「『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は、同人誌ならではの素人っぽさもヒットの一因だったと思います。話に無理があったり、置いてけぼりの設定があったりと、読み手がツッコミを入れたくなる部分が出てくる。だからこそ、ファン同士がネット上で『もっと変えたほうがいい』などと、活発な意見交換をすることで、クチコミで広がっていきました。現在、特に米国では、書いた小説をウェブに掲載し、ファンからのフィードバックを受けて、中身を変える作家もいるんですよ。意見を取り入れるたびに改定してブラッシュアップされ、ついには結末を変えてしまう人もいるほどです。こうなるともう、作者だった人はあくまで代表者で、全員で書いた本のようになってきますね。ある種の『クラウド・ライティング』と呼べると思いますが、そういう作り方が増えていくのではないかと思います」(山口さん)

出典史上最速の売り上げを記録! “マミー・ポルノ”小説って何? - ブーム定着後に見えてきた、2パターンの「書き手の変化」 日経トレンディネット

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“マミー・ポルノ”『レディース・ノベル』? 史上最速の売り上げを記録した小説って何!

『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』という小説が話題になっているのをご存じだろうか。映画版キャストをめぐる騒動も相まって人気が高まり、類似の小説も多数登場。それらは主婦層にファンが多かったため、海外では「マミー・ポルノ」という総称で呼ばれている

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