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一般的な神社にはあって伊勢神宮にはない"モノ"のまとめ!? 【おみくじ、狛犬、注連縄…etc.】

伊勢神宮には、一般的な神社ではよく見かけるアレやアレなどがなかったりします。それは何か? お伊勢参りした経験のある人も、案外、気が付いてないかもしれません。伊勢神宮にはないアレについて、その起源などを紹介しつつまとめてみました。【調べきれない項目があったので、それについてはわかり次第更新します】

更新日: 2019年12月20日

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この記事は私がまとめました

gosyuinさん

■目次

※本まとめの位置づけ

■伊勢神宮
(他の神社にはあって伊勢神宮にはないのは何か! という話の前に、そもそも伊勢神宮とは何かを知ろう!)

■注連縄(しめ縄)/狛犬/鈴/賽銭箱/おみくじ
(いよいよ本論! 伊勢神宮にないのは何? その起源やそれがない理由を紹介します)

□御朱印帳(参考)

※本まとめの位置づけ

■伊勢神宮

【「伊勢神宮」とは125社神社の総称】

伊勢神宮とは、伊勢の宇治の五十鈴(いすず)川上にご鎮座の皇大神宮(こうたいじんぐう、内宮=ないくう)と、伊勢の山田の原にご鎮座の豊受大神宮(とようけだいじんぐう、外宮=げくう)及び別宮など125社神社の総称です。

<125社の内訳>
 ・正宮(しょうぐう)…2社(皇大神宮(内宮)と豊受大神宮(外宮))
 ・別宮(べつぐう)…14社(神宮の社宮のうち正宮に次いで尊いとされる宮)
 ・摂社(せっしゃ)…43社(『延喜式神名帳』に記載されている正宮、別宮を除く神社)
 ・末社(まっしゃ)…24社(『延暦儀式帳』に記載されている正宮、別宮、摂社以外の神社)
 ・所管社(しょかんしゃ)…42社(正宮・別宮・摂社・末社以外の神社)

伊勢神宮は、伊勢市だけでなく、度会郡大紀町・玉城町・度会町、志摩市、松阪市、鳥羽市、多気郡多気町の4市2郡(4町)に分布しています。

【正式名称は「神宮」 / 「伊勢神宮」は通称】

「お伊勢さん」「大神宮さん」と親しく呼ばれる伊勢神宮は、正式には「神宮」といいます。

全国には多くの「神宮」の称号が付くお社がありますが、「神宮」とのみ呼ばれるのは、わが国で最も至貴至高の唯一のお社だからなのです。

「神宮」と名の付く神社は、鹿島神宮、香取神宮、明治神宮、熱田神宮、平安神宮など、全国にいくつか存在します(ちなみに、東京大神宮や船橋大神宮などは「神宮」ではなく、あくまで「大神宮」です)。

伊勢にある「神宮」が一般に「伊勢神宮」と呼ばれるのも、「神宮」と名の付く他の神社と区別するためです。

【式年遷宮(20年に1度のお引越し)】

遷宮(せんぐう)とは、神社の正殿を造営・修理する際や、正殿を新たに建てた場合に、御神体を遷すことです。式年とは定められた年という意味で、伊勢神宮では20年に一度行われます。

第1回の式年遷宮が内宮で行われたのは、持統天皇4年(690)のことです。それから1300年にわたって続けられ、昭和48年に第60回、平成5年には第61回が行われ、平成25年に第62回を予定しています。

第62回の遷宮が平成25年に行われたため、現在、伊勢神宮は空前絶後の参拝ブームに沸いています。

【以上、伊勢神宮の概要紹介終了!】
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【以下、伊勢神宮には何がないかを紹介します】

■注連縄(しめなわ)

神社では、注連縄が鳥居や拝殿などに張ってあるのを目にする機会が多いかと思います。
出雲大社の大きな注連縄は有名です。

一般家庭でも、お正月には、玄関や門口などに注連縄を飾り、歳神様を迎えるという習わしがあります。
一般には、松の内を過ぎると外されるのですが、伊勢神宮のお膝元である伊勢地方では、1年を通して注連縄をお飾りする風習があります。

ところが、伊勢神宮では、鳥居にも拝殿にも注連縄はありません。理由は不明です。

以下では、注連縄の豆知識を少々。

【注連縄で神聖な場所を示す】

注連縄(しめなわ)とは、ご存じの様に神社の鳥居や拝殿前に張ってある縄のことです。御神前や境内地、御神木、岩など神聖、清浄な場所を示す為に張るものです。特に、祭事神事において神聖な場所を区別るために用いたり、また新年には家庭でも門口に魔除けのために張ったりします。

神前や鳥居では一面だけ張りますが、地鎮祭などでは斎場を四方(四面)を囲むように張る場合も有ります。

【大根注連と牛蒡注連 / 注連縄の種類】

大根のようにだんだんと細くなっていく大根注連(だいこんじめ)の場合は、神棚に向かって右側に太い方がくるように、神棚の上部に飾るのが一般的です。また、牛蒡(ごぼう)のように細いものを牛蒡注連(ごぼうじめ)といいます。

【左綯えと右綯え / 注連縄の綯え方】

縄を綯(な)う=「編む」向きにより、左綯え(ひだりなえ)と右綯えの2通りがある。左綯えは時計回りに綯い、右綯えは逆で、藁束を星々が北極星を周るのと同じ回転方向(反時計回り)で螺旋状に撚り合わせて糸の象形を作る。

一般には、神社の注連縄は右綯え。
しかし、出雲大社(左の画像)などの島根県の神社の注連縄は、左が本、右が末となる左綯いが多いです。

■狛犬

神社での参拝といえば、鳥居をくぐり、左右の狛犬の間の参道を通り拝殿に進み、そこでお参りする、というのが一般的でしょうか。
神社によっては、狛犬が猿だったり狐だったりもします。

しかし、伊勢神宮には狛犬はありません。なぜ?

その問いの答を知るには、そもそも狛犬とは何か(狛犬の起源)を確認する必要があります。
以下、狛犬の起源を紹介した後、なぜ伊勢神宮には狛犬がいないのかを見ていきましょう。

【起源は古代オリエント・インド / 狛犬=獅子】

狛犬の起源は古代オリエント・インドに遡(さかのぼ)ります。狛犬はライオン(獅子)を象った像ですが、それがはるばるシルクロードを通って日本まで伝わってきました。古代オリエント諸国では聖なるもの、神や王位の守護獣として百獣の王ライオンを用いる流行がありました。そのいちばんいい例がエジプトピラミッドのスフィンクスです。それが一方では西欧に流れていってヨーロッパ諸国の王位の象徴である獅子像になりました。西欧の王室のマークや建物の飾りを見ると、ライオンのデザイン化されたものが多いでしょう。あれも狛犬の遠縁なのです。

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