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【石膏デッサンがもっと楽しくなる!】石膏像の豆知識まとめ

石膏デッサンでお馴染みのあの石膏像は一体どんな人?何をしていた人?それぞれ分かりやすくまとめてご紹介します!☆石膏像の名前を覚える際にも是非お使いくださいね。関連まとめを追加いたしました♪

更新日: 2017年10月18日

zero_dessinさん

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【半身像】

ヘレニズム文化の代表的なギリシャ彫刻。
愛、美、性を司る女神・アプロディーテーがモデル。
夫は炎と鍛冶の神・ヘーパイストス。
エーゲ海南西部にあるミロス島で見つかったため、「ミロのヴィーナス」と呼ばれています。

ルーヴル美術館に半身/半身の像があります。
サモトラケのニケ、モナリザとともに「ルーヴル3つの至宝」と呼ばれています。
1964年の東京オリンピックの際、一度だけ日本に上陸したことがあります。

右手で腰布を押さえながら、左手に林檎を持っていると考えられています。

【胸像】

ヘレニズム文化の代表的なギリシャ彫刻。
ギリシャ神話に登場する都市・イーリオスの神官。

苦悶の表情を浮かべているラオコーンの像は、二頭の蛇の怪物に襲われている場面を再現しています。
元々の像ではラオコーンの後ろにラオコーンの二人の息子がいます。(後に二人とも怪物に食べられてしまいます)ラオコーンもアテーナーによって両目を潰されています。

きっかけはトロイア戦争の際、トロイアの木馬をイーリオス市内に持ち込もうとした市民をいさめたことにより、アテーナーを怒らせたことから。

音楽、医術、予言などを司る神。オリュンポス十二神の一人。ゼウスの息子。
別名・ヴェルヴェデーレのアポロン。

あらゆる知的文化的活動の守護神とされ、その性格は理性的・知的でした。であると同時に、人間に当たれば苦痛なく一瞬で即死する金の矢を武器に持ち、疫病で人間を虐殺したり、音楽の腕を競う賭けで相手を生きたまま全身の皮膚を剥いで殺すなど、冷酷な部分も持ち合わせていました。腕力も強かったそうです。

左手に弓矢を持ち、右手には月桂樹の冠(小枝)を持っていたと考えられています。
出光興産のアポロマークに使われています。

ミケランジェロ作。
マルクス・ユニウス・ブルトゥス。
政治家。軍人。カエサル暗殺の首謀者。

カエサル暗殺にはブルータスの妻・ポルキア・カトニスも父の仇として賛同。女性唯一の参加者でした。

「ブルータス、お前もか!」のブルータスは別の人。
(デキムス・ユニウス・ブルータス・アルビヌス。この人も"青年ブルータスの胸像"として、石膏像になっています)

軍神。残忍、冷酷、無慈悲な闘いの神様。オリュンポス十二神の一人。
ギリシャ名はアレス。別名・ボルケーゼのアレス。
天体の火星(Mars)と同一視されており、スペイン語の「martes」(火曜日)も本来は「軍神マルスの日」の意。

ヴィーナスと不倫をしていました。

ヴィーナスが「愛」「女性」を象徴するように、マルスは「武勇」「男性」「火星」の象徴として用いられることが多いです。性別記号の「♂」(オス)は元々マルスを意味する記号です。

左足に重心をかけ、左手に槍を持っています。
物憂げに視線を落とす様はヴィーナスを想い、ヴィーナスに寄り添う軍神マルスの姿とも解釈されています。

出典ameblo.jp

ギリシャ神話の女神・アリアドネ。
ブドウ酒と酩酊の神・ディオニューソス(バッカス)の妻です。
アリアドネとは「とりわけて潔らかに聖い娘」の意。

アリアドネは、ミノタウロスを退治しようとしていたテーセウスが迷宮入りした際に糸玉を渡して彼を救ったことで有名です。

この像はアリアドネ自身ではなく、夫のディオニューソスを表しているものと考えられています(男性像)。

【首像】

ローマ時代の肖像彫刻。
マルクス・ヴィプサニウス・アグリッパ。

古代ローマの軍人。初代ローマ帝国皇帝アウグストゥスの側近であり、最強の右腕でした。
カエサルに見出されて、軍略の弱い皇帝の補佐的役割を任され、その軍事面での協力は著しいものがあります。生涯を通じ、公私ともにアウグストゥスに尽くしました。

また、ローマ帝国内で建築物をたくさん建造しており、ラファエロの眠る"パンテオン神殿"や世界遺産である"ポン・デュ・ガール"をはじめ、"アグリッパ浴場"という古代ローマ史上初のテルマエ(大型公衆浴場)を作りました。

出典ameblo.jp

健康の女神・ヒュギエイアがモデル。アポロの孫娘にあたります。
「痘痕(あばた)のヴィーナス」は通称で、アテネ神殿内部から発掘された当時から顔面に損傷がたくさんあった為、こう呼ばれるようになりました。

ヒュギエイアはクリムトの絵にもなっています。

出典ameblo.jp

ギリシャ彫刻。
パルテノン神殿・西側から出土(破風彫刻の一部)。
別名・パルテノンのヴィーナス。痘痕のヴィーナスとも呼ばれる。
所有していたレオン・ド・ラボルト伯爵がこの頭部をパルテノン神殿に帰属するものだと分析したことから、「ラボルト」と呼ばれるようになりました。

海の神ポセイドンの奥様・アンピトリテがモデル。
アンピトリテは、ポゼイドンから求婚された際にイルカをプレゼントされたそうです。(プロポーズするためにイルカを作ったとも言われています)

勝利の女神・ニケを表しています。

出典ameblo.jp

ミケランジェロ作。
ジュリアーノ・デ・メディチ (ヌムール公)。
ルネサンス期のイタリア・フィレンツェにおいて、銀行家・政治家として台頭したメディチ家の息子。(三男)

政務に励むよりも、文人や芸術家と交際し、芸術家のパトロンになるなど華やかな文化人、宮廷人だったそうです。
友人にはレオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロなどがいます。

あの「モナ・リザ」はメディチがダ・ヴィンチに依頼して描かせたものだそうです(モデルはフィレンツェの商人の妻・ジョコンド夫人が有力)。

出典ameblo.jp

軍神マルスの青年時代の姿を模したもの。

【半面】

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ルキウス・ケイオニウス・コンモドゥス・ウェルス。
「大顔面」の名前でおなじみですが、元々はローマ皇帝「ルキウス・ウェルス帝」の胸像の顔面です。

戦争の際は優れた将軍達を配下に置き、指導者として高い能力を発揮していたそうです。また俳優や音楽家などに囲まれながら夜通し宴会を行うなど、享楽的な生活を送っていました。
苦言を呈されることもありましたが、陣中に陽気な雰囲気を作ることでかえって士気を高めていたとのことです。

【部分像】

出典ameblo.jp

男の足(実物2倍)と呼ばれています。
「ボルゲーゼの闘士」像の左足部分。

出典ameblo.jp

レオナルド・ダ・ヴィンチ作といわれていますが、実際にはダ・ヴィンチが作ったものである可能性は限りなく低い彫刻。

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