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もはやSFじゃない!目に見えないタッチスクリーン『displair』が世界を変える

SF映画の世界でしかお目にかかれなかった目に見えない空中のスクリーンに画像が表示される。そんな光景が現実化されそうです。ただ技術的にイノベイティブなだけでなく環境や衛生面、健康にもメリットがあるその実力は今後の世界を大きく変えていきそうです。

更新日: 2014年01月28日

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この記事は私がまとめました

yusffさん

ボタンが過去の産物でタッチスクリーンが現在だとすると、未来のスクリーンはいったいどんなものになるのだろうか?

displairが量産化されたらこれ以上のSFの現実化はなかったかも。

まさにスターウォーズやマトリックスで見た世界です

displair完全に未来です。 display+air 命名もシンプルで分かりやすくて素晴らしい displair.com

製品名から想像がつきやすいのがいいですね。displayをairにした事をそのまま造語にしたという事でしょう。

まずは驚きの実動動画を

displairからの公式動画です。展示会ではゲームの実践も行われていたとのことです。

かなりスムーズにジェスチャーに対応しています。手をスクリーン内に入れても画の乱れが一瞬で修復されるのでストレスもなさそうです。

霧のスクリーンを挟んでの会議はまさにSF で見た光景です。スクリーンをまたいでというか突き刺す形でペンの受け渡しをしている光景は新鮮すぎます。

映像が映されるのは空気中に射出された「霧」

テレビセットやモニターといった幅を取る乱雑なガジェットに辟易としていたので、それを解決する何かを開発したかったんだ

進歩や発展は省略や簡略にあるとも言えます。家電の中でも場所を選び多くのスペースを占有するテレビやスクリーンがなくなると屋内の内装デザインだけでなく外の世界の外観すらも変えてしまいそうです。またそういった変化が想像もつかないメディア体験をさせてくれる新しい時代がやってきそうです。

displairでは他の多くのスクリーンシステムで必要としている様な特殊なメガネの着用等の必要はない。映像は目に見えないスクリーンに映し出されているだけなんだ。

最近の3Dメガネなど、すごいんだけど何か違う感があり一長一短な部分がありましたが全ての期待に答えさらに想像の斜め上を行ってくれる未来のデバイスにはもってこいなのではないでしょうか。

イメージは湿っぽさを一切感じさせない程細やかな水の粒子からなる霧状のカーテンの層内に照射される。

紙きれをかざしても全く濡れない程細かな水の粒子らしくもちろん手をかざしても濡れた感覚等もないそうです。

ホログラムの様な3Dの映像が霧のシート上に映し出される

赤外線センサーを応用して3D映像を照射する事に成功したとのことです。SF映画でよく見たホログラム上の人が映し出されて映像会議といった光景もこの技術で実現してくれそうです。

ジェスチャーによる操作にも対応

ジェスチャー認識機能も備えているので、インタラクティブに操作もできるとのことだ。

Kinect的なセンサーにより手の動きを検知して、画像に触れるようにして操作することが可能になっているというです。

ピンチやズーム等今現在多くのモバイルデバイスで使用されているジェスチャー操作に対応している。

現在のマルチタッチ操作もかなり感覚にうったえかける物ですがそれを継承しされに前から後ろい押し出すといったようなこれまでにないジェスチャーも出てきそうです。

1500もの直感的な手の操作に対応している

kinectに似た技術の応用だそうです。人間の自然な動作が見えないスクリーンにそのまま照射される。まさにSFの世界です。

ただ凄いだけでなく健康や衛生、環境へのメリットも

駅等の公共の場所での使用を考えた時に多くの人が利用する事を考えると、マルチタッチスクリーンが抱えている衛生上の問題を解決する事ができる。

スマートフォンが衛生上トイレの便座以上に不衛生だと報道がされたのは記憶に新しいですが、displairの様な非接触型のスクリーンだとそういった衛生面での問題が解決するというわけです。不特定多数の使用が考えられる公共への導入も現実的と考えると大きなメリットと言えるでしょう。

霧の湿気は肌健康にも良い

湿った感覚こそなけれども微細な水の粒子が手の分子レベルへの保湿効果があるのは自明ですね。こういった技術がモバイルという形で実現するとかなりの時間をその操作に費やしている我々の身体への影響も考えられる事から健康に良いというのは大きなメリットとなります。

現在電気産業は膨大な量のゴミを排出して問題となっている。今さらメガネや金属製の箱を量産し、使用しては廃棄を繰り返すのは理にかなわない。中には毒性のあるパーツさえあるんだ。

技術革新による負の遺産は常に懸念される事項でしたが、昨今のイノベーションの中でも技術的にもそのエコフレンドリーな度合いでも群を抜いた物ではないでしょうか。資源の節約はエネルギーの節約、労働の節約にも繋がり、さらなる産業構築、イノベーションへの橋掛けになります。

開発はロシアのベンチャー企業

全ての物はすでに自然の中に存在しているんだ。そして我々人間が創造する全ても自然からやって来る。だから自然を注意深く観察さえすれば、自ずとそこに答えがあるものだよ。

マクシム・カマニン氏がCNNのインタビューで話した言葉ですがそういった自然から自然と得た発想だからこそ環境への配慮も得たイノベーションに至ったのでしょう。彼の語り口はとても柔らかくまっすぐとした受け答えには惹き付けられる物があります。

アストラハン国立工科大学の学生だったマクシム・カマニン氏が24歳の若さで考案、企業。
教会内のロウソクの火を見た時に空気内に映像を映し出すアイデアを思いついたそうだ
奥さんの支えもあり最初は家族、友達から始まったビジネスはロシア内の有能なエンジニアをも巻き込み、国内全てのイノベーションコンペで優勝し、ネドベージェフ大統領からの直接の応援も受けている。
ビジネスは国際戦略の段階に達しており、権利関係の問題や技術面の問題もまだ多く残るが多くの投資家からの投資やITベンチャーとの繋がりも広げており今急速に成長中とのことだ。

ロシアの報道番組ロシア24内の紹介ビデオ(英語字幕あり)
”どうやって空気からお金を作り出すか”というタイトルで特集を組んで、displairとその創業者マクシム・カマニン氏についてまとめてあります。

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