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残酷で悲しい運命...強い絆により起きた悲劇を描く衝撃映画!

誰よりも堅い、強い絆で結ばれた人々だからこそ起こってしまった悲劇を描いた秀逸な作品をセレクト。あまりにも残酷な運命は、他人には到底理解できない事なのか...。

更新日: 2016年12月23日

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▼『父の秘密』

メキシコの新鋭マイケル・フランコ監督・脚本・製作、テッサ・イア、ヘルナン・メンドーサ主演による2012年のメキシコ映画。最愛の妻ルシアを自動車事故で失ったロベルトは、娘のアレハンドラとふたりで新しい土地でやり直すために引っ越す。悲しみから立ち直れない父を気にかける娘、妻を亡くしたショックから立ち直ろうとするが、中々うまくいかない父親。娘は学校で凄惨ないじめに遭い、ある日行方不明になり、イジメの実態が明らかになる。それを知ったロベルトの怒りは頂点に達し、ある行動に出る...。

互いを思いやる父と娘、その思いがすれ違いを生み、魂の孤独と悲劇を生んでしまう、あまりにも痛切で残酷なストーリー。

妻を亡くした喪失感から抜け出せず、事故に関する秘密を抱えて心を閉ざしたままになってしまっている父親。その不安定な精神状態は、仕事にも影響を及ぼしてしまう。表面上はうまくやっている様に見える娘との関係もそうだった。そして、娘が行方不明になったとき、彼女が受けていた凄惨なイジメの実態を初めて知り、激昂した父親。そして更なる悲劇が起こる...。

ある事をきっかけに学校で凄惨なイジメを受けていた娘。しかし、いまだに心を閉ざしたままの父に心配をかけまいと、彼女はひとりで耐えていたが、更にイジメと暴力がエスカレート、悲劇が起こってしまう。娘のアレハンドラを演じたのはテッサ・イア。2009年の『あの日、欲望の大地で』でデビューして、本作が長篇2作目。彼女を取り巻くクラスメートのほとんどが演技経験のない、実際のイアの友人が起用された。

観客にショックと緊張を強いるこの作品を手がけたのは、これが長編第2作となるメキシコの新鋭マイケル・フランコ監督。喪失後の精神を淡々と描き、そこに秘密と嘘と悲劇を盛り込み、あまりにも残酷で現実的な人間ドラマを作り出した。第65回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門のグランプリに輝いた。

二人は互いに気を遣っているせいもあり、できるだけ平静を装う。殊に娘は母親の代わりをしようとけなげにキッチンに立ったり母の服を着たりする。彼女は最後まで涙を見せない。

監督が訴えたいのが、人間関係のスレ違いとか、普通の人間も状況とタイミングで暴力的になってしまうこととかだってことも、うっすらとはわかります

妻の死のこともあるから仕方ないかもしれんけど、ロベルトは鈍い。この映画は一見仲の良い親子でも、壁があることを描いています。

映画好きの友人Mから「会社の近くに居るからメシ食おう」と呼び出されて、最近の映画情報を交換。 「父の秘密」を勧めたのだが、「お前が薦めるやつ辛い映画ばっかりだな」と言われる。たしかに、俺はなんでこんなに不幸で辛い映画が好きなのか。 lucia.ayapro.ne.jp

「父の秘密」きついが素晴らしい作品で、明日映画を観る予定がないことがありがたい。この作品を一日かみしめていられるから

そういえば「父の秘密」の感想あまり流れてこないけど、あれけっこうリアルに怖いというか、イジメの陰湿さとか、けっこうな映画なのにな。おとーさんのキレっぷりもアレだし。生々しい。キャリーどころじゃないって。

メキシコ映画「父の秘密」観た。父親の秘密が明らかになったとき、切ない感動が押し寄せるような、東野圭吾的な内容を邦題から勝手に想像してたけど‥、不条理な暴力多めの映画だった

「父の秘密」☆4 新天地に越してきた父娘から始まる映画。カンヌのある視点部門獲ってるので推して知るべしだったね。容赦なく胃袋に砂を詰められるような中盤、エンターテイメント映画ならばこの砂を一気に吐かせてカタルシスだけど、違う。最後に砂に水を含ませて重くしてきた。おぉう…重い…

