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obasaraさん

日本では無許可所持に最高懲役5年、営利目的栽培には懲役10年という重い刑罰がつく犯罪の元となる「大麻(マリファナ)」。

日本では「悪」そのものとして扱われることの多い「大麻」ですが、海外ではかなり前から使用されていました。時にはこっそりと、時には意外なほどオープンに。そのため日本人の中には、旅先での「大麻体験」を楽しみの一つとしていた旅行者も少なくありませんでした。でも、日本人としての罪悪感からあくまでこっそり。

それが近年、大麻解禁の風が世界でビュービューと吹き荒れています。どこの国でなら「大麻」が合法なのか? そして実際の入手方法や注意事項などをまとめてみました。

合法にもいろいろ

「大麻合法化」といっても、一つの区切りではなくいろいろなパターンがあります。例えば、「医療用大麻の使用が部分的に合法化されている」、「少量の嗜好品としての大麻が許可されている」、「大麻の所持を非犯罪している」などの、微妙な違いがあるのです。

このように国や地域ごとに引いている「合法」のラインはさまざまなので、実際に訪れて大麻を楽しむためには、合法ラインをしっかりと確認しておく必要があります。

オランダ アムステルダム

オランダは「大麻」合法国として知られています。大麻吸引者にとって天国的な場所であり、その使用者は住民の半数を超えるともいわれています。そのため、完全な追放は不可能だという考えから、一定の管理下においてコントロールするという政策が取られています。

ところが、実はオランダという国の法律では大麻は所持も使用も禁止。あくまで自治体ごとの判断で、個人使用であり5g以下のソフトドラッグであれば、起訴を猶予するというガイドラインを作っているのです。「違法だけど罰せられない」という状況です。

コーヒーショップ
コーヒーショップでは、ソフトドラッグを販売することが許されていますが、その量は1人に対して、1日に5グラムまでと制限されています。これらのコーヒーショップは行政によって厳しく管理、監視されています。コーヒーショップは宣伝や広告をすることも禁じられています。18才未満の未成年は、カナビスを購入することも、コーヒーショップに入店することも禁じられています。

麻薬政策
オランダの麻薬政策は、ドラッグの重要と供給、そして利用者と周辺社会のリスクを減らすことを目指しています。
オランダの麻薬政策は、麻薬を全面的に禁止することは不可能であるという、非常に現実的な見地から生まれた政策です。少量のソフトドラッグの使用を容認することで、ハードドラッグや組織的な麻薬犯罪の撲滅に集中するという考えです。

ベルギー

大麻を非犯罪化したのは2001年。3g未満、公の場での喫煙禁止という条件付き。自宅での個人栽培が認められている。

ポルトガル

ポルトガルはあまり知られていないものの、ドラッグに関する取り締まりが緩い国です。

2001年から大麻がOKに。合法化ではなく非犯罪化で、1日2.5グラムまでの大麻利用がOK。トラブルを起こすと没収。それ以降、未成年の違法ドラッグ使用が減少。調査機関は「この解禁は正しい。ポルトガル政府はドラッグ問題を管理、統制することに成功した」と述べた

スペイン

大麻の種子は合法的に販売されていて、手軽に入手ができます。ただこの方法だと、大麻を根気強く育てている人しか使用できないため、非営利で大麻を譲渡することを目的とする「大麻クラブ」が全土に広がっています。

現時点で、この「大麻クラブ」が合法かどうかははっきりと判決が出ていないため、大麻吸引そのものは合法でありながら旅行者として入手が難しい状況です。友人・知人などに招かれ、そこで栽培された大麻を無料で使用する分には合法という感じです。

大麻の個人栽培ができる(5鉢まで)。公共の場所で吸ってはいけないというルールだが、ほとんど取締りは無い。この非犯罪化は2006年から。バルセロナの大麻品評会は大勢の市民でにぎわう http://t.co/K5QB6D18qn

バルセロナで行われるビッグな展示会「スパナビス」。新しい大麻の品種やグッズのお披露目。もちろん試吸もあるよ 【2012年度の模様:動画3分】→ http://t.co/A5SsM9OYSb

スペイン政府VSマフィア!! 「バルセロナ大麻協会」という政府公認の農協を組織。出所が明らかで高品質の大麻を供給する事で、大麻市場からマフィアの排除を画策している

チェコ

チェコが大麻を非犯罪化したのはつい最近で、2010年のこと。5株までの栽培が許されており、ジョイント(大麻タバコ)を20本まで持ち歩ける。プラハの大麻アイスは有名で、屋外イベントの時も大繁盛。

チェコ共和国、嗜好品としての大麻販売に続いて、2013年4月から全国の薬局にて、医療品としての大麻10+ 件販売もスタート!

街そのものが世界遺産と言われるチェコ/プラハの酒屋がすごいことに・・・ http://t.co/RWOZs9PeZj

ドイツ、首都ベルリン

ドイツでは、首都ベルリンでのみ大麻が非犯罪化されている。施行は2010年から。15gまでの所持が認められているが、公共の場で吸ってはいけない。

ヨーロッパで一番最初に大麻を非犯罪化したために大麻王国のイメージが強いが、実は愛好家率はスイス・フランス・イギリス・チェコ・オーストリア・ドイツなどよりも低い。一時期、旅行者には売らない方針へ転換したが再び解禁へ。

ウルグアイ

あくまで政府の監視下という条件はつきますが、生産・流通・販売が合法的に認められています。煙草やアルコールのように、専門機関を設立して政府がコントロールしながら、適量の使用を目指します。

一人6本までの栽培が許可されているほか、使用者協会や薬局を通じての購入も可能になります。規制は1ヵ月あたり1人40gまでとなっています。

事実上の解禁であり、旅行者にとって大麻を楽しめる国として今後注目を集めそうです。ただ、世界からは興味半分・批判半分といった反応を集めているため、ウルグアイ国内外の今後の動きから目を離せそうにありません。

ウルグアイ政府、マフィアの違法大麻マーケットの根絶を目指し、1グラム250円という安値で大麻を販売する事を検討 ※日本では大麻1グラム3~5千円

※ウルグアイはすでに個人の使用や栽培については非犯罪化している。現在検討しているのは政府による販売。2014年には大麻の輸出入についても合法化を予定。

アルゼンチン

近年の最高裁判決によって、成人による大麻使用は、他人を傷つけない限り罰しないとされ、事実上の合法解禁と受けとられています。

ジャマイカ

麻薬の浸透率が高いジャマイカやブラジルでも、大麻の少量所持について「非犯罪化」に移行しました。そのため、少量の大麻であれば、所持・使用していても、犯罪歴として残ることはなく、罰金が科せられるだけとなりました。ただし、完全な合法ではありません。

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