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【台湾】もっと台湾を知ろう!親日?台湾の抗日映画「セデックバレ」って?

親日的と言われる台湾。その台湾にも複雑な背景があります。両国がこれからも良い関係を築いていくために、過去の良い部分も悪い部分もしっかりと知っていきたいですね。

更新日: 2019年09月06日

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inforgatorさん

一般的に親日的といわれる台湾。しかし、そこには私たちが知るべき複雑な歴史も存在します。

「最も好きな国や地域はどこですか」(単一選択)に日本を挙げた人は42%で、調査を開始した2008年以来、4回連続で第1位

日本に対して何らかの「プラスのイメージを持つ人」は、全体の98%に達したことになる

他の調査でも同様に高い結果が。

かつて、台湾は日本だった。

良くも悪くも、日本は台湾に対して大きな影響を与えてきました。
当時を「日本統治時代」といいます。
50年という時間は親子三代にもなる長い時間です。

当時の公学校

全土に公学校を整備し、日本語や読み書きそろばんなど一定の学力水準を身につけられるようにしていました。

台湾全土に鉄道網を張り巡らせ、現在の路線の元になっています。

日本時代にインフラ(電気、水道、ダム、道路、鉄道など)や教育、医療の体制が整えられ、その後の台湾の発展に寄与したことが評価されています。
日本時代を過ごした高齢者(とりわけエリート層)にはこうした意見が多いようです。

一方、マイナス面も

日本時代後期、太平洋戦争開始後は公民化政策が推し進められました。
その結果、台湾の伝統的な宗教や習慣を否定されたり、神社参拝や創氏改名が半ば強制される雰囲気が社会を覆いました。

終戦直前など、一部の若者は志願兵ではあったが、参加し命を落としました。
また、当時同胞と思っていた中国大陸相手の戦争に通訳などとして参加。彼らが複雑な思いで戦地に赴いたことは言うまでもありません。

そんな、日本時代後期最大の衝突を描いたのが台湾映画「セデック・バレ」

台湾では記録的なヒット。数多くの賞を受賞しました。

第48回台湾金馬奨にて最多11部門にノミネートされ見事グランプリを受賞、大ヒットを記録して台湾中を沸かせた

前後編あわせて4時間20分、台湾史上最高額の7億台湾ドルの製作費をかけた文字通りの大作である。

映画は日本時代の初期、台湾原住民と日本の統治者たちが、衝突した実際の事件をベースに描かれています。

台湾原住民とは?

「台湾原住民」とは、17世紀頃の福建人移住前から居住していた、台湾の先住民族

大部分を占める華人とは異なる考えや文化を持ち、14民族が暮らしています。

そのうち映画に登場する「セデック族」は、特徴的な服装や刺青、音楽、首狩りの習慣など独自の文化を持っていました。

統治下の台湾では日本人化運動が推し進められ、新しい文化文明がもたらされる一方、原住民族独自の文化や習慣がないがしろにされたり、一部では過酷な労働と服従を強いられるようになっていた。

映画のテーマとなった「霧社事件」(むしゃじけん)

台湾原住民による日本時代後期における最大規模の抗日暴動事件。

直接の原因といわれているのが、1930年10月7日に日本人巡査が原住民の若者を殴打した事件

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