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精神障害を扱ったテレビドラマ(1990~1999)

ネタバレの可能性があります。

更新日: 2018年04月17日

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senpuki.goさん

はじめに

・疾患および診断名等について、作中で明示している作品を中心にまとめるつもりですが、
示唆にとどめている作品や、第三の専門家などが指摘している作品なども含まれます。

・作品における疾患は、必ずしも正確な描写とはかぎりません。

・疾患の性質上、診断名は医師によって異なることがあります。

・同じ疾患であっても、症状や重症度は一様ではありません。
 また、疾患が合併することも珍しくありません。

・ネタバレの可能性があります。

■ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア

ストレスのせいで昏倒してしまったトニーが、身分を隠してセラピーに通い始めるエピソードで幕を開ける。

『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』(The Sopranos)は、HBO製作のアメリカ合衆国のテレビドラマ。同局の大人向け看板番組。1999年から2007年にかけて全6シリーズ86話で完結

主人公、アンソニー・ソプラノ(通称、トニー)は、ニュージャージーを縄張りとしたマフィア、ソプラノファミリーの初代ボスジョニー・ソプラノの長男。血筋も実力も十分にあるMafioso(マフィア)であるが、欠点もあった。ごくたまにではあるが医学的には解明出来ない原因不明のパニック症候群に悩まされ、隣人でありファミリードクターであるDr.クザマーノの勧めで精神科医に通いだすことからストーリーは始まる。

■「あなただけ見えない」

病名:解離性同一性障害

『あなただけ見えない』(あなただけみえない)は、1992年(平成4年)1月13日から同年3月23日まで毎週月曜日21:00 - 21:54にフジテレビ系列(月9)にて放映された連続テレビドラマ。全11回。〔ウィキペディア〕

女子大生の川島恵(小泉今日子)はある日、姉・舞子(高木美保)と間違えられ、イワノフと名乗るロシア人の男から、舞子の実の父親が間宮財閥の当主・間宮幸太郎で、遺産の正統な相続人の一人だと告げられ、幸太郎の古い日記を入れたコインロッカーのキーを託される。イワノフの死後、日記を読んだ恵は舞子を名乗って、間宮財閥の未亡人・秀美(新藤恵美)と接触し、5000万円の小切手を受け取るが、時を同じくして舞子が失踪し、横領の容疑をかけられてしまう。恵もまた、間宮財閥の遺産を狙う弁護士の青田和馬(三上博史)に日記を狙われるが、コンピュータプログラマーの青年、高野淳平(三上博史)に偶然助けられ、やがて彼を愛するようになる。しかし淳平は、多重人格者である和馬の別人格だった。
間宮財閥の遺産の行方は? そして、和馬の父親とされる青田三郎の恐るべき計画とは?

■「ストーカー・誘う女」

境界性パーソナリティ障害

天王州アイルに所在する大手商社勤務の上原ミチルは、自分の担当した企画で見かけた同僚、森田柊志に生き別れとなった父の面影をみつける。そして彼の妻とこども達がスキー旅行に出掛けた夜、策略から「オトナの関係」へと持ち込んだ。そして柊志の子供を妊娠したと信じ込んだミチルは、彼に愛されているという確固たる確信のもと「ストーカー」へと変貌していく。

■「誘惑の夏」

病名:不明

『誘惑の夏』(ゆうわくのなつ)は、東海テレビ制作・フジテレビ系列で、1993年6月28日~9月24日に放送された昼ドラである。〔ウィキペディア〕

青春の光と影、その罪と罰を、男女が辿る愛の姿を通して描く。裕福な個人病院の一人娘(櫻井淳子)はエリート医師(木下浩之)との幸せな結婚を控えていたが、ある日、彼女の前にホストクラブに勤める貧しい生い立ちの青年(沢向要士)が現れ、運命が一変していく…。裕福で平和な家庭に育った一人娘が、レイプされ、自殺未遂をはかりやがて精神に異常をきたしてしまうという波乱に満ちた展開が話題になった。過激な役柄をヒロインに抜擢された櫻井淳子が体当たりで熱演し注目された。【以上、文・古崎康成】

■「スキャンダル」

病名:統合失調症(精神分裂病)

スキャンダルは、フジテレビ系で1993年6月29日~8月6日に放送されたテレビドラマ。毎週月曜~金曜9:55~10:25の“妻たちの劇場”枠で放送された。〔ウィキペディア〕

