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難しすぎてプロも避けるような「超難易度」ピアノ楽曲5選

今回はピアノ楽曲の難易度の限界にいどんだ作品を取り上げました。どの曲も難易度が高すぎて今日では難易度を下げて演奏されたり、ごく限られたピアニストだけが演奏するような曲ばかりです。

更新日: 2014年01月01日

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リスト作曲「パガニーニによる超絶技巧練習曲第3番”ラ・カンパネラ”」

通称「パガ超」。一般に演奏される「パガニーニによる大練習曲第3番”ラ・カンパネラ”」通称「パガ大」とは違います。

初版の『パガニーニによる超絶技巧練習曲』はリストの数ある難曲の中でもっとも難しい作品の一つ

20世紀最高のピアニスト、ウラディミール・ホロヴィッツをして「演奏不可能である」とまで言わしめるほどであった

アップライトピアノでは構造上、連打に鍵盤が追いつかず音が繋がってしまう為、指定の速度での演奏は不可能となる

俗に言うカンパネラは「パガニーニによる大練習曲」で、リストが初版の超絶技巧練習曲を難し過ぎて誰も弾けねーわwwwってなって難易度下げたやつ。でも練習曲ってレベルじゃない。トリルとオクターブ跳躍と臨時記号の嵐。まさに\(^o^)/

リストのパガ超はリサイタルでは弾く曲じゃないよな。いや、上手く弾ければリサイタルには良い曲かもしれないけど。今のところのベストはペトロフ辺りでしょうか。

録音として残したのは、ニコライ・ペトロフ、大井和郎、レスリー・ハワード、ジャンヌ=マリー・ダルレの4人だけと言われるほどの難しさ。

ヴォロドス編曲「モーツァルトのトルコ行進曲」

超絶技巧ピアニスト「ヴォロドス」が編曲したトルコ行進曲。

トルコ行進曲の編曲(というよりはかなり凄いアレンジで複数部分を同時に弾いていたり、リストばりの難曲になっています)は驚くばかり。モーツアルト本人がこの世に戻ってきても弾けないかもしれません。

天才モーツァルトでも演奏は難しい?

アルカン作曲「鉄道」

当時の最先端技術の蒸気機関車を表すにはこの指定速度が必要不可欠だったそうです。

まるで暴走機関車のこの曲。

指定されたテンポは16分音符で右手が動き回る曲としては異常なまでの速さであり、演奏を困難にさせる原因の一つとなっている

実際の演奏において指定テンポ通りに弾くのはほぼ不可能と言える作品である

上記のような難しさに加え、アルカンの曲が一般にあまり知られていないということもあり、演奏される機会や録音は非常に少ない。

アルカンの鉄道とか、弾ける人全然いないなんて言われると弾きたくなっちゃうじゃん_:(´ཀ`」 ∠):_ 体力ないから無理だけど、てかピアノって腕立てやるより腕に効果的な希ガス

ゴドフスキー編曲「ショパンのエチュードによる練習曲」

ショパンのエチュード「黒鍵」と「蝶々」を同時に弾くという超絶技巧曲。まさに「おふざけ」な超難易度曲。

おそろしく演奏の至難なことで知られ、音楽評論家のハロルド・ショーンバーグは「ピアノのために書かれた作品でこれ以上ありえないほど難しい」と評している。

今までに全曲録音を行ったピアニストはジョフリー・マッジ、カルロ・グランテ、マルカンドレ・アムランの三人。

リサイタルで全曲演奏を行ったピアニストは、カルロ・グランテとフランチェスコ・リベッタのみだそうです。

ラフマニノフ作曲「ピアノ協奏曲第3番の大カデンツァ」

映画「シャイン」ではこの曲は最も難しいピアノ協奏曲だと言っています。この大カデンツァはオッシア(Ossia)とも呼ばれていて、一般には簡単なほうの小カデンツァが弾かれています。

カデンツァとは、協奏曲(ソロ楽器とオーケストラが一緒に演奏する曲)で、ソロ奏者がオーケストラ無しで独奏すること

ソリスト(ピアニスト)の見せ場である訳です。

「ossia」は「オリジナルを弾くのが難しければ、こっちの簡単ヴァージョンを弾いてもいいですよ」と、元より易しくなっているのが普通ですが、ラフマニノフは「弾けるものなら弾いてみな!」と喧嘩を売るようなものすごく難しいヴァージョンを作りました

あっさりした小カデンツァに比べこの大カデンツァは重厚な和音を使った派手なものです。

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