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株式史上最大の暴落=ブラックマンデーを振り返る

世界の金融マーケット史に残る大暴落=ブラックマンデー。当時の様子や、起きた原因、その後の暴落(リーマンショックなど)との関連などについてまとめました。

更新日: 2013年11月29日

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この記事は私がまとめました

muhanmadoさん

ブラックマンデーとは?

ブラックマンデー(英:Black Monday)とは、1987年10月19日に起こった、史上最大規模の世界的株価大暴落。ニューヨーク株式市場の暴落を発端に世界同時株安となった。暗黒の月曜日(あんこくのげつようび)ともいう。
ダウ30種平均の終値が前週末より508ドルも下がり、日経平均株価は3,836.48円安(14.90%)の21,910.08円と過去最大の暴落を起こした。

当時を知る金融関係者の体験談

ニューヨークダウは、オープンと同時にものすごい勢いで下落をはじめました。それと同時に米国債の価格がロケットのように急騰し(利回りの急低下)しました。これは、債券が緊急避難先として買われたことに加え、米FRBが株の急落を沈静化させるために大量の資金供給を行った(金利下げ要因)ためでした。

私のいた銀行で天才ディーラーと呼ばれた大先輩であるニューヨークのチーフディーラーはこうしたことが起きることを読んでいて、事前に米債を大量に買っており、この債券の大暴騰で大儲けし、その天才ぶりを存分に発揮しました。

筆者は当時28歳だが、某生命保険会社に転職して、運用部門にいた。ブラックマンデーを知ったのは、研修 2日目の朝、テレビで前日の相場をチェックしたときだった。さすがに、508ドル安というのは、さすがに驚いたが、「これは面白いことが起こった」と思ったのを覚えている。

その後、東京の運用部門と連絡を取ったが、ともかく様子をみるしかない、ということになった。当然ながら、研修にはさっぱり身が入らなかった。

東京からノコノコやてきた私に情け容赦なくNYのセールスは襲い掛かる。ノービッド(買いの値段はだせない)でもおかしくはない場面だが、客商売なので、お客によっては付き合わざるをえない。結局、数社の顧客の売りを引き取ることになった。もちろん、それぞれ値幅制限いっぱいのストップ安の値段で。えらいことになった。

当然、東京市場は3,836.48円(14.90%)の大暴落。ほとんどの銘柄が売り気配のまま値段が成立しないで終わった。私は、逆にこれで救われた。しかし、次の日はNY市場は乱高下したものの反発に転じ、それを受けた東京市場はは2037.32円高(9.30%)と急反発した。私の引き取ったポジションは九死に一生を得た。

大暴落の原因は、明確には分かっていない・・・

米国の双子の赤字が原因だと、よく言われているが・・・

米国の双子の赤字は以後もずっと続いており、87年当時だけ特に酷かったという訳ではありません。それに米国の赤字は、ある日突然起きた事ではありませんから、10月19日の大暴落にピンポイントで影響したとは考えられません。

自動売買プログラムの登場が原因という説は・・・

当時流行り出した自動売買プログラムについてはどうでしょうか?確かに、自動で損切りするようなプログラムが増えたことは、相場が一定方向へ傾きすぎる原因になるでしょう。しかし、ブラックマンデーのマイナス22%という暴落率は歴代でもダントツであり、自動プログラムが原因なら、他にも大暴落した日が多くあってもしかるべきでは?

結局、理由が分からない暴落だったから、余計に投資家の不安を増長して、大暴落へ繋がったということらしい。

ブラックマンデーには明確な原因は見当たらず、たまたま大暴落しただけだと結論付けられます。
明確な理由があろうが無かろうが、多くの投資家が投げ売りを始めれば、暴落は起きるのです。

ブラックマンデーに匹敵する株価暴落

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