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インプラントってなに?インプラント治療を詳しく解説~2014インプラント最前線~

インプラントとは何でしょうか?そんなインプラント治療の基本的な情報からインプラント医院の選び方、2014年の最新インプラント事情まで、わかりやすくまとめて、お伝えしていきます。

更新日: 2014年03月04日

mametomeさん

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インプラントとは

インプラントとは何でしょうか?

インプラントとは、体内に埋め込む医療機器や材料の総称です。心臓のペースメーカー、人工関節、美容成形の目的で体内に埋め込むシリコン材料等は、いずれもインプラントです。歯が無くなった場合に、顎骨に埋め込む人工歯根もインプラントの一つであり、正確には歯科インプラント(デンタルインプラント)と呼称されます。

インプラント治療とはどのような治療でしょうか?

齲蝕(虫歯)や歯周病(歯槽膿漏)によって、また外傷によって歯を失うことがあります。またヒトによっては先天的に歯が無い場合があります。そのような歯が無い部位の顎の骨にインプラントを埋め、そのインプラントに義歯を付ける治療方法がインプラント治療です。インプラント治療は1本の歯がなくなった場合から全部の歯がなくなった場合まで、適用できる治療方法です。

インプラントのメリット

・抜いた部分が元のように戻る
・歯を削らなくてよい
・入れ歯がいらなくなることもある
・自然の歯に近い機能が期待できる
・長持ちする
・しっかり咬める

インプラントのデメリット

・治療時間が比較的長期
・骨の状態や疾患等によりできない場合がある
・自己管理が問われる
・骨に金属を埋め込まなければならない
・治療費が高額になる

インプラントのデメリットである治療期間が短いことを売りにしているインプラント医院もあるようです。

インプラントの構造

骨の中に埋める部分をインプラント体、インプラント体と義歯の間の部品をアバットメントと呼びます。一般的にアバットメントはスクリューでインプラント体に固定されています。

アバットメントの上に義歯が付きますが、義歯がインプラント体に直接付く場合もあります。義歯が外れないように、セメントを用いて義歯を付ける場合と、スクリューで義歯をアバットメントあるいは義歯をインプラント体に付ける場合があります。
このように、セメントあるいはスクリューで義歯を付けた場合、患者さん自身で義歯を外すことは不可能です。 一方、インプラント体の上に特殊な装置(アタッチメント)を付けて、義歯の内面にもそれと接続可能な装置を付けることで義歯(入れ歯)を安定させると同時に、 患者さん自身が義歯を取り外すことが可能な治療法があります。

1回法と2回法の違い

インプラント体の構造が1本の棒状になっているものを1ピース、1本を上部と下部に分割して2つの部分から構成されているものを2ピースといいます。

顎の骨や歯肉の状態を含めて個人の口腔状態、審美性などを考慮しながら総合的に診断して部位に合わせた方法をとります。
より審美的な仕上がりを求める部位、前歯などは2ピースの方がよいという医院もありますが、日本人は顎骨の形状が欧米人ほど凹凸に富んでいないため、1ピースでも十分な審美的な回復を得られます。

1回法はインプラント植立時にインプラントの上部を頭出しておきます。インプラントが骨に固定されれば、すぐに上部構造を装着できます。

2回法はまずインプラント上に歯肉を被せ隠した状態で縫合し、結合後、もう一度切開してアバットメントという上部構造を装着するためのパーツを取り付ける2次オペを行うため、2回法と呼ばれます。ここで歯冠の装着準備が整います。

肉を切開する手術が1回法は1回、2回法は手術=切開が2回必要ということです。
手術回数が少ないだけでなく、治療期間も1回法の方が短いとされています。

1ピースインプラントと2ピースインプラント

インプラントの素材と歴史

インプラントの歴史は古く、紀元前から始まっていたと言われ、貝殻、サファイア、鉄、ステンレス、アルミニウムなど多様な素材が使われ、どれも良好な結果が得られずに淘汰されていきました。

しかし、1965年にスウェーデンの学者で応用生体工学研究所所長のペル・イングヴァール・ブローネマルク教授が開発したチタン製のインプラントが、驚くべき成果をあげました。

治療を最初に受けた患者さんは、亡くなるまでの40年以上最期までインプラントは完璧に機能し、後遺症も無かったと報告されています。これはチタンが骨と結合するという特質をもっていたからです。

「前歯」と「奥歯」のインプラント治療の違い

インプラント治療は、どの歯の部位でも同じ治療方法を行うのではなく、埋入する場所、骨の状態によって治療方法が異なります。
その中でも特に「前歯のインプラント」と「奥歯のインプラント」の治療方法は大きく異なり「前歯のインプラント」の方が難易度が高いと言われています。その理由は前歯は人から見えることからも審美性が求められ、色調、質感などを意識した治療を行う必要があり、食べ物を噛みきる力や発音時での前歯の役割は非常に大きく、「前歯のインプラント」治療では「審美性」「機能性」を重視した治療が必要になります。また、自然で透明感のあるクラウン(かぶせ物)を使用する為に費用が高くなります

