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空からカエル!魚!鉄球!等々が降ってくる不思議現象「ファフロツキーズ」の謎

空から降るはずのないものが降ってくる超常現象「ファフロツキーズ」の事例と、現象を説明する仮説についてのまとめ。

更新日: 2014年04月04日

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debudobusuさん

★ ファフロツキーズとは!?

ファフロツキーズ(Fafrotskies)、もしくは怪雨(かいう)とは「空からの落下物」という意味。「FAlls FROm The SKIES」の略。一定範囲に多数の物体が落下する現象のうち、雨・雪・黄砂・隕石のようなよく知られた原因によるものを除く「その場にあるはずのないものが降ってくる」現象を指す。

※ファフロッキーズではなくファフロツキーズが正しいので注意。

2009年6月に日本各地で「オタマジャクシが空から降ってきた」という現象が起き、日本中で騒動になった

2009年の「オタマジャクシ騒動」のことをご記憶のかたも多いと思います。全国放送のテレビや新聞でも報道されて日本中から反響がありました。

ファフロツキーズについて映画『マグノリア』におけるこの印象的なシーンを思い浮かべる方も多いと思います。

出典ameblo.jp

上段 ルネサンス期の地理学者オラウス・マグヌス『北欧諸国史』の挿絵

中段 18世紀にトランシルバニアに魚が降った様子を描いた木版画

下段 怪雨現象を報じる記事

降ってくる物は蛙や魚などの動物だけでなく、物質や人工物などの場合もあります。

旧約聖書「出エジプト記」においてエジプトを襲った十の災いの一つである蛙の氾濫が、ファフロツキーズ現象を描いたものだと推測されています。
http://x51.org/x/04/08/2501.php

同じく「出エジプト記」第16章に、飢えたイスラエルの民を天から降ってきた「マナ」という食物が救ったことが記述されており、これもまたファフロツキーズだと言われています。
http://npn.co.jp/article/detail/72717630/

画像:ティントレット「マナの収集」

奇妙な雨は、古代ローマの文献にも数多く残っている。アテナイオスの「食卓の賢人たち」(岩波文庫)には、<蛙(かえる)の雨が降って、道といわず家の中といわず、蛙だらけになった>とある。「博物誌」で知られるプリニウスに至っては「乳や血、肉や羊毛、さらには、鉄や焼けた煉瓦(れんが)まで降ることがある」と書き残しているという

このようにファフロツキーズは古代から知られた現象でした。

日本においても古くから知られた現象であり、江戸時代の百科事典、『和漢三才図会』には「怪雨(あやしのあめ)」として記述されている。

和漢三才図会の「怪雨」の項(近代デジタルライブラリー)
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/992482/40

★★ 魚が降った事例

2012年6月
「旭川市旭岡の住宅敷地内で29日、体長3~10センチのドジョウのような小魚約80匹­が散らばっているのが見つかり、「空から降ってきたに違いない」と住民たちを驚かせた­。」
(2012/06/29)北海道新聞

★★ カエルが降った事例

★★ 金属・石が降った事例

2012年
想像以上に巨大です。ナミビアの物と同形に思えます。

出典ameblo.jp

「地上で発見されたものだが、空から落下してきたと考えられている」

欧米では石器が「雷石」などと呼ばれ呪符として用いられていました。中国でも「霹靂斧」と呼ばれ雷とともに天から降ってきたと考えられていました。

884年(元慶8年)、出羽国 - 『三代実録』の記録として、秋田城に雷雨があり、石鏃23枚が降ってきたと記述されている。古代の人々には人工物という認識はなく、天空の神々が使用し、雷雨の時に天から落下した天工物と考えられていた

石鏃(せきぞく)は石を材料にしたやじりのこと。日本でも石斧などの石器のことを雷とともに落ちてくるとして「雷斧(らいふ)」「天狗の鉞(てんぐのまさかり」と呼んでいました。

★★ 氷塊が降った事例

2010年7月
ニュース後半落下した氷の塊の実物も登場します。

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