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njip.fibさん

新ジャンル「涙活」「泣語」が話題

「泣語(なくご)」という新ジャンルをつくり、チャレンジする男性3人がいる。泣ける話を聞いてもらい、心を癒やしたい――。

「涙活」とは、1カ月に2~3分だけでも能動的に涙を流して心のデトックスを図る活動。イベントでは、泣ける動画の上映や、来場者が参加型で泣けるストーリーを作り、落語形式の人情噺(ばなし)「泣語(なくご)」として泣語家が披露する。

発案者は、離婚式プランナーの寺井氏

現在、さまざまなメディアに紹介され注目を集めているのが「涙活」というイベント。発案者は“離婚式プランナー”として活躍する寺井広樹氏。能動的に涙を流す活動を「涙活」と呼び、心のデトックスを図る。毎月開催されているイベントでは、泣ける動画や泣ける話に特化した人情話を展開する“泣語”のほかアーティストとのコラボレーションで涙を誘う。

「式では女性より男性の方が号泣されるんです。でも泣いた後はスッキリした表情をしているんですよ。それを見て、自分もそういえば泣いてなかったな、と思って一人で涙活を始めました」。

「今まで涙活を続けてきた中で、実感したことがあります。やはり映像を使って、目に訴えかける情報の方が人間は泣きやすいんですね。反面、音のみの情報だと想像力が必要となり、そこには受け手の能力が影響します。話だけで泣かせるって、難しいんです。でも、あえてそこに挑戦してみようと考えました」(寺井氏)

葬儀会社に勤める泣石家(なかしや)芭蕉氏

普段は埼玉の葬儀会社に務める男性が、この日は落涙必至の“噺”を持ってきてくれました。
「たくさんの感涙エピソードを持っていらっしゃる噺家さんです」(寺井氏)

会社員の泣石家霊照氏

泣語を披露してくれた泣石家霊照(なかしや・れいしょう)さんは、会社勤めをしな がら泣語の芸を磨く35歳の会社員。以前はお客さんとして夫婦で「涙活」に参加していたが、イベントのなかで“泣ける体験談”を皆の前で話したことをきっかけに、泣語家デビューを果たした。

「泣語」のルールとは

1)5分以内の分量にまとめる
2)ブータンの民族衣装をモチーフにした「泣き装束」を着用
3)終盤には泣語家自身が目に涙を貯めて袖で涙をぬぐうのが作法
4)締めの言葉は「今日の私の噺は涙と共に水に流していただければ幸いです」

まず、時間は5分以内と定められている。そして噺の終盤では、泣語家自身が目に涙を溜め、結局は自分も泣いてしまうのが決まりとなっているそう。
また、泣語には「体験泣語」と「創作泣語」の2種類があるとのこと。自身の体験を語るのが前者で、見聞きした情報を元に創作するのが後者。

しかし、「泣けない」と苦言も…。

芭蕉さんは30分ほど、「創作泣語」や東京大空襲の実話など3話を語った。だが、語り口は単調で、時々言葉に詰まった。お年寄りたちは聴き入っていたが、泣いたのはわずか2人。「涙腺が弱いのよ。若い頃の苦労を思い出した」と岡田キクさん(85)。「聞き取りづらい。もっと大きな声で話して」という声も。

まずは、落語家ならぬ“泣語家(なくごか)”の“泣語”を聞く。15年前に旅先で出会った人と偶然再会したという体験談で、最後は泣語家自身が感極まり目頭を押さえて絶句。しかし、観衆は泣きどころがわからず白けたムードが漂った。

「先日はじめて参加しました。参加してすぐに『泣語(なくご)』が始まりました。話者が一人で落語のように泣ける話をするのですが、全然泣けず、せっかく泣きに行ったのに拍子抜け。終いには話している本人が演技っぽくすすり泣き始めたので、その演出は辞めた方がよいな、と思いました」

「『泣ける動画』の総集編という触れ込みだったのですが、実際に放映されたのは、今まで観たことがある動画の『泣けるシーン』がぶつ切りで編集されていたもの。全然泣けなかったどころか、好きな作品が侮辱されているようで辛かったです。

堀北真希さんも、泣けず…。

女優・堀北真希が10日、都内で行われた主演映画『麦子さんと』の親子限定試写会に出席した。堀北は涙を流すことで心のデトックスを図る「涙活」を体験。“泣語家”の泣石家芭蕉が臨場感たっぷりに父娘の心温まるストーリーを披露し、涙する観客もいたが、堀北は最後まで泣けずに終わり、司会者から声を掛けられると「ありがとうございます…」としんみり答えていた。

“泣きのツボ”は、人ぞれぞれ。自分の置かれている立場やシチュエーション、人生経験によっても違うだけに、ひと筋ではいかない。

「泣語」はまだまだ、発展途上のようです。

特に男性に泣けない人が多い

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