インプラント費用・料金

インプラント費用に違いがあるのは「自由診療」であるため

インプラントは、保険診療ではなく自由診療ですが、自由診療と保険診療の費用の違いは何なのでしょう。

保険診療の場合は、国民保険制度により国が関与していますから、一定の医療費で治療を受けることができます。しかし、自由診療の場合は、国は関与しませんから、歯科医院で自由に治療費を決定することができるんです。
そして、自由診療の場合は、患者と歯科医院の契約のもとで治療が行われます。

自由診療の場合に、費用が歯科ごとに大きく違っているのは、歯科医院が費用を独自に決定することができるからです。

格安インプラントは大丈夫!?

治療費が高いから安心、費用が安いから危険ということはありません。高い技術を持って安くインプラント治療を行っている歯科医院もありますし、費用が高くても、医師に多くの症例があったり、高い技術をもっていたりするとは限らないでしょう。

自分にとって適切な治療を、経験や技術を持ち合わせた医師のもとで受けることが大切であり、それは費用によって計れるものではありません。

インプラント治療の流れ

歯科医院でインプラント治療を受ける場合の治療の流れを、一例としてご紹介します。

1.カウンセリング
治療に関してのカウンセリング受けます。無料のカウンセリングを受け付けている医院もあります。

2.インプラントの診療・診断・治療計画の説明
インプラントを埋め込む箇所と口腔内の骨の状態、歯肉の状態、噛み合せの診察を行います。 レントゲン撮影、CT撮影、口腔内写真撮影、歯形や噛み合せの採得等を行い、口腔内全体での治療計画を歯科医師と患者さんとで、十分に話し合います。

3.術前処置
必要な場合、歯周病、虫歯治療、不良な冠の除去等を行い、衛生状態を良好にし、噛み合せを整えるための準備をします。

4.インプラント埋入手術
診断計画に従い、インプラントの歯根になる部分を埋入します。

5.術後管理
インプラント体が骨と結合するのを待ちます。患者さんの状態により期間を設定します。

6.装着歯の作製と装着
1回法と呼ばれるインプラントでは、全体の噛み合せを整え、表面の色をチェックしながら最終的な装着歯を被せます。
2回法と呼ばれるインプラントでは、人口歯をとりつけるためのアパットメントと呼ばれる上部構造の土台となる部品を取り付け、歯肉が治癒した後に最終的な装着歯を被せます。

7. メンテナンス
定期的にメンテナンスを受けていただくことでインプラントを長く使用できるようになります。

インプラントの治療期間

インプラントを歯茎の中に埋め込む→骨肉とインプラントが結合するのを待つ→被せ物の装着、という大きく3つのプロセスを踏みます。定着期間には約2~6ヶ月の期間が必要なため、インプラントの治療期間は3~10ヶ月ほどかかるのが一般的です。医院に通う回数は6回以上になります。

インプラント手術

簡単な場合であれば、実際にインプラントを中に入れる時間っていうのは、15分とか20分でおわる場合が多いです。

その前に、麻酔をしたり、おわった後に、ちゃんと血がとまったかどうか確認するのをいれて、およそ1時間から1時間半くらいかかる場合が多いですけれど。

実際、簡単な症例であれば、15分くらいでおわることもよくあります。

インプラント治療は痛くないのでしょうか?

インプラント埋入手術の際には、歯を抜いたり歯を削ったりする時に使用する局所麻酔を使用します。 また手術時間が長い場合でも、麻酔医がいるところでは静脈内鎮静法を用いることで、楽に手術を受けることができます。 したがって、手術中に痛みを感じることはありません。しかし、麻酔効果は一定時間しか持続しませんので、手術後には鎮痛薬(痛み止め)を服用していただきます。術後の痛みは、症例によって異なりますし、痛みの感じ方の個人差もありますが、通常の場合、鎮痛薬を数回服用する程度で、痛みは次第に治まる筈です。 術後に長期間痛みが継続する場合は、担当医に問い合わせてください。

インプラント埋入手術時には局所麻酔を使うため、手術中に痛みは感じませんでした。また手術後には鎮痛剤を処方されますのでそれほど痛みはありませんでした。また最近ではセデーション(静脈内鎮静法)という方法もあるようです。

セデーションとは全身麻酔とは異なり意識がなくなるのではなく「うとうとし、指示には従え、軽く入眠しても呼びかけで目を覚ます」状態

出典日本歯科麻酔学会発行「静脈内鎮静法についての説明」

費用は少々高くなりますが手術が怖いという方にはおすすめではないでしょうか

医院の選び方

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