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この記事は私がまとめました

daiba49さん

ホームレスの方は生活保護をもらうことを「屈辱だ」「怠けている」と感じているから、路上で生活していると指摘していましたね。まじめで勤勉であるからこそ、その生活をしている可能性があると。

路上生活者の方は、自分のおカネでやりくりしながら商品を買っています。捕まえた老人も、次にお店で見た時は、ちゃんと自分のおカネでコロッケを買っていました。盗んだときは、そうとう切羽詰まっていたのでしょう。おカネがあれば万引きはしなくても済むタイプです。盗んだものも、60円のコロッケと安価なものでした。こういった方は、おカネがあれば再犯しません。

警察署も受け入れたくない。逮捕さえしてもらえない状況です。

常見:なぜ逮捕しないのでしょうか?

伊東:身柄を引き受けると保護責任が出てしまうので、警察は逮捕したくないのです。ただでさえ刑務所は高齢者であふれかえっています。現代の「姥捨て山」のようになっているんです。警察の逮捕要件は「カネなし、ヤサ(住居)なし、ガラウケ(身柄引受人)なし」です。これがそろう状況にある路上生活者が捕捉された場合、被害届を受理してしまうと逮捕しなければならなくなる。そうなれば留置場に入れることになり、三食付きの寝床を与えることになり罰にならないので、この人たちは娑婆(シャバ)にいたほうがつらい、同房者が嫌がるなどと言って放免してしまうことも多いです。

高齢者犯罪の特徴は「窃盗」の割合が高く、特に女子は「万引き」が8割以上を占めていることだ。高齢者の起訴猶予率は高いが、高齢入所受刑者は過去20年間ほぼ一貫して増加しており、入所受刑者の高齢者率は人口の高齢化以上に上昇している。

高齢化が進むにつれて高齢者人口数、総人口に占める高齢者の比率は増加をする。同じ確率で発生する事象でも、元になる人数が増えれば対象人数が増えるのは世の中の道理であり、必然的に高齢者(ここでは65歳以上とする)による犯罪件数も増加しているとイメージされる。一方、各種防犯対策の成果も上がっており、高齢者以外も含めた全体としては刑法犯での犯罪発生率は全般的に減少する傾向を示している(認知件数が減り、検挙率が横ばい、検挙件数は減少)。

それでは高齢者に限れば犯罪件数はどのような推移を示しているのだろうか。意外にも検挙人員数そのものはこの数年の間は横ばいで推移している(以降のデータは警察庁発表の「平成24年の犯罪情勢」を基にしている)。

還暦をすぎると生活費はガクンと下がり、またお金のかからない楽しみ方も増えてくるので、とりあえずは、老後には蓄えが必要だと信じ、せっせと溜め込んだ人に、節約モードでも十分に老後を楽しめようにしてあげて、資産を吐き出してもらう施策などで世代間、高齢者間の格差を埋めていくことでもやったらどうかと思いますね。

長期的に見れば、国が高齢者を制度で支えるというのはどう考えても非効率で無理があり、地域コミュニティで支えあう社会をつくっていくことになってきます。もうそろそろ東京一極集中という、まるで発展途上国型そのものの国のカタチから卒業し、

4)高齢者による犯罪
65歳以上の高齢者の刑法犯の検挙人員は、平成22(2010)年は48,145人と前年に比べほぼ横ばいであったものの、13(2001)年と比較すると、検挙人員では約2.4倍、犯罪者率では約2倍となっている。また、22(2010)年における高齢者の刑法犯検挙人員の包括罪種別構成比をみると、窃盗犯が71.4%と7割を超えている(図1-2-6-11)。

2012年に刑務所に入った女性は2225人で1993年(919人)の2倍以上だったことが、15日公表の13年版犯罪白書で分かった。このうち65歳以上の割合は12・8%で、男性入所者(8・5%)より高齢化が目立った。

(47NEWS「女性受刑者が20年で倍増 目立つ高齢化、犯罪白書 」より 2013/11/15

生活が苦しい高齢者はほかにいくらでもいるのに、ほとんどは犯罪に手を染めません。そう考えれば、実は共通するのは「貧困」ではなく、「孤独」にあるのです。

 内閣府の調査によれば、高齢者が子供と別居している場合の「子供との接触時間」は「ほとんど接触がない」が2.6%という低い数値でした。しかし、私が高齢犯罪者を対象に同じ調査をしたところ、「ほとんど接触がない」と回答した強盗犯が63%、詐欺犯が60%、殺人犯が43%という驚きの結果が出たのです。

 良いことをしても誰も褒めてくれないし、悪いことをしても誰も咎めない状況。近隣の人たちはおろか、子供とすら接触のない、この社会的孤立こそが、高齢者犯罪を促進させていると思われます。

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