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サントリーが「ジンビーム」買収。割高でも買収した理由とは?

次々と海外メーカーを買収してきたサントリー。買収にはどんなメリット・狙いがあるのでしょうか?まとめます。

更新日: 2014年01月14日

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mizu_tamaさん

サントリー 「ビーム」買収で蒸留酒3位に

ビーム社は、バーボンウイスキーの「ジムビーム」やスコッチウイスキーの「ティーチャーズ」などで知られている。

サントリーホールディングス は13日、米ビーム社(イリノイ州) の全株式を1株あたり83.5ドル、総額160億ドル(約1兆6500億円)で取得、買収することで合意したと発表した。

これによりサントリーHDはウイスキーなどのスピリッツ(蒸留酒)事業の売上高が世界3位に躍り出る。

日本企業の海外企業買収では、日本たばこ産業による英ギャラハー社の買収などに匹敵し、過去最大規模となる。

サントリーはこれまでにも、数々の海外企業を買収している

サントリーホールディングス(HD)グループが、海外飲料メーカーを対象にしたM&A(企業の合併・買収)を加速している。

フランスの清涼飲料メーカー「オレンジーナ・シュウェップス」は、フランスに拠点を置くオレンジ果汁の炭酸飲料を主力とし、飲食店向け販売に強みを持つ清涼飲料メーカー。

サントリーホールディングスは13日、フランスの大手飲料メーカー、オレンジーナ・シュウェップスを買収したと発表した。

2009年11月

サントリーホールディングスは5日、中国ビール2位の青島ビール(山東省)と提携すると発表した。年内にも上海などの両社のビール事業を統合する。

2012年6月

サントリー食品インターナショナルは、英製薬大手のグラクソ・スミスクライン(GSK)が保有する清涼飲料事業を買収すると、2013年9月9日に発表した。

2013年9月

海外企業買収の狙いは?

サントリーは買収により、ビーム社が持つ米国やブラジル、ロシアなどの販売網を活用できるほか、商品開発なども含めて関わることで、収益向上を図る狙いがある。サントリーは2013年夏ごろから買収に向け検討を始めていたという。

サントリーは今回の買収によってウイスキーなどのブランドを充実させる

ブランディングの強化

消費者が実際に口にする食品や飲料は、愛着や安心感を生み出すブランドの力が、市場攻略の決め手となるケースが多い。

ビームの世界的な販売網を使って評価が高まっている国産のウイスキーなどの売り上げの拡大を狙っています。

ビームの世界的な販売網を活用して販路の拡大を目指す。

ビーム社は、米国でウイスキーシェア第2位と強い基盤があるほか、インドやロシア、ブラジルなどでも強く、サントリーは、こうした販路を活用できる。

技術交流の深化によって、グローバルな成長の実現を図る。

よりよい商品作りと、グロバール化への足掛かり。

新興国への動き

少子高齢化による国内酒類市場の先細りへの対応は急務。世界各国で浸透するビーム社のブランドをひっさげて、酒類需要が伸長する新興国などでの拡販に活路を求める狙いだ。

国内市場の拡大が見込めないなか、日本のビール大手や飲料メーカーは東南アジアやブラジルなど経済成長が期待される新興国の市場を取り込もうとしていて海外企業との連携を急ぐ動きは今後も続くものとみられます。

その他、日本企業が関連した主な大型再編・M&A案件

公表時期 買収者・出資者 被買収者・被出資者 金額(円)

2005/11 日本板硝子 英ピルキントン 4650億
2006/12 JT 英ガラハーグループ 2兆2130億
2008/6 第一三共 印ランバクシー・ラボラトリーズ 3700億
2009/4 キリンホールディングス 豪ライオンネイサン 3300億
2011/5 武田薬品工業 スイス・ナイコメッド 1兆1170億
2012/5 丸紅 米ガビロン 2730億
2012/7 電通 英イージス 3420億
2012/10 ソフトバンク 米スプリント・ネクステル 1兆8000億
2013/9 米アプライドマテリアルズ 東京エレクトロン 6900億
2014/1 サントリーホールディングス 米ビーム 約1兆6500億

(引用:http://www.nikkei.com/markets/kigyo/ma.aspx?g=DGXNASGF1301C_13012014000000&df=2

M&A、会社譲受け(買収)のメリットとは

すなわち、会社の譲受けは「必要な顧客、販売拠点、人材、ノウハウなどを一括して取得できる」手段です。

この方法は収益がすぐに見込め、ゼロから事業を立ち上げる場合と比較して、時間とリスクがはるかに少なくてすむといえます。

しかし、今回の買収は割高なのでは?との意見も

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