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町歩きをもっと楽しくする「のらもじ」ってなに!?

のらもじとはいったいどんなもの?のらもじの具体的な例と採取方法、そして、のらもじを集めて独特の視点で編集する のらもじ作家さんたちをまとめました!

更新日: 2013年11月30日

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この記事は私がまとめました

noramojiさん

のらもじとは!?

昔からある町並みにひそむ、洗練されていないけれど個性豊かで味のある文字のこと。野良の文字、略して「のらもじ」。勝手に命名した。

例えばこんな文字のことです

東京の馬込のスーパーの看板です。文字に、若干退廃的な雰囲気が感じられ、カッコ良い。

"まったく未知のバランス感「ペペルモコ」"

北海道の洞爺湖のあたりで見かけた看板。風船という、ふわふわとした存在感を、太過ぎず、細すぎず、微妙な太さのラインで捕まえている。文字の印象と、看板の地のピンク色が、昭和の香りを今に伝えてくれている。

メガネ屋さんの看板は面白いものが多い。「すが」さんもそのひとつである。「メガネ」の三文字は比較的複雑な印象だが、そこへ来て、「す」の潔さ。見ていて気持ちが良い。そして「が」の中には視力検査で見かける記号が淡いサブリミナル効果を発揮している。東京の蔵前のあたりで撮影。

不思議な文字のフォルムである。「シ」の三画目の始まりの尖り具合に始まり、そこから引っ張られたラインの、そのカーブの何とも言えない角度。この一連の流れをいつまでも眺めていたい…。大阪で撮影。

この角張った、極太の文字のラインに、健康的な力強さを感じる。特筆すべきは塗装の剥げ方である。浮き出た錆とその剥げかけた塗装が、美しい姿を見せている。埼玉県東松山市で撮影。

東京都台東区蔵前にある古本屋の看板。長年の風雨が素材に与えた試練が、人の手の成し得ない美を作り上げたのだ。書かれている文字も素晴らしい。品格のある力強さ。文字のはらいや、はねの美しさ。是非とも生でご鑑賞いただきたい一品。

突然ラインが伸びていたり、鋭い部分と、ころころとした優しい部分とがあったりと、感情の振れ幅を目一杯使って存在しているかのような文字である。経年変化による文字塗装面の表情も素晴らしく、こっそり外して持ち帰りたい一品である。

篆書体の「百穴温泉」の文字は、いにしえの呪文のようで、物々しい。さらに全体に広がる経年変化が、温泉の気分をさらに高めており、眼球が肉体より先に温泉に浸かってしまうのではないかとすら思えてくる。傑作である。埼玉県比企郡吉見町にある。

それら、のらもじを書き起こしてデジタルフォントデータにしてしまうプロジェクトやってます。

#noramoji で投稿してみよう!

TwitterやInstagramにハッシュタグ付きで投稿することにより、みんなが撮影した様々なのらもじたちが集まる!みんなで、日本中ののらもじを愛でよう!

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・いつでもカメラを持ち歩くこと
・いつもと違う道を通ってみること
・歓楽街はいいタイポが落ちている(夜はこわいので昼間に狙おう)
・スーパーや八百屋さんの野菜のダンボール箱もいい
・ホームセンターや手芸店の商品にもいいタイポが多い
・店の中が撮影禁止だったらタイポ収集のために商品を買うべき

のらもじ収集に役立つポイント6箇条です。

街を歩くときの自分の目が違ってくる。このむずむずする感じが心地よい。

そして、これまでも数々の猛者たちが、のらもじを料理してきた…!

藤本さんは、古い文字を集めると仕事の役に立つかな、と思っていたのだが、だんだん文字を集めること自体がおもしろくなってきてしまったらしい。(ちなみに集めた文字は全然仕事の参考にならなかったそうだ)

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