ユーロスペースで『父の秘密』鑑賞。邦題にとらわれて「父の秘密って何だろう」と思いながら見てしまったので、え?この程度?となったが、原題からすると父がテーマというわけでもないようだ。画面から醸し出されている雰囲気に監督の才気を感じる。ただ辛い内容の映画なので覚悟が必要かも知れない。

▼『母なる証明』

ポン・ジュノ監督、キム・ヘジャ、ウォンビン主演による2009年の作品。漢方薬店で働く母は、一人息子のトジュンふたりで暮らしていた。ある日、息子が交通事故に遭い、友人と共に加害者へ報復したため警察に連行されるが、ほどなく釈放された。ある日、酔ってぱらっていた彼は、女子高生に出会って声を掛けるが、邪険にされていまう。翌朝、その女子高生の遺体が発見され、殺人事件として捜査される。トジュンは、彼の名前が書かれたゴルフボールが現場に落ちていたため、容疑者として逮捕される。

息子のためにわが身を顧みずに行動する母を描いた感動のドラマ...と思ったら大違い!ラストの衝撃は忘れられないものになるかも!

出典ameblo.jp

息子を思う母は、無実を警察に訴えるが、相手にされず追い返されてしまう。彼女は、自分で真相を突き止めようと独自に行動を開始する。息子との会話から、遺体の発見状況がおかしく、被害者の女子高生の素行にも問題があった事に気づき、遺体発見現場で独自に調査をする。そして、事実を知った時の彼女の行動が悲劇を招く。

母は、一人息子のトジュンを生きがいにしていた。精神薄弱児ではあるが、純粋な心を持った息子を溺愛していた。それは母の強さであり、狂信的に息子を信じる母の悲しさ。迫真の演技を見せた母親役はキム・ヘジャ、息子は兵役を終えて復帰したウォンビンが演じている。

韓国出身の鬼才監督ポン・ジュノ。大学卒業後、韓国映画アカデミーを卒業した。1995年から自主制作で映画を撮り始め、『ほえる犬は噛まない』で長編デビュー。『殺人の追憶』と『グエムル-漢江の怪物-』は、韓国の歴代観客動員記録を塗り替えるヒット。映画というエンタテイメントに、静かに狂気や皮肉を込める映像作家。最新作は2014年に日本公開予定、アメリカ人俳優を起用した『スノーピアサー』。

事件の真相が語られ始めると、驚愕と共に猛烈な空虚感に苛まれる。その落とされた穴のあまりの深さに改めて気づき、ポン・ジュノ監督恐るべしとなるのはエンドロール後に館内が明るくなってからだ。

本作で描いたものが母なる証明だと云われては、世の母親たちは悲鳴を上げるだろう。本作で見せつけられる狂気、奇行が、あまりにも本質を突いているから。

息子を守れるのは自分しかいないので、その罪を背負ってでも今後も息子を守るという母の愛(ゆがんだ部分も含めて)の話だと思います。

『母なる証明』(劇場)【♪♪♪♪♪】間違いなくポン・ジュノ作品で最高傑作。息子に対する母の限界知らずの愛を情熱的に描く。これこそ何の情報も入れないで観て貰いたい。確実に3回は唖然とさせられる。母役は勿論だが、息子役のウォンビンの演技が圧倒的に上手い。サスペンス好きは絶対に観ろ

「母なる証明」母親は息子の為なら進んで狂人になってしまえるって事と人が持つ闇とが凄まじく不穏な空気(水が映るととにかくヤバい)と「映画的」!としか言えないシーンで綴られた末に着地した所の美しさに呆然とするしか。紛れもない傑作!有無を言わずに見ろ!

ポンジュノ「母なる証明」これは凄まじすぎる!お母さんが深い愛で息子の無実を証明する為奔走する?ふざけちゃいけませんよ。ここ数年で1番面白かった。

【BEST10】 3位「母なる証明」 現役監督の中でもその実力は5本の指に数えられる天才監督ポン・ジュノが、またスゴい映画を作ってしまった。何気ないワンシーンで人間を描き、しかもそれが張り巡らされた伏線であるという構成の妙。意表をつくオープニングから一気に引き込まれる。

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