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バイクのエンジンがかからない・・・

バイク乗りの方なら一度は、いえ、何度か遭遇したことがあるのではないかと思います。

こんな時、バイク屋さんに行く前に自分で以下の10個のことを試してみてください。
以下のことを行えば、それなりの確率でエンジンが再びかかるのではないかと思います。

【セルが回らない場合】

1.キルスイッチの確認

簡単に触れる位置にあるキルスイッチ。
触った覚えがなくても意外とこれが原因でエンジンがかからなかったりします。

まずはこの部分をOFFでないことを確認しましょう。
OFFだったらRUN(ON)に切り替えてもう一度エンジンをかけてみてください。

2.サイドスタンドの確認

車種によっては、サイドスタンドが出たままだとエンジンがかからない機構が付いている場合があります。
もう一度サイドスタンドが確かに払ってあることを確認して、エンジンをかけてみてください。

また、サイドスタンドが払ってあっても、センサーが壊れてエンジンがかからない、といった不具合もあるようです。ご注意を

3.ニュートラルスイッチの確認

車種によっては、ギアがニュートラルでないとエンジンがかからないものもあります。
ニュートラルランプが点灯していない場合は、ギアをニュートラルに入れてからもう一度エンジンをかけてみましょう。

4.バッテリーの確認

暫くバイクを放置していた。
バッテリーを交換してから何万キロも走っている。

以上のことに心当たりがある場合は、バッテリーの残電力がなくなっていることが疑われます。

もし、ニュートラルランプが光っている程度に残電力があるのなら、
押しがけを試してみればエンジンがかかる可能性があります。


また、この問題を根本的に解決するためには、
1.ずっとバッテリーを交換していない場合、バッテリーの買い替え
2.そんなにバッテリーは古くない場合、バッテリーの充電
が必要です。


予断ですが、バッテリーを交換して、そんなに日がたっていないのにもうセルの回りが弱い、とか、セルが回らないような状態になってしまう場合は、レギュレータの故障又はジェネレータの故障が疑われます。(殆どのケースではレギュレーター)

5.ヒューズの確認

あまりこれが原因の状況は少ないかとは思いますが、
ウインカーやテールランプの交換等、電装系を触った後には注意です。
ヒューズが飛んでいないか確認しましょう。

筆者の実体験ですが、
テールランプの交換作業が終わり、動作確認をしている最中にエンジンがかからなくなりましたが、
テールランプの配線が接触→ヒューズ飛び
というのが原因でした。

【セルが回る場合】

6.ガソリン残量の確認

意外と見落としたりします。実はガソリンがない、という場合です。

こういう場合は、焦らずに燃料コックをリザーブにして、
アクセルを何度か回して燃料をキャブに送ってからもう一度エンジンをかけてみてください。

7.ガソリンの状態を確認

暫くバイクを放置していた場合は、ガソリンの状態が悪くなり、燃焼が起きにくくなっている可能性があります。

こうした場合は、キャブ内のガソリンを一度抜き、タンクから新しいガソリンを注入し、
再びエンジンをかけてみてください。

かなり長期バイクを放置していた場合は、ガソリンの全交換が必要です。

8.プラグコードを確認

プラグ交換後等に起きやすいのがこのパターン。
実はプラグコードが抜けていた、というオチです。

実際、筆者も2度程これをやったことがあります。

9.プラグの状態を確認

セルは元気よく回る、エンジンをさっきまではかかっていたし・・・
何で??

といった場合は、プラグかぶりが原因かもしれません。

プラグかぶりは、混合気中のガソリンの量が多すぎて、プラグにガソリンが付着して濡れた様な状態になり、火花が飛ばなくなる状態を指します。

例えば、チョークを引いた状態でアクセルを多く回したり、
冬場にエンジンがかかりにくいからと、セルを押すのと同時にアクセルをガバッと開いたりすると、プラグが被る可能性があります。

プラグかぶりの解消方法としては、
1.プラグを交換
2.プラグ清掃
が挙げられます。

ライターをお持ちの方は、プラグを炙ると付着していた汚れが取れますので、緊急時は試してみてください。

10.混合気の確認

1.~9. までを試してまだエンジンがかからない...

そんな場合は、正常な混合気が作られていないかのが原因かもしれません。

バイクというのは、ガソリンと空気を混合した気体をエンジンの燃焼室に送り、
その気体を圧縮し、プラグが火花を散らし点火することでエンジンを動かしています。

1.~9.で点火まではこぎつけているはずなので、ここでまだエンジンがかからないということは、良い混合気ができていない可能性が高いです。


エアクリーナーの状態を見て、汚れていれば清掃、交換をする)
エアスクリュー、パイロットスクリューを回して混合気を調整する
キャブの詰まりを確認、清掃する
等の作業を行ってください。

【筆者が陥ったエンジンがかからない事象例】

【2014年10月4日追記】
さて、この記事をご覧になった方のお役に立つかもしれないので、実際に筆者が陥ったエンジンがかからなかったパターンを書き留めておこうと思います。