主人公の女性教師・葉山珱子は、子供の頃サーカスのピエロに性的ないたずらをされ、さらにその直後、自分と(いたずらをされた時見ていながら助けてくれなかった)父親には血のつながりが無いことを知ってしまった。父親の(性的したごころのある)スキンシップも不快に感じるようになり、成人してからもストイックな性格として暮らしていくようになった。やがて、珱子はカウンセラーの元へカウンセリングに通うようになるが、更にマインドコントロールがかかってしまう。ある日珱子はエアコンの修理に来た男・立花と出会う。

珱子が勤める私立聖淑女学院の一部の生徒達は、ブルセラショップ「スタジオ アリス」に何度も制服を売りに行くうちに、店主の黒木とすっかり顔馴染になる。その生徒のことで「スタジオ アリス」を訪れた珱子に対し、黒木が目をつけ、精神的に喰い物にしようと企む。屈折した性癖を持つ黒木によって、珱子は監禁され、精神的虐待が繰り返される。ある時、黒木は逃げようとする珱子と襲おうとするが、はずみでナイフが刺さって死んでしまう。そこに偶然出くわした立花は、当時の記憶がはっきりしない珱子に「自分が黒木を刺した」と言って庇ったが、そのことで刑事に目をつけられる羽目になる。

珱子は幼少時のトラウマと精神科医でのカウンセリングによるマインドコントロール、黒木からの精神的虐待、無意識の中で行った黒木の殺害など、様々な要素が相まって精神分裂症になり、ストイックな珱子とは正反対の、淫らで男好きなもう一つの人格を生み出してしまう。人格が入れ替わるとその記憶も残らない。彼女を守るために、立花は常に側にいるようになる。そして立花を犯人として付け狙う刑事も。
やがて立花の助けを借りて、珱子は二つの人格を統合。トラウマやマインドコントロールも克服するが、それと同時に過失とはいえ黒木を殺害した記憶も取り戻していた。二人で奈良の山奥に逃避行するが、それは立花への恩返しであり、珱子は贖罪のため、吊り橋の上から身を投げてしまう。

■「ジェラシー」

本作で黒木瞳が演じる夕子の言動には、現在のストーカー、境界型パーソナリティ障害の定義に当てはまる部分が多い。

『ジェラシー』は、1993年1月6日から同年3月24日まで、日本テレビ系で放送された連続ドラマ。〔ウィキペディア〕

1984年の夏、大学病院に勤務する精神科医、尾崎真人の元を佐藤夕子という21歳の女性が診察に訪れた。治療を続ける内、次第に惹かれ合った尾崎と夕子は、その年のクリスマスイブの夜に結ばれる。
しかし、常識を逸した夕子の独占欲と嫉妬に辟易した尾崎は、1年の交際の後、別れを切り出す。翌日、夕子は尾崎を病院のロビーに呼び出すと、目の前で手首を切りつけた…。不祥事として病院を解雇され、一旦は帰省した尾崎だが、大学時代の恩師である杉村院長の協力もあり、広尾にメンタルクリニックを開業。そして事件から7年目。院長の娘である美紀と婚約。同時に院長から大学病院への復帰を請われる。

結婚式を直前に控えた冬のある日、クリニックを吉岡夏乃という若い女性が来訪。夏乃が訴える症状は、治療当時の夕子に酷似していた…。その直後、姉である夕子が夏乃を迎えにやって来る。フラワーコーディネーターとして活躍をし、結婚して息子もいるという夕子だが、尾崎は、彼女の息子の年齢と名前に疑念を抱く。
同時期、大学病院に銀行の融資担当者、宮坂隆夫が現れる。病院乗っ取りを企てる矢沢副院長など、内部の反逆派と手を組んだ者だった。7年前、尾崎と別れた直後、夏乃の養育などで経済的に困窮していた事もあり、熱心にプロポーズして来た宮坂との結婚を決意するが、宮坂は異常なまでの潔癖症と自己愛的性格であった。彼のDVによって歪められた夕子は、尾崎への憎悪と美紀への嫉妬を抱き、夏乃と共に復讐を展開。のちに宮坂に高額の保険金を掛け、尾崎に殺させる様に仕向けるが・・
夕子が無類の花好きという設定で、番組中に花言葉が登場する。ちなみに黄色のバラの花言葉は「嫉妬」。

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