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【意外と知られていない名作イタリア映画】ネオレアリズモ まとめ

第二次大戦直後に現れたイタリア映画の新しい傾向。現実を客観的に凝視し、ドキュメンタリー風に描写した。

更新日: 2014年01月13日

vaulter0370さん

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ネオレアリズモって?

ネオレアリズモ(イタリア語: Neorealismo)とはイタリアにおいて、1940年代から1950年代にかけて特に映画と文学の分野で盛んになった潮流。イタリア・ネオリアリズムとも言われる。

この時期の映画は、内戦による恐怖と破壊を経験したあとで未来を築こうとあえいでいたイタリア社会に現れた問題や現実に題材をとっていた。

自転車泥棒

『自転車泥棒』(じてんしゃどろぼう、原題: Ladri di Biciclette, 英題: The Bicycle Thief)は、1948年に公開されたイタリア映画。第二次世界大戦後のイタリアを舞台に、戦後の貧困とその中で生きる親子を描いた作品。
ネオレアリズモ(新写実主義)の名作と評される。モノクロ作品。1948年、アカデミー外国語映画賞受賞。

主役の親子にはオーディションで選ばれた素人を配役している。

戦後の貧困にあえぐイタリア社会をリアルに映し出そうとするテーマが見受けられ、ドキュメンタリー的撮影手法が多く使われている。

上記の点は、まさにネオレアリズモ作品の特徴そのものであり、本作品が「ネオレアリズモの名作」と呼ばれる所以でもある。

ちなみに・・・

日本のSFアニメにおける金字塔作品の『機動戦士ガンダム』で、チーフシナリオライターであった星山博之は、本作のような話をやりたいといい、カイ・シデンとミハル・ラトキエの話を考えたという。

無防備都市

本作は同年、白黒フィルムで撮影され、ネオレアリズモと呼ばれるイタリア映画の全盛期ともいえる一時代の幕開けとなった。
第二次世界大戦後、イタリアのネオレアリズモ映画は、世界中に衝撃を与えた。そして数々のネオレアリズモ映画の中でも、とりわけ有名なのが、この『無防備都市』である。
『無防備都市』からはさまざまな伝説が生まれた。中でも最も有名なのが、この映画を観たハリウッドの大スター、イングリッド・バーグマンがロッセリーニに手紙を書き、そのことがきっかけで芽生えたロマンスと世紀の一大スキャンダルである。また、この映画の撮影をめぐる苦労の数々のエピソードも今では伝説のヴェールに包まれている。

今みても大変衝撃的な、ロッセリーニによるレジスタンス劇である。

投稿者:skull & rose 投稿日:2003-05-07 01:32:37
退屈な映画には言いたいことがいっぱいあるけど、いい映画には言うことが何も見当たらない。このリアリティにはドキュメントでもかなわないのではないだろうか。特に死というもののあっけなさは圧倒的だ。悲しみと憎悪に歪むドン・ピエトロ神父の顔が忘れられない。

戦火のかなた

素人俳優を起用し、徹底したリアリズム・タッチで描き出した戦争群像で、「無防備都市」(45)と並んで、ロッセリーニの、というよりは戦後イタリアの生んだ傑作となっている。その圧倒的な迫力と胸をえぐるようなエピソードは、ドラマとしての見応えもさることながら、痛切に戦争での悲劇を物語る。

素人俳優を起用し、徹底したリアリズム・タッチで描き出した戦争群像で、「無防備都市」(45)と並んで、ロッセリーニの、というよりは戦後イタリアの生んだ傑作となっている。その圧倒的な迫力と胸をえぐるようなエピソードは、ドラマとしての見応えもさることながら、痛切に戦争での悲劇を物語る。日本初公開時は(3)のエピソードがカットされた97分版であった。

揺れる大地

ジョヴァンニ・ヴェルガの『マラヴォリア家の人々』にインスピレーションを受けたと言われる。貴族でありながらマルキシズムに共鳴した「赤い貴族」ヴィスコンティが、シチリア島を舞台に仲買人に搾取される労働者と、厳しい現実にもかかわらず逞しく生きていく一家を描いたネオレアリズモを代表する傑作。役者たちは実際にシチリア島に住む素人である。
「海の挿話」という副題がついているのは、本作が当初は共産党の製作によるシチリアの労働者についてのドキュメンタリー3部作の第一弾となる予定だったからである。他の2作は製作されなかった。

『揺れる大地』(イタリア語: La terra trema: episodio del mare, 「揺れる大地 - 海の挿話」の意)は、ルキノ・ヴィスコンティ監督による1948年(昭和23年)製作・公開のイタリア映画である。ヴェネツィア国際映画祭国際賞受賞。

「ニュー・シネマ・パラダイス」の中で、、、

本作が映画館で上映されているシーンがある。同作の舞台は、同作の監督ジュゼッペ・トルナトーレの出身地で本作と同じくシチリア島。

ヴィスコンティ版「怒りの葡萄」。ネオ・レアリズモ仕様・漁師篇。なんて書くとやたら軽薄な感じだが、事実その通りの内容で、ここで若き巨匠は、ヴィットリオ・デ・シーカ監督に倣ってプロの俳優を一切使わず、シチリア島アーチ=トレッツアの漁師を起用し、作品の現実味を増させることに成功している。素朴な島の民俗が盛り込まれ、権力と自然に拮坑する労働者の有り様と、一人の若者の闘いと挫折を、力強く描く、ヴィスコンティ初期の意義深い名作。

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vaulter0370さん

映画大好きなので、映画やその他気になったことや好きなことをまとめてます。