ちなみに、過去になった物ではなく、最近起きたことだけ書く予定です。


エンジンがかからなくなった日:2014年9月27日
車種:VTR250
事象:
2週間~3週間、一度も火を入れていなかった。
チョークを引き、セルを回して、最初はすぐにエンジンが始動した。が、気を抜いていたため、その直後回転不足によりエンストしてしまった。
再びセルを回すも、全くかかる気配が無くなる。
その後、5秒程度セルを回す→10秒程度休んで再びセルを回す
を3セット程繰り返すも、まったくエンジンのかかる気配無し。

その間、アイドルスクリューを調整し、アイドリングが高くなる用に変更したり、コックがONになっていることを確認、チョークを戻してアクセル開で始動を試みるも、エンジンはかからず。

一応プラグを前後とも確認するも、塗れている様子は無し。一応ライターで炙った後再びセットして始動するもエンジンはかからず。

そもそもキャブまでガソリンが来ていないのか?と思い、前後のキャブ内ガソリンを抜いて、再始動するも、エンジンはかからず。

このあたりでバッテリーがかなり弱っていたので1時間程充電。

再度、コック、キルスイッチ(VTRの場合は、キルスイッチがキルになっていると、そもそもセルが回らない使用ですが一応)、チョーク、プラグキャップの確認を行ない、セルを回すこと3セット位。
やっとエンジンがかかりました。


結論:
2週間~3週間の間で、多少ガソリンの着火しやすい成分が抜け、火花に着火しにくくなっていた?
一度ガソリンを抜いた直後エンジンがかからなかったのは、バッテリーが消耗してセルの力が弱くなっていたから?
その日は、なかなか寒かったため、単に車体が冷えすぎていた?

これだ!という結論は出ませんが、とりあえず以上の対応でエンジンがかかりました。
今まで筆者のVTRは、少し乗らなくてもセル1発でエンジンがかかっていたので、かなり焦りました。


もし、同じような症状に陥った方は、参考にしてみてください。

【2014年10月23日追記】
10月4日に追記した、筆者のVTR250のエンジンがかからなくなった現象について、原因と思われる箇所の特定に至ったため、記載します。

原因:
フューエルフィルターの詰まり

が大元の元の原因と思われます!

最初から説明していきますと、
私のVTR250のタンクは、元から車体についていた物を、ちょっと内部の状態が悪い(外装は比較的きれい)物に交換していました。
これにより、直接繋ぐとタンク内の錆がキャブまで届いてしまい、不調の原因になると思われたため、キャブとタンクを繋ぐフューエルホースにフィルターを挟んでおいたのです。
このフューエルフィルターというのが、かなり不純物を取り除いてくれるタイプのもので(詳しく書くと大変長くなるので割愛します。オイルフィルターの小型版みたいのが入ってるタイプです)、
元より燃料供給性が低下する恐れがある、というものでした。

まあ、250ccだし、大丈夫だろうと思っていましたが、
やはりタンク内に錆があったようで、少しずつそれがフューエルフィルターに堆積し、より燃料供給性が落ちていたようです。

さらに、以下がポイント。
筆者は、バイクをしまう時に、残り400m位から燃料コックをOFFにしていました。
これは、キャブ内に存在するガソリンを減らし、キャブ内のガソリンの劣化によるエンジン始動不良を防ぐ目的です。
これが!
これが原因となり、始動時に以下のような状態となったと推測されます。
1.最終乗車時にコックOFFの後少し走る
2.バイクをしまう時、キャブ内のガソリンはかなり少なくなった状態
3.次回エンジン始動時、通常であれば、ガソリンが供給されるが、フューエルフィルターの燃料供給性が落ちていたお陰で全然キャブ内にガソリンが満たない
4.最初はキャブ内の残りガソリンでエンジンがついたものの、その後はガソリン供給が間に合わずエンスト
5.以降、ガソリンが供給されずずっとエンジンかからず
6.最後にエンジンがかかったのは、やっとエンジン着火に至る程のガソリンが満ちたから、と思われます


補足しておきますと、VTRは負圧式ですので、燃料コックがONの場合でも、エンジン停止時はガソリンが供給されないんですね。
エンジン始動時に、キャブが燃料コックに伸びている負圧ホースを吸って、初めてガソリンが落ちる形になるため、こんな症状に陥ったものと思われます。


まとめると、今回のエンジン不動の原因は(推測の域を出ませんが)
1.フューエルフィルターを挟んでいた
2.フューエルフィルターに錆が堆積し、ただでさえ悪いガソリン供給性がより落ちた
3.筆者は普段からガソリンコックをOFFにしていた
4.VTRは負圧式コックだった

という複合要因によるものだったと思われます。


よって、本まとめの10パターンのうちの、6, 10に該当するパターンであったと思われます。



ちなみに、これに気づいてから3週間程度、
1.フューエルフィルターを外し、コックからキャブ直でホースを接続(純正と一緒ですね)
2.フューエルコックはOFFにしない
を実践しましたが、VTRの調子は良好そのもので、エンジンも一発始動となっています。


これから、より始動性をよくするために、
1.プラグ交換
2.オイル交換(現在15w-50が入っているので、冬用に交換します)
3.負圧ホースを新品に
を行い、でもやっぱり錆が怖いので、メッシュ式のフューエルフィルターを装着する予定です。

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