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そんな事やってたのか・・・!サッカーベルギー代表がここまで強くなったワケ

最近のスター選手の輩出ぶりから2014ブラジルワールドカップの優勝候補とまで呼ばれるようになったベルギー代表が、なぜそこまで強くなれたのかー。11/20に日本代表と対戦する“赤い悪魔”の変貌の理由を探りました。

更新日: 2014年06月12日

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veron23さん

◆改革の始まりは10年以上前の危機感から

ベルギーサッカー界の改革は、02年日韓W杯大会後に着手された。往年の名手たちは次々とユニホームを脱いでいったが、後継者が全く育たなかったのである。ベルギーサッカー協会は痛烈な危機感とともに、改革プランを推し進めた。

【強さの秘密1】成功例であるオランダとフランスを手本にした。

ベルギーサッカー協会のユース育成担当・ボブ・ブロワイズ氏はこう語っている。

「90年代後半、ベルギーのユース育成はバラバラだった。若い選手をどう育てていくのか。協会とクラブで共有していなかったのです。そこで我々は隣国のオランダとフランスを分析したのです」

つまり、各クラブで若手選手を育成しているオランダ、全国から有望な若手選手を集めて集中的に育成するフランス。ベルギーはこの両国をミックスした独自の方法を探っているのだ。

特に体系的なプログラムに基づいたシステム面では追随を許さない。オランダ式のシステムを導入したベルギーは多くの有望な人材を輩出し始めた。

【強さの秘密2】一貫したコンセプトを持ち、クラブチームも協力しそれを浸透

国内のコーチ資格基準が見直され、ユース代表レベルでは、4-3-3システムが基本に据えられた。オランダで成功実績があり、テクニック重視の指導に適しているとされるシステムだ。

各クラブのジュニアユース、ユース年代の練習では、サッカー協会が志向するパス&ムーブを徹底。

約300人いるベルギーの指定強化選手は、サッカー協会の育成システムに沿ったトレーニングを受けて、個人のスキルアップを強化している

アンデルレヒト、スタンダール・リエージュらの強豪も、ベルギーサッカー協会と密にコミュニケーションを図りながら戦術改革に取り組んだ。

代表強化に対し理解を示し、足並みを揃えたクラブチーム。国内クラブチームの協力は不可欠。

【強さの秘密3】スカウトの裾野を「14歳」まで広げた

【強さの秘密4】より質の高い経験を求め、早期から国外へ“輸出”。それを可能にした国外クラブとの強い結びつき。

これは、ベルギーが2つのステップを踏んで成長をしていることを示しています。

まずは国外の育成に定評のあるクラブに早くから選手を預け、ベルギー人選手の価値を向上させる。
そして、その間に自国のクラブの育成機関を整備し、自国からトッププレイヤーを輩出するステップに向かう。

ベルギーのクラブは他国の有力クラブに“養成クラブ”として、トップチームのプラットフォーム、つまり「活躍場所」を貸し出してきた歴史がある。結びつきが最も強かったのがプレミアリーグであり、それゆえイングランドのスカウト網もベルギー人選手に関しては抜け目がない。

【強さの秘密5】ベルギー人ゆえの高い順応性

単一の母国語が存在せず、フランス語とオランダ語の他、ドイツ語が主流の地域まである。

若い頃から言葉や文化の異なる環境への抵抗感は少ない。

気候はイングランドと大差なく、首都ブリュッセルでさえロンドンより遥かに物静かな環境の出身なのだから。ベルギー人選手のプレミア適応能力は、ピッチ内外で欧州大陸勢の中でも随一と言える。

かつてない“ベルギー・ブーム”の理由は、「イングランドの環境に早期適応が可能な欧州内に、南米産と同等の能力の持ち主が揃っているから」。これは、チェルシーで、オーナーのアドバイザーとしてスカウトも兼ねる、ピエト・デ・フィッセルの発言だ。

順応性が高いが故に、国外有力クラブでの活躍の場が増え、成長へと繋がる。
ピッチ外の問題で実力を出しきれずクラブを去って行くプレイヤーも多い日本としてはなんとも納得な理由。

【強さの秘密6】移民に強固なポリシーを持っている国であることもプラス

「フェライニ(モロッコ系)やコンパニ(コンゴ民主共和国系)、トッテナム所属のムサ・デンベレ(マリ系)の家族は移民である。ベルギーは移民の受け入れに関して、優れたシステムを持っており、異なる国から来た選手も素晴らしい教育を受けることができる。まさしく、かつてのフランスがそうだったように、現在のベルギーサッカー界は移民系と本国系がうまく融合している」

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