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これぞリアルな恋愛映画『ビフォア~』シリーズが歩んだ18年の歳月

1作目の運命的な出会いから18年、そして再開から9年…恋愛映画としては異例の18年越しのラブストーリー『ビフォア・ミッドナイト』のその魅力

更新日: 2017年04月11日

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kazooneさん

待望の恋愛映画シリーズが9年ぶりに続編公開

熱心なファンも多い「ビフォア~」シリーズの第3弾「ビフォア・ミッドナイト」が日本でも1月18日から公開される。

もちろんイーサン・ホーク&ジュリー・デルピー主演!

登場人物の人生がずっと息づいている稀有な映画であり、第1作から18年、第2作から9年という長い月日を、一緒に年を取ってきた“共感”の気持ちが色褪せずに心に残っている。

18年前と9年前に描かれた出会いと再会のドキドキ感

ウィーンの街に一晩の予定で立ち寄ったアメリカ人青年と、彼と列車で出会ったフランス人の女学生、14時間だけ一緒に過ごすことにした二人のあいだに芽生える真実の恋を描くラブストーリー。
(1995年公開)

9年前、ユーロトレインの車内で偶然出会い、ウィーンの街で一夜だけを共にしたアメリカ人のジェシーとフランス人のセリーヌ。半年後の再会を約束したものの、それは果たされぬまま9年の月日が流れた。作家となったジェシーは、パリの書店で行なわれたキャンペーンの席で遂にセリーヌとの再会を果たす。喜びを分かち合う2人だったが、彼らに残されていた時間はジェシーがNY行きの飛行機に乗るまでの、たった85分間。2人はパリの街をさすらいながら、9年の空白を埋め合わせるかのように、それぞれの思いを語り合うのだったが…。
(2004年公開)

18年前、ヨーロッパの長距離列車の中で出会ったアメリカ人学生ジェシー(イーサン・ホーク)とフランス人女学生セリーヌ(ジュリー・デルピー)2人の恋の物語。

お互いの気持ちを確かめるための時間がほんの数時間しかない中で、どうやって思いを伝えるのか、ドキドキしながら最後まで楽しめる。

今回の作品の舞台は?2人の関係は?

ウィーンの夜明けから18年。パリの夕暮れから9年。最終章では美しいギリシャを舞台に本物の愛にたどり着く真夜中の数時間が描かれる。

これまで2作の儚い時間の物語とは少し違い、停滞した暮らしを感じ取れる。

1作目で描かれたふたりの18年前、2作目での9年前が、確実にふたりの現在を作り上げている。

ビフォア・ミッドナイト、前作以上にリアルでロマンティックだった。このロマンティックっていうのは所謂ものではないけど、9年のブランク、18年の関係性がそうさせるんだなと感じた。

「ビフォア・ミッドナイト」凄く人気がある前2作の続編。前作は、20代と30代、今回は40代の2人。延々と話し続ける、出逢って19年じゃ色々あるよなぁ感の掛け合い。主役の2人も脚本に参加し、面白い掛け合いが繰り広げられる。デルピー、中年体型になったけど、今でも顔はエロくて綺麗だった

『ビフォア・ミッドナイト』完全にやられた!この映画に出会えた事、感謝します。ずっと続く主演の二人の会話劇は、ユーモラスだったり喧嘩はとてもリアルで息が合っていた。前作は未見ですが、観終わったと同時に観る事を決めてしまった。楽しみです。 coco.to/movie/35680

まるで彼らが実在し生きているようなリアルさ

設定をはいつもロマンティックだが、2人の交わす会話からリアルな男女の心の機微を引き出すリチャード・リンクレーター監督の手腕は健在。

監督、俳優がアイデアを出し合い作り上げていく、シンプルな手作り感、俳優2人の自然体な演技はまるでドキュメンタリーのよう。

月日・年齢を重ねても変わらない魅力

ホークとデルピーは相変わらず魅力的で、バカバカしいやりとりも気に触ることなく親しみを感じさせる。

このシリーズの特徴である、流れるようなウィットに飛んだ会話は、アドリブではなくすべて脚本によるもの。そのすごみは3作ともに共通している。

明らかに年を取った2人の容姿も見所?

一作目の『ビフォア・サンライズ』では、ピチピチだった20代から少しくたびれた中年になったイーサン・ホーク、ジュリー・デルピーの佇まいが妙に愛おしい。

恋愛映画に革命をもたらし愛され続けた18年

ウィーンでの運命的な出会いと、その後の忘れられない人との再会を描いたこの “ビフォア・シリーズ”は、恋愛映画の金字塔として今も多くのファンを魅了。

会話が飽きないのがすごい、ささいなことしか話していないのに、なぜか吸い込まれてしまうのがこのシリーズの魅力。

18年前では革新性でもあった、どこか即興的な肌触りを持つ恋人同士の生々しい会話も、今では多くの映画に影響を与え、珍しくなくなっている。

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