1. まとめトップ
  2. ニュース・ゴシップ

海の酸性化が「前例のないスピード」で進む!その原因と影響

海が酸性に?お肌には弱酸性だけど海が弱酸性だとどうなの?ここ数年で一気に本格的な調査が始まり、いろいろと解り始めた「海の酸性化」をこちらでちょっとお勉強。

更新日: 2013年11月16日

110 お気に入り 41385 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

mikeroughさん

海が酸性化している?

海洋の酸性化が「前例のないスピード」で進んでおり、生態系を脅かしているという報告書を英大学の研究者らがまとめ、14日に発表した。

地球が急速に温暖化した5600万年前の二酸化炭素(CO2)大量放出期よりも速いかもしれない

海の酸性化って?

大気中の二酸化炭素濃度が増加すると海洋中に溶け込む二酸化炭素の量も増加して海が酸性化すること。

大気中に放出された二酸化炭素を海洋が吸収していることにより引き起される問題として「海洋酸性化」が指摘されています。

海洋は、大気中に放出された二酸化炭素の約3分の1を吸収しています。 この吸収により海洋中の二酸化炭素が増加したため、水素イオン濃度指数(pH)が低下してきています。

産業革命以前の大気濃度280ppmの時に海の平均的なpHは8.17程度でしたが、現在の大気濃度380ppmでpHは既に8.06程度にまで低下しました

これは水素イオンの活動度が30%上昇したことを意味し、この水素イオンによって方解石のような炭酸塩が減少、これらの炭酸塩を貝殻や骨格にしているサンゴなど海洋生物が被害を受ける構図が生じている。

何が問題なの?

海の酸性化が進むと、炭酸カルシウムの骨格や殻を持つ生物、たとえばサンゴ礁や貝類がうまく成長できなくなってしまうのです。

炭酸カルシウムの殻や骨格を維持しにくくなる可能性もあり、これらの生物にとってはこれまでに比して生息しにくい環境になると考えられる。

魚類の約4分の1は熱帯のサンゴ礁に住んで餌を取っている。サンゴ礁が成長できなくなれば、海洋温暖化の影響とダブルパンチで甲殻類や貝類の生息できる場所も狭まり、食物連鎖全体に影響が波及する。
さらに、世界で10億人以上が魚類を主要たんぱく源としていることから、食糧安全保障上の危険にさらされる恐れもある

プランクトンの体を作る炭酸イオンが極端に減少します。その結果魚介類のエサとなるプランクトンが失われることにつながり、生態系に深刻な影響が出る恐れがあります。

将来さらに炭酸イオン濃度が低下し過飽和度が1を割ると、化学的な制約から結晶形成は間違いなく不可能になるでしょう。進化の過程でも炭酸カルシウムの殻が作れないような低いpHあるいは低い炭酸イオン濃度を経験していない今の生物が、簡単に適応することは不可能です。

海洋酸性化によって、CO2が吸収されにくくなる可能性があり、CO2の濃度予測を根本から見直さなければならなくなります。

海洋から二酸化炭素を取り除くことが困難なことは、一旦海洋生物と生態系へ影響が起こってしまった場合の回復方法がないことを意味します

対策はできるの?

1 2





このまとめへのコメント1

  • この投稿は現在表示することができません。

1