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江戸時代はハゲ山だらけだった!?   現代の森林飽和と海岸線の関係

花粉症に悩む日本の森林を伐採し始めると、どうなるのか。先人達の知恵からわかること。

更新日: 2014年12月20日

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この記事は私がまとめました

◆江戸時代の絵画は現実を描写していた

木々を省略して描写しているように見えますが・・・

本当に江戸時代はハゲ山だらけだったというのです。

歌川広重の「東海道五十三次」に描かれている江戸時代の風景には木がまばらにしか生えていない。明治時代の写真にも、ほとんど木はない。かつての日本は、「森林飽和」とはほど遠いイメージです。

◆山に木々が少ないと、海岸の砂が増える

現在より海岸線には砂浜が多かったようです。

海辺の村が呑み込まれていきました。特に昭和初期、新潟の海岸での被害は深刻でした。

◆飛砂被害の対策として、先人達は防砂林を植林していった

クロマツは塩害に強く、常緑樹なので冬の風も防ぐ。枝が低く横に広がるので、防砂に適していました。

そして、「海岸にマツ」という組み合わせは「白砂青松」として、風光明媚の代名詞にもなりました。これも戦後のこと。

◆そして時は流れ、現代。。。

山に木の増えた過去半世紀で土砂の流出は著明に減少して、河床の低下、汀線の後退、海岸浸食が問題になってきているのだそうです。ダムの建設が原因なのだとばかり思っていました

砂浜が減ってきているのは、森林を放置した結果、山から川を経て海へ、砂が移動しなくなっているからではないか!

荒れた放置人工林と、間伐され管理された人工林を比較すると、大雨が降ったときに、河川の流量の増水の仕方に差が生じることが予想されます。放置人工林は管理人工林に比べ、総保水力が小さく早いタイミングで増水し、一気にピークに達してしまいます。

昨今の水害も植林を放置した結果でしょうか。

こちらの書籍を読んでまとめさせていただきました。

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