65歳以上の高齢者に限ると、1993年までは5%程度だったが、2001年には10%を、2008年には20%を、2014年には30%を超え、2016年時点では34%に至った。ちなみに2016年の男性高齢者の割合は全年齢層の17%である。

 高齢女性に多い罪名は「万引き」である。昔から「万引きは女性の犯罪」と言われてきたが、統計を見ると、確かに女性犯罪全体に占める万引きの割合はとても高い。検挙人員に占める割合は、男性が22.9%であるのに対し、女性は61.8%である。

 とはいえ、人数にすると男性が4万1294人、女性が2万8585人なので、女性の万引き犯の方が多いというわけではない。そもそも検挙人員の総数が男性18万120人、女性が4万6256人と、圧倒的に男性の方が多い。いずれにしても、「女性犯罪者に占める万引き犯の割合が高い」ということは事実である。

 年齢層を65歳以上の高齢者に限ると、男女とも万引きの割合は大幅に増え、男性は45.7%、女性はなんと80.3%となる。罪を犯し、検挙された高齢女性の8割が万引きで捕まっているのだ。

出典「高齢者ホーム」化する刑務所 高齢女性犯罪者の8割が万引きで捕まっている。 - messy|メッシー

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