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シングルモルト・ウィスキーまとめ(アイランズ)【スコッチ】

それぞれに独特の個性があり、奥深いシングルモルトウィスキー。今回はアイランズのシングルモルトにスポットを当てる。個性が強く、島ごとにまったく表情の違う味わいを楽しもう!

更新日: 2015年02月16日

rixidelfinさん

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アイランズとは?

スコットランドで造られるウィスキーをスコッチと呼ぶ

スコッチは生産地域によって大きく6つに分類される。

アイランズ(Island)モルトとはアイラ島以外の島で造られるモルトの総称である。
特にそれぞれに共通の特徴がある訳ではなく、それぞれの島で味わいが全く異なる。
島だけあって潮の香りを感じるものも多い。
あえて言えば、アイラほどぶっ飛んでいないがまぁまぁの強烈さをもつ「その他」集団というところか。

そのせいか、それぞれの銘柄にコアなファンが多い。

どんな蒸留所があるの?

以下の5つの島に6つの蒸留所が存在する。北から

オークニー島(Orkney Islands)
 ハイランドパーク(HIGHLAND PARK)
 スキャパ(SCAPA)

スカイ島(Isle of Skye)
 タリスカー(TALISKER)

マル島(Isle of Mull)
 トバモリー(TOBERMORY)

ジュラ島(Isle of Jura)
 アイル・オブ・ジュラ(ISLE OF JURA)

アラン島(Isle of Arran)
 アラン(ARRAN)

オークニー島

グレートブリテン島の北東、北海と大西洋の境界に位置する。
2007年の人口は19,900人。
行政府所在地はメインランド島のカークウォール。
気候は北緯59度と高緯度の割には温暖で、土壌が非常に肥沃。
牧畜、農業のほか、北海油田の石油産業、風力産業、海洋資源産業がある。
地元民はオーカディアン(Orcadian)と自称し、豊かな民俗風習と方言を持つ。

かつては、諸島中央部のスカパ・フローはイギリス海軍の艦隊泊地であり、第一次世界大戦、第二次世界大戦中は主力であるグランドフリートや本国艦隊が所在した。

ハイランドパーク(HIGHLAND PARK)

様々な要素の詰まったマルチな味わいで、ファンも多い。
「北の巨人」と呼ばれる。
味わいはヘザー、ハニーが非常に味わい豊かで、ボリュームがあり、ピートの香りもほどよい。加水すると甘みがでる。フィニッシュはドライでピーティ。

ハイランドパーク12年(43度)
ハイランドパーク18年(43度)
ハイランドパーク25年(53.5度)
 チョコレートような味わい

ハイランドパーク蒸留所は1798年創業で、オークニー諸島の中心メインランド島に位置し、その緯度は北緯59度で世界最北の蒸留所である。
仕込み水は蒸留所の下の地下からくみ上げられ、フロアモルティング(麦芽をコンクリートの床に広げて発芽を促す工程)も一部行っている。その際に使用するピートは蒸留所独自のもので、比較的浅いところから切り出した若いピートヘッドで、ヘザーの根っこが多いという。さらにピートも混ぜて枝も一緒に炊き込む。これがヘザー風味の強いハイランド・パークの独特の個性を出している。
ブレンデッドスコッチのフィマス・グラウスの原酒モルトとしても有名。

スキャパ(SCAPA)

口当たりは軽く、微妙に蜂蜜、オレンジ、キャラメルなどを思わせる甘い香り、それでいてしっかりした美味しさと後味が楽しめる。
かつてはすべてがブレンド用だったが、近年シングル・モルトとして売り出されている。

スキャパ16年(40度)

1885年創業で、スキャパ・フロー(湾)を見下ろす崖の上にたっている。スキャパ・フローは戦争に深く関わった。すぐ北は北海と大西洋を結ぶ戦略的に重要な海域であり、英国海軍の停泊地として栄えたのである。第一次世界大戦終末時には、降伏したドイツ・カイゼル海軍の艦艇41隻が自沈。スキャパ湾はドイツ海軍の墓場と呼ばれている。

麦芽は英国本島にあるバランタイン社の製麦工場で作られる。蒸溜所の脇にはリングロ・バーンという小川が流れ、醸造用の水は、この小川上流の泉からパイプで引かれている。水にはピートがたくさん含まれているため、ノン・ピーテッドモルト(乾燥時ピート未使用)ながら、かすかなピート香がするほど。

スカイ島

タリスカー(TALISKER)

マル島

トバモリー(TOBERMORY) / レダイグ(LEDAIG)

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rixidelfinさん