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『アリとキリギリス』の原典『アリとセミ』 知られざる本当の結末

イソップ童話の有名な寓話である『アリとキリギリス』の本当の教訓とは。

更新日: 2014年01月02日

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メモリ箱さん

『アリとキリギリス』は本当は『アリとセミ』の話だった

ドイツやイギリスなど、セミのいない地域では、「キリギリス」や「コオロギ」などに変容

ロシアでは、「トンボ」となっている

「アリとキリギリス」って、原題は La Cigale et La Fourmi といいます。
fourmi とはアリのことなんですが、cigale って、セミなんです。

フランスの原版「アリとキリギリス」

もともと、「アリとキリギリス」は「アリとセミ」という物語だったんだけどね。ヨーロッパにセミがあんまりいないのでキリギリスにされたんだけど。

原作はイソップ物語

当時のギリシャで生きるための知恵や権力者をいましめるためにつくった寓話で

文字が読める人がほとんどいなかったため、話は口伝えで広まった

日本での『アリとキリギリス』

天草で版行したキリシタン版ローマ字綴り口語文「伊曾保物語エソポのフアブラス」が最初

もたらされたのは1593年(文禄2)
この時は「アリとセミ」

「アリとキリギリス」の童話では最後に「アリはキリギリスを招き入れて食糧をわける」ということで終わるのは周知の事実だけど、「アリは瀕死状態のバッタ目の昆虫を巣に連れ込み、水等を与え延命させつつ少しずつ体液を吸いとり、体液がなくなってから体を食べる」習性があることは殆ど知られてない。

原典での結末

『あなたは、なぜ夏の間食べ物を集めておかなかったんです?』『暇がなかったんです。歌ばかり歌っていましたから』と、セミは言いました。すると、アリは笑って言いました。『夏の間歌ったなら、冬の間踊りなさい』

すると、セミはこう答えました。
『歌うべき歌は、歌いつくした。私の亡骸を食べて、生きのびればいい。』

世界に広まってるイソップ童話の「アリとキリギリス」(原作は「アリと蝉」)の話、キリギリスを助けるエンディングになってるのが日本とスペインぐらいっていうの興味深い

教訓

将来の危機への備えを怠ると、その将来が訪れた時に非常に困ることになるので、アリのように将来の危機の事を常に考え、行動し、準備をしておくのが良い

アリのように夏にせこせことためこんでいる者というのは、餓死寸前の困窮者にさえ助けの手を差し伸べないほど冷酷で独善的なけちであるのが常だ

アリとセミというイソップ童話がある。 アリが美徳とされるが、セミにも一分の理があると言いたい。 セミはその身が燃え尽きるまで歌う。 現代人ならば、セミの一生を賭けた絶叫の切なさをよく知っているはずである。

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