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ミラーレス一眼を買う前に理解すべきたった1つのこと #カメラ女子 必読

ここで取り上げるのはズバリ「被写界深度」(ひしゃかいしんど)。このまとめをお読み頂きたいのは、ゆるふわ写真が撮りたくて、これから初めてミラーレス一眼を買おうとしている、カメラ女子予備軍のあなたです!たった1つ「被写界深度」を理解してカメラを選べば、一目置かれるおしゃれ写真が撮れることウケ合いです。

更新日: 2019年03月29日

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worldtravelさん

被写界深度って?

写真の焦点が合っているように見える被写体側の距離の範囲のこと。

この場合、上下とも真ん中の人物にピントをあわせていますが、上と違い下は人物だけでなく手前にいる犬の尾っぽ〜背景の木までピントが合っています。
上の被写界深度は50cm程、下の被写界深度は5メートル程だと言えます。
ピントの合う範囲が狭いことを「被写界深度が浅い」、ピントが手前から遠景まで合うことを「被写界深度が深い」と言います。

【重要】被写界深度はカメラ本体で決まる!【カメラ選び】

センサーサイズ大きいほうが被写界深度は浅くなり、ボケが大きくなる

スマホやコンパクトカメラでは手前から奥までピントが合う、被写界深度の深い撮影しかできません。被写界深度を浅く、立体的に撮影することが出来るのはセンサーサイズの大きな一眼ならではの特徴です。

赤 色:フルサイズ(ソニーα7)
黄土色:APSサイズ(ソニーNEX、キヤノンEOS M、フジフィルムX)
緑 色:マイクロフォーサーズ(パナソニックLUMIX、オリンパスPEN)
水 色:1インチサイズ(ニコン1)
黄、紫:コンパクトサイズ(ペンタックスQ)

センサーサイズが大きいほど被写界深度の浅い撮影ができます。
また、センサーサイズが大きいカメラは、「絞り」という被写界深度を変更する設定を変えることで、被写界深度の深い撮影もできるため、まさに”大は小を兼ねる”となります!
その為、背景をボカした”ゆるふわ”写真を撮りたい方は、ある程度センサーサイズの大きなカメラを選ぶ必要があります。

※「絞り」は被写界深度以外にも明るさや写真のキレを良くする効果もありますが、詳しくはカメラを購入してから覚えていきましょう。

センサーサイズ別撮り比べ キットレンズ

通常セット販売されている標準ズームのキットレンズで被写界深度が最も浅い絞り値は「F3.5」となります。 ※数字が小さい程被写界深度が浅くボケ味を表現できます。

そこで下記にそれぞれのセンサーサイズのカメラと、キットレンズで最もボケ味を出せる組合せ「絞り値 F3.5」で撮影した例を挙げます。

(※実際は別条件のカメラで撮影していますが、センサーサイズごとの被写界深度が分かるようにしています。)

従来のネガフィルