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雪のロールケーキ!不思議現象「雪まくり」

自然が造る不思議なロール「雪まくり」いくつかの条件が揃わないと見られない冬の現象のようです

更新日: 2014年01月15日

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rainshineさん

「雪まくり」

雪まくりとは、稀に生じる気象現象である。風により、地面に積もった雪がシート状にまくりあげられ、絨毯を巻いたような形状が作られる。

自然が作る雪だるまである。人が作る雪だるまとは違い、円筒形であり、中心は空洞であることが多い。直径60cmほどまで大きくなるものもある。

山の斜面では,木の枝などから落ちてきた小さな雪の塊が湿った雪面の上をころころ転がりながらロールケーキ状に巻かれた円板ないし円筒状の雪がよくみかけられる。

どうやって出来るのか?

古い固くなった雪に、0度前後の気温で湿った雪が降り積もったあと、強風が吹くと、雪が海苔巻き状になって転がる。

複数の条件が満たされないと出来ない

雪まくりが形成されるためには複数の条件が必要である。
雪まくりは丘陵地帯に比較的多くみられる。とはいえそうした地域でも、全ての条件が都合よく満たされることはまれである。

・雪が地面に貼付かないように、氷の層があること。
・その氷の層が湿っていないこと。
・風は、雪の層を巻き上げる程度に強く、かつ吹き飛ばさない程度に弱いこと。あるいは、木、段差、坂など、雪が重みで転がりやすい地形があること。

条件さえそろえば、木の枝から斜面に落ちた雪をきっかけにできることもあるし、屋根の傾斜でも小さな雪まくりができる。風が強い日には公園のような平地でもできる。

この現象の面白いところは海苔巻きのように雪を巻きつけるには、ある程度雪に粘着性がないとだめな点である。したがって、さらさらの雪の多い北海道ではまれで、やはり本州の日本側の粘りのある雪が降る所に多い。

色んな呼ばれ方がある

「雪まくり」という言葉は、山陰地方で斜面の雪が転がり落ちて大きくなったものをいっていたそうです。大正時代初めに気象学者の岡田武松博士が、平地の雪が突風で転がってできるものにこの「雪まくり」を使ったので、それが用語として定着したそうです。

山形県の庄内地方では、これを「雪俵(ゆきだわら)」と呼んで豊作の知らせとしているそうです。

このような現象はヨーロッパでは早くから知られており、イギリスではスノーローラー、ドイツではシェネーウェルチェンなどと呼ばれているそうです。

富山地方では「天狗の雪投げ」、ドイツでは「雪のワルツ」とも言われてるらしいです。

ころころ不思議な雪まくりギャラリー

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アンモナイトみたいな雪まくり

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