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【絶食】なぜ「ダイオウグソクムシ」は食べなくても平気なのか?

ダイオウグソクムシの絶食する理由と食べなくても生きていられる理由をまとめてみました。画像や食べている動画もご一緒にどうぞ

更新日: 2018年05月05日

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rainshineさん

「絶食」6年目!

長期間、餌を食べていないことで話題となっている三重県鳥羽市・鳥羽水族館の深海生物「ダイオウグソクムシ」が2日、“絶食”してから6年目に入った。この日、同水族館が餌をやる様子を報道陣に公開したが、食べないままだった。

このダイオウグソクムシの名前は「NO1」で、07年9月にメキシコ湾からきた。体長約29センチ、体重約1キロの雄。09年1月、アジ1匹を食べたのを最後に餌を口にしていない。

ダイオウグソクムシ

節足動物門等脚目のスナホリムシ科に属する海生甲殻類。
メキシコ湾や、西大西洋周辺の深海200-1000mほどの深さの海底砂泥地に生息している。

等脚類としては世界最大であり、体長は20-40cmで、最大50cm近くにもなる巨大な種である。日本最大の等脚類であるオオグソクムシでさえ最大15cmほどなのに比べ、遙かに大型となり、体重は1kgを上回る。

ダイオウグソクムシは、陸上に生息するダンゴムシやワラジムシ、フナムシなどと同じ等脚目の生物です。ダイオウという和名が示す通り、9,000種以上が存在するとされる等脚目の中で最大の大きさを誇り、世界最大のダンゴムシのなかまとして知られています。

「海の掃除屋」

メキシコ湾やカリブ海などの深海に生息する海生甲殻類で、等脚類中の最大種。魚などの死骸を食べるため「海の掃除屋」とも呼ばれる。

ダイオウグソクムシはオオグソクムシとともに、「深海の掃除屋」「深海の死肉喰い」といわれています。深海に魚などの死体が落ちてくると、ヌタウナギ、エンコウガニ、イバラガニなどの仲間とともに、もの凄い勢いで喰らいついて瞬く間に掃除してしまいます。

「口臭」が臭い!?

鋭利な歯を隠し持つ。フナムシでさえ噛まれると結構痛いので、オオグソクムシならかなりの痛手を負うことになりそうだが、ピンチになるとなぜか口から放つ悪臭液で敵を撃退するという。歯を使わずに口臭で戦うのは平和主義者か腰抜けか。

「飢餓」に強い

本種は巨体にも関わらず飢餓にも強く、8週間程度絶食させても平気だったとされる。餌の少ない深海の過酷な環境の中でこのような巨体になることは、ダイオウイカと並んで深海生物の巨大症の例としてよく引用される。

なぜ食べなくても生きていけるのか?

深海のそうじ屋のはずが、なぜエサを食べず、何年も生き続けていられるのか?残念ながら、その理由はわかっていません。

ダイオウグソクムシが生息する深海は特殊な環境なので、常に、エサが豊富にあるわけでないのです。したがって、何も食べないで、絶食状態にあるときもあるのでエサがあるときは、しっかり食べるようです。

「なぜ食べないのか、私にも正直わかりません。ほかの水族館に尋ねたり、文献や研究資料に当たったりしていますが、回答もヒントも見当たりません。やはり、深海という環境に適応して、あまり食べずに生きていける生命システムを獲得した、と考えるのが一番自然なんだと思います」

鳥羽水族館の飼育係の森滝丈也さんのコメント

2013年2月に入館以来4か月間絶食していた個体が同年6月に死亡した際に解剖したところ、消化管に消化されていない魚が106g(当初発表では160g)ほど残っていることが確認された。

寿命は?

ダイオウグソクムシまだ生体はよく解明されていません。
深海の生物ですから、どのように生まれて大きくなるのか。こんな状態ですから残念ながら、寿命は分かっていないですね。飼育の記録くらいでしょう。

正確な寿命はわからないのですが、推測としてダイオウグソクムシと似たような節足動物の寿命が40~60年と言われれいるので、それぐらいではないかといわれています。

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