1. まとめトップ

【競技チア】“競技”としてのチアダンスがすごい!

「チアダンス」というと何を思い浮かべるでしょうか?多くの人にとっては、野球応援などのイメージが強いでしょう。しかし今、「競技」としてチアダンスに取り組んでいるチームが増えています!

更新日: 2015年12月05日

48 お気に入り 202727 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

nananana33さん

「ポーンって人飛ばすやつでしょ?」--ちがいます!!

チアダンスは、チアリーディングのダンス要素だけを独立させた競技

スタンツを組んで、人をポーンと飛ばすのはチアリーディング!
チアダンスは、チアリーディングのダンス要素だけを独立させた競技です。
似て非なるものです。
スタンツを組んでピラミッドのような形になったり、アクロバットの要素が演技に入ることはありません。
英語圏ではPom-DanceやDance、Songleadingと呼ばれています。

百聞は一見にしかず!…世界大会で活躍するチームの演技

競技時間は2分半で、横20メートル×奥行15メートルのフィールド内で踊ります。
100点満点で演技が採点され、その得点の高低で勝敗が決まるスポーツです。ダンスの技術やチームワーク、チアスピリットなどが採点の対象になります。
各大会ごとに競技規定がありますが、スタンツを組むことやアクロバットは禁止されています。

競技者の笑顔や迫力ある演技によって見るものを元気づけ、また競技者自身も元気になれるスポーツです。

分かりやすいのは「ラインダンス」

列になって肩を組み、足を揃えて高く蹴り上げます。
人数の多いチームは、列をV字型にしたり、2列にしたりすることも。

「ラインダンス」は体の正面に脚をあげるフロントキック、横にあげるサイドキック、円を描くようにあげるファンキックなどで構成されます。
キックの高さは勿論、脚の上げ下ろしのスピード・強さや、膝やつま先がしっかり伸びているか、体幹がぶれていないか、全員のタイミングが揃っているか、などが審査の対象となります。

「テクニック(技)」もあります!

出典ameblo.jp

チアダンスの技で王道といえば、「トウタッチ」です。
ジャンプの高さ、脚の高さは勿論、膝やつま先、体幹、腕まで全身見られています。

練習すればそんなに難しい技ではないので、大会だと2回連続で跳んだり、他のテクニックと続けてコンビネーションジャンプにしたりして得点を稼ぎます。

前後に足を開いて跳ぶジャンプです。
トウタッチに並んで王道!とりあえず練習する技です。
こちらもジャンプの高さ、開脚度、脚のスピード、両足でアクセントが揃っているか、安全な着地が出来ているか等が見られています。

ジュッテもそんなに難しい技ではないので、「スイッチ」を演技に入れるチームも多いです。スイッチは、空中で足を切り換えて、二度足を開いているように見せるジャンプです。

回転系の技の王道は「ピルエット」です。
元々バレエのテクニックですが、こちらもチアを始めるととりあえず練習する技なので、ほとんどの演技に入ってきます。
片方の足をパッセ、軸足をルルベにして回ります。
回転数によってシングル、ダブル、トリプルがあります。たまに四回転、それ以上…みたいなピルエットをする選手もいますが、四回転超えると何回回っているのかほとんどわかりません(笑)
ピルエットは、軸がしっかりとれているか、首がしっかりつかえているか、つま先でしっかり立てているか、軸足が曲がっていないか、等が評価の基準になります。

主要な大会は年に3回あります。

チアダンスの大会を運営している団体は、以下の3つです。
①ユナイテッド・スピリット・アソシエーション ジャパン
②日本チアダンス協会
③特定非営利活動法人ミスダンスドリルチーム・インターナショナル・ジャパン

①全日本チアダンス選手権大会|日本チアダンス協会

夏に3年生が引退するチームが多いため、
「新チームを結成して、最初の大会がこれ!」
というチームが多そうです。

全日本チアダンス選手権大会は、大体9月下旬から地方大会が行われます。
遠方(九州など)から予選が行われ、関東大会が最後に行われます。
地方予選を通過すると、12月上旬頃開催される全国大会に出場できます。

様々な部門がありますが、出場チーム数が一番多いのはPOM部門。
全国大会に進めるのは、SMALL編成(~15名)が13チーム、LARGE編成(16名~)が11チームです。

②USA Regionals/Nationals in Japan|United Spirit Association

リージョナルスが地区大会です。
今年は北海道、長野、愛知、大阪、千葉、東京、神奈川、静岡、福岡、埼玉、宮城で地区大会が行われます。

ナショナルズが全国大会です。
幕張メッセで毎年3月下旬に行われます。

ちなみに大会Tシャツも販売されます。
全国出場チームのみが買える限定色があり、イベントなどでその色のTシャツの人がいると「あ、全国行ったチームだ」と一目でわかります。

USAの大会は、基準点を上回れば全国大会に進めます。
基準点は、「85点」です。

尚、地区大会は「学校がある地区」の大会に出場しなくても構いません。
(例:長野県にある高校が、静岡大会に参加する。等)
更には、基準点に届かなかったチームも再エントリーができます。
(例:千葉大会で落ちたチームでも、神奈川大会に再出場できます。
   再出場した神奈川大会で基準点を上回れば、全国大会に出場できます。)

USAの全国大会は二日間にわたって行われます。
一日目が「セミファイナル」、二日目が「ファイナル」です。

③全国高等学校ダンスドリル選手権大会|ミスダンスドリルチーム・インターナショナル・ジャパン

地方大会は5月頃~6月末に行われています。
ヒップホップやミリタリーなどの強豪校も多数出場するので、雰囲気が少し違います。
全国大会は毎年8月に行われるため、この大会を最後に引退する3年生も多いです。

ミスドリは毎年8月に東京体育館で開催されます。
各地区大会の出場数により、全国大会の枠が振り分けられます。

また、「ミスダンスドリルチーム / Ms. SOLO / Mr. SOLO」が存在します。
要するに一人で踊ります。
公式ホームページでは、
「この部門では、ダンサーとしての資質、人格、品位を具え、リーダーとしての自覚が演技に現れているか、観衆をどこまで魅了することができるかということが要求されます。 クラシックバレエ・モダンダンスがベースになっている事が望ましいが、他のダンススタイルでも可。 フロア全体を使い、連続性、オリジナリティのある構成・演出が要求されます。」
と紹介されている、非常に見ごたえのある部門です。

チーム数も増加、大会のレベルも年々あがっている。

出場チーム数は年々増加し、それに伴って競技のレベルもあがっていっています。
全国大会で入賞するようなチームだと、見ごたえのある演技をしてくれます。
なかには国際大会までチャレンジするチームもあり、優勝・入賞して帰ってくることが多いです。

マイナースポーツではありますが、エンターテイメント性があり、見るだけでも楽しいスポーツです。
是非一度大会に足を運んでみてください!

1