親族以外の第三者に財産を渡したい

夫は、飲食店やパチンコ店を営んでいました。夫婦に子どもはおらず、若い親戚と苦労して事業を成功させました。

夫の死後、独立を目指していた親戚は「主要な店舗を親戚に譲る」としたノートの切れ端を突然出してきました。

ノートの切れ端は夫が書いたのか、遺言書の形式は整っていた。だが、共同経営者でもある妻はこれに激怒し、無効の訴えを起こしました。

裁判所は六~七年の争いの末、有効と判断。

遺言書で第三者へ財産を遺すことは可能ですが、家族への説明が不十分だと、遺言に反し、故人の思いは届かないのです。

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【怖い話】相続・遺言にまつわるトラブル【相続登記・相続税・遺産相続】

「骨肉の争い」「お家騒動」……遺産相続を巡る親族の確執は、血縁関係があるからこそモメにモメるのかもしれない。「兄弟が末永く仲良くしてほしい」と、故人がよかれと思ってしたためていた遺言書が意外なトラブルを生むことは、決してまれではない。

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