングメモリは脳のこの2領域を中心とするもの

学生における認知力の発達を扱った長期の研究で、子ども時代の貧困と生理的ストレス、そして成人になってからの記憶力との間に強い結びつきがある

離婚や失業といったストレスの大きい出来事を経験すると、感情や生理機能に結びついている脳の領域の灰白質が縮小してしまい、実際に脳が萎縮する場合がある

イェール大学で行われ、『生物学的精神医学』誌に発表された研究です。

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このまとめへのコメント2

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まひろちゃんぶーさん

皆さんのお役にたてるよう頑張りますのでよろしくお願いします