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この記事は私がまとめました

waybackさん

●どれくらいの英語力が必要か?

まずはこちらのサイトを見ていただきたいのですが

記事によるとTOIECの点数で考えた場合、概ね800点から900点くらいの取得をしていることが望ましいと記載されています。例えばアメリカに本社を置く世界的メーカーIBMの日本支社である日本IBMでは次長への昇格条件としてTOEIC730点以上と掲示されています。

またパナソニックへの転職となると、TOEIC900点以上の取得を必要条件にしている部署もあります。

ではこの英語力は点数だけで計られるものなのでしょうか?もちろん実際の面接では「TOEIC850点ですね、じゃあOKです」とはなりません

専門学校、大学などを卒業後、企業に就職してある程度結果を残してきた人や、更なる挑戦をしたいといった方に多く見られる「外資系への転職」希望。今回は外資系転職時に必要な英語力や転職体験談などをまとめていきたいと思います。

まずは実際に必要な英語力についてです。

●英語で説明する力が必要

筆者が日本オラクルという外資系企業の転職面接を受けたときの話ですが、当該部門の日本人の方が一名とそのラインの上長であるアメリカ人の方が一名、あわせて2名との面接になりました。私は実際に英語力では応募の必要条件を満たしておりましたが、ビジネスにおける実用経験が乏しく、少し不安に感じていました。そこにアメリカ人の方から一言、【Please give us a detail in English??】英語で詳しく説明してくれないか?というものでした。

それまで順調に「日本語」で面接をしていたのですが、この発言から雲行きが怪しくなりました。

TOEIC700点以上取得のレベルの方であっても、普段から英語で業務や経済、システムについて語る機会はそうそうありません。消費者向けマーケティングで成功した理由について、価格の弾力性がなぜ低下したのか、損益分岐を考える上で大事な部分は何か、こういった事象を「英語で」プレゼンテーションするとなったとき、私の頭は真っ白になり、説明は一気に陳腐化し、今まで築いた説得力や力強さは音を立てて崩れ去りました。必要なのは話す力以上に【英語で説明する力】であり、もちろんTOEICの点数ではなかったのです。

●完璧な英語である必要はない

上述した通りに、私の外資系転職時における面接は「貴方の業務や成果を英語で説明してください」という部分で大きく暗雲が立ち込めました。しかしながら、そこで失敗だったのは私の英会話力の低さではなく、大きく動揺し、本来自分が英語で発揮出来るパフォーマンスの半分以下の出来にまで状態が悪化したということです。

後になってから、同席した当該部門の日本人の方の英語を思い出すと、非常に簡単なもので、所々細かい文法や言い回しが間違っていたのです。レベルで言うと、アメリカや英語圏の小学生から中学生が話している内容のようなレベルでした。ただし言いたいことや主張したい部分は分かりやすく、それはアメリカ人の面接官にも伝わっていました。

つまり必要なことは少々間違っている部分があっても、堂々と、明確にプレゼンテーションすることだったのです。

こちらを参照いただきたいと思います。

文中で、「英語は完璧である必要はない」と書かれています。なぜかと言うと、これは筆者も感じるところですが、ひとえに英語といってもアメリカ英語とイギリス英語、インド英語、その他のユーロ圏内の方が話す英語では発音や言い回しが大きく違う部分があるからです。

アメリカ人の友人が「マンチェスター(イギリス)の人がなんて言ってるかはっきり分からない・・」とぼやいていたことがあり、私自身もインド人の人が何を言いたいか分からないときがあるといったように、英語を話す人間というのは少なく見積もっても、50カ国以上のバックボーンの違いがあると考えられます。

正確な英語を話すことと同じレベルで、「英語を臆することなく話す、そしてそれらを相手に適応させていく」という部分が大事であるというわけですね。

とはいえ、英語では共通して、日本語よりも大事にされる部分があります。これを疎かにすると一気に心象は悪くなります。

●誰が、いつ、どのようにして、なんのために??

英語を話す上で大事なのは「5W1H」だと言われていますが、私の経験上、この【誰が、いつ、どのようにして、なんのために?】という部分が面接で頻繁に訊かれると感じます。英語の文を構成する場合、まずI、We、You、などの主語が文頭にくることが一般的です。

しかし、これが日本人には苦手な方が多く、つい曖昧に話してしまいがちです。そうなると、英語圏の方は「なんで君は話を濁すの?」とはっきり意見を投げかけてくる可能性があります。そうならない為に、発生した事象が「誰の手で、どのように、いつからいつまで、なんのために」行われたものなのか説明をする必要があります。

●定量的に説明する

これは一般的に会社員として必要な資質のひとつですが、ものごとを定量的に捉える、つまりは計算可能な数字で話の論拠を構築するということです。英語圏の方は特にこの概念に対して敏感ですので、何かを説明するときには、パーセンテージや概算に至るまでに使用した数式を提示しておくことがベターです。

次に、昨今の外資系転職の傾向についてまとめておきます。

●不動産、M&Aビジネスの人材ニーズが増加している

少し前の記事になりますが、これは現在でも図式としては変更がないように感じます。M&Aに関して、現況、国内の中小企業を含めた企業による買収が進んでおり、その人材の確保が間に合っていないという背景が影響していると考えられます。

●最後に

外資系企業といえど、日本に居を構え、日本、広くても東アジアをメインのオペレーション領域に据えている企業がほとんどです。アメリカのことを日本人が日本でやる必要がないからです。したがって業務における使用言語はほとんどが日本語で、まわりを見渡してみても日本人だらけというシチュエーションが多いです。

しかしながら、会社で閲覧する書類の多くは英語であったり、上司が外国人であることが多いことも事実です。転職時に必要な英語力というのは、「書類を正確に理解する力であったり、英語圏の人間と円滑にコミュニケーションをする、またはその能力を伸長させるモチベーションがあるか」といった部分に集約されています。未経験からの外資系転職では、どれだけ未経験の分野に飛び込んでいく気合とやる気があるかということで計られることが多いように感じます。

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