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大切な人を亡くしたら・・・【喪失うつ】

家族・恋人など大切な人を亡くしたら・・・今までできていたことができなくなったり時間がたったのに落ち込んだり体調がずっとすぐれなかったりさまざまな症状が出てくることがあります。あなただけじゃありません。みんなそうなんですよ。

更新日: 2013年11月28日

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この記事は私がまとめました

今までに見られない変化がありませんか?

からだの変化
・熟睡できない
・疲れやすくなる
・食欲低下
・常にだるい感じがする
・集中力の低下

行動の変化
・今まで普通に出来ていたことが難しくなる
・人と会うのを避ける
・周りの人に怒ったり妬んだりする
・思い出すことを避ける

心の変化
・ひたすら涙が出てきて止まらない
・死の事実が現実だと感じられない
・悲しいという気持ちが起きない
・いらいらや不安を強く感じる
・強く自分を責めてしまう
・安心する

身体症状としては、不眠で夜寝つけなかったり、早朝に目が覚めてしまったり、夜中に何度も目が覚めたりします。食欲は一時的に減退しますが、逆に過食になる人もいます。その他に性欲減退や便秘、頭痛、疲労感等さまざまな症状があらわれます。ときには、本人が身体症状のみを自覚して、体の病気だと思い込んでしまう仮面性うつ病にかかっている場合もあります。

わけもなく悲しい、涙が出る、思考がうまくまとまらない、決断に時間がかかる、集中力がない、未来に対して希望が持てない、強い自己嫌悪・劣等感を持つなどの症状に加え、ひどくなると妄想を抱いたりもします。動作が緩慢になり、対人関係も減り、周りとの関係を断ってしまうこともあります。

うつ病のきっかけになるライフイベント(ストレス強度)

順位 日常の出来事 ストレス強度
1    配偶者の死     100
5    近親者の死亡    63
17   親友の死       37

私たちは身近な近親者、たとえば配偶者や子供が亡くなれば、誰だって気が沈んでうつ状態になるものです。

ただ、食欲が減少し睡眠も十分取れず、気が沈み元気がなくなるといっても、いつまでも続くというわけではなく、やはりそこは日々薬(にちにちぐすり)があるように、どんなに深い悲しみであっても、日が経つにつれて自然と悲しみが薄れて正常な状態に戻るものです

長引いたり何年かたってうつになることも

ところが、2ヶ月以上経っても、悲しみが言えず、うつ状態が続く場合があり、そうなりますと、「喪失うつ病」といわれる状態です

自分の大切なものを失って、うつ病になる。配偶者、家族が死ぬ。長く悲しみすぎて、それが長引くとうつ病になる。「悲しい、あの人のいない生活はつまらない」という思考が繰り返される。

否定的思考が繰り返されると、うつ病になる。

愛する人が亡くなった時点では、それほどの精神的な落ち込みがなかっても、その悲しみを深く心の底にしまっていた人は、その悲しみが鬱積して吐き出すことができないため、何年か後にうつ病になることもあるようです

そんな状態に悩んでしまうでしょう

長期間にわたり憂うつな気分や無気力な状態から回復せず、日常生活に支障をきたしてきても「気持ちの問題」「頑張りが足りない」と考えてしまう人が多いようです。

憂うつな気分や強い不安に押し流されそうな心理状態にあるため、現実がよく見えず、ますます暗闇に迷い込んでいく傾向があります。

原因は精神論なんかではありませんよ

しかし、やる気が出ない状態が続いているのは、あなたが弱いからでも甘えているからでもありません。うつ病の原因は、脳神経細胞間の伝達物質であるセロトニンやノルアドネナリンの働きが悪くなり、引き起こされると言われています。セロトニンやノルアドレナリンは脳の中で、意欲や活力などを重要な働きを担っています。
この働きが悪くなった結果、憂うつな気分を引き起こしてうつ病の症状があらわれるようになります。

今後どうすれば・・・

何かが引きがねになって(親の死等)起こる反応性うつ病(これは時間が経過することによって良くなるケースが多い)など、多くの場合が外因的なもので、カウンセリングや薬の投与等によって治療することが十分可能です。

薬物治療の効果がしっかりと現れるようにするためにも
 ひとまず体調不良を理由に休むことが大切で
 これまで一人で抱えてきた心の負担を軽減することが必要です

日本人にとって、カウンセリングや精神科への訪問はあまりなじみのないことだと思いますが、これは恥ずかしいことでも、うしろめたいことでもありません。アメリカでは精神医療がとても進んでいます。ワシントン州にも何人かの日本人カウンセラーがおり、日本語で相談にのってくれます。

カウンセリングはクライアント(相談者)がリラックスして話がしやすいように環境を整えてくれます。
最初のうちは話ができなくてもいいです。話すことはどんなことだっていいんです。
カウンセラーには守秘義務があるので、見聞きしたことは外部には洩らしませんから安心して話をしてください。

うつ病の人には、自分の辛い体の状況や不安・苦しみを話して、分かってもらうだけでも心がホッとしますよ。
話を聞いてもらうだけで気持ちの整理がついたり、休職に躊躇していた人が、カウンセリングを受けるようになってから、休職を決定し治療に専念出来るようになった。
カウンセリングを受けたあとは気持ちが楽になった。

私自身も真っ最中です。
同じ境遇の方、一緒に乗り越えていきましょうね。

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