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この記事は私がまとめました

MotsuMCさん

Singapore to Kuala Lumpur編、完結。

総走行距離447.3km
直線距離でいうと東京から滋賀県あたり。
海沿いをテクテクと、7日間ペダルを回した。

ちょっとドライマンゴー買いに行ってくる的な、あえてチャラいテーマで照れ隠しをしたが、毎日が真剣に素晴らしい経験だった。
南アジアの日常、「ケ」は日本の日常と寸分違わず正しく美しい。
そしてこれは、、多分いくまえから分かっていたし、世界中どこでもそうだが、人々の日常はいつの日も実直で穏やかに営まれている。
僕はただただそれを再確認し、ただただそれを嬉しく思った。

マレーシア、シンガポールのみなさん、本当にありがとうございました!

Motsu MC

七日目のルート(67.4km)
Putla Pointからクアラルンプール・ペトロナスタワー
Putla Point to Kuala Lumpur Petronas twin tower

染み渡った。
この日は値段とか細かいことを全く憶えていないw

買ったドライマンゴーの写真を撮るのをすっかり忘れ、ハイカロリーな夕食に突入した。
そういえば最終日は昼食を食べずに走っていた。
いやしかしさすが大都会クアラルンプール、割と堂々とビールが売っている。
旅行中一日もやらなかった「しっかり呑む」という行為を今日は独りやろうと決心した。

ホテルをさくっと見つけてドライマンゴー探しに出た。

やったぜーーーーーーーーーぃ!!!!!!
いやっほーーーーーぉぉぉぉぉぅぅぅうう!!

と、あまりにもよそ行きっぽい人が多かったので心の中で叫んだ。

到着ーーーーーーーーーーーっっ!!!!

二本の真下に立ったとき、快感の鳥肌が全身に押し寄せた。
ぞわわわわわわーっ!!!!

素晴らしい!素晴らしい!素晴らしい!

マレーシア素晴らしい!

人生って素晴らしい!

これがKLタワーだよって言われてポカンであった。
あの二本のビルはどこですかと聞くと、ああペトロナスタワーね、と言われそこでやっと気づいた。
イメージしていたゴールはそっちだ!と急いだ。

中心部のさらに中心部。
道を訊いても分からない人もいっぱいいた。
僕と同じ異邦人だ。

とそっくりの高架下。
ここだけは自動車専用な感じでではなく、交差点と信号の配置が東京のソレに近かった。
いつも都内で走ってるリズムが戻ってきた。
この辺で僕のような装備の西洋人のサイクリングを二台見かけた。
これからKLを出発なのだろうか?
KL抜けるの大変だぜーと思ったが同時になんだか少し羨ましかった。

高架の切れ端にふと発見した聳え立つビル!
この時点ではこれをKLタワーだと思っていたが、これはペトロナスツインタワーなのであった。KLタワーはもうちょい地味な一本の塔であるが、ここの信号待ちでは大声でKLタワーキターーーー!と叫んだ。
どうせ奇特なオッサンであるからそのくらいはどうってことない。

そろそろKLも見えてくる頃なのでは、と思ったあたりのサービスエリアで休憩すると一般道につながった従業員通路的なものを発見したので、さすがにそっちを選択した。
もうこの辺ではGoogleMapは見ても道がごちゃごちゃでメンドくさいので見ていない。
標識を見たり人に訊きまくったほうが早いのだ。
思い返すとこの旅では日本にいる10年分くらい知らない人に尋ねごとをした。
旅の恥はかき捨てというが、なにも捨てた感じはせず、なにか貰ってばかりいたような気がする。

高速で走る車の追い風で快適に進んだ。
広い路肩をチマチマすすむ原チャリもいるので、まあコレも原チャリみたいなモノだし、と言い聞かせた。
ただ分岐と合流の度にとてつもないスリルを味わった。

さらに進んでいくとこうなった。
標識的には完全NGのはずだが一般道に逸れる道がないので仕方なく行くと料金所があった。
行っていいんですか?みたいなジェスチャーをすると係員は、うん仕方ないな、みたいな顔で、行け、とのジェスチャー。
謎だらけだがまあダメモトで行ってみようと進んだ。

気がつくとどうみても高速のような道を走っていた。
いつ入ったんだろう?
え!でも人も歩いてるし??
謎だらけだが、こういう店などがないところではルーターの電波は無いのでGoogleMapが全く機能せず、歩いてる人や渋滞中の車に訊いたりKLまでほとんどあてずっぽうで進んだ。

全く動かない渋滞をすり抜けていくとモスクから礼拝終わりの群集がゾロゾロでてきた。
えー!道の真ん中に車を止めて礼拝?
みんな普通に止めていた車に乗って帰っていった。
そして老いも若きも全員男だった。
異国の常識とはホントに興味深いものだ。

びしょ濡れ走行プラスこの0.3RMのチュウチュウアイスを腰ポケットに両方挿して走ると最強であった。それ用に6本買ったが「携帯用冷え~る」みたいなヤツを買ったと思えば安いものである。
ただコレ、溶けてから飲むと甘すぎて頭が痛くなるほどだった。

空港そばからKLにアプローチしたルートは新興住宅地をじゃんじゃん作っていた。
看板にはシロアリがどうのこうのと書いてある。
この土地はシロアリが出ませんよ!みたいな宣伝だろうか?

昨日と同じレストランがビュッフェになっていた。
といっても食べ放題ではなく自分で好きにとったものをおばちゃんが計算しに来る、というスタイル。
コーヒーは昨日と同じで念を押したにもかかわらずまた甘いのが来た。
RM12/360円

さあさあ今日はいよいよKLタワーにアプローチだ!

旅行中、ホテルでは大体コレだった。
異国の地で脳内に投影する日本のラノベ風景。
かなりの贅沢なのではないかと思う。

夕食にホテルの隣の食堂でナシゴレンとなにか肉を、と頼んだら内蔵系がでてきてビックリした。
そういえば内蔵系は今回初めてだが、ポピュラーなのだろうか?
そしてコーヒーの念を押すのをわすれてまんまと甘ったるいやつがきてしまった。OMG

今回初のナイトランをした。
付近に適当な宿が無かったので空港エリアを東にずっといったところを探し、ようやく泊まれる所を確保した。
道が高速みたいな作りになっていてさらに路肩が無く、ほとんど泣きそうになりながら走った夜だった。
ホテル名は失念。
70RM/2100円

KL空港エリアの東側を通る。
日も傾いてきて心細くなってきた。

旅行中ずっと履かずにくくりつけていたスニーカーを片方ロストした。
先ほどランチをした所をでてからハードな道が続いていて、坂道で押して歩いているときにサルに威嚇されてビビッてダッシュしたりしていたのでその辺りだろう。
マレーの猿の子供は可愛くて愛想よく寄ってくるのだがそのまま見ていると必ず親ザルが枝をズザザザザっとやりながら脅してくるのである。
そしてそれがかなり怖いのだ。
緑のちょっとお洒落なスニーカー、気に入っていたモノだが、まあマレー猿(子供)のオモチャになっていると思えば本望である。
残った片方も捨てていこうと思ったが、何かの記念になるかと思い日本に持ち帰った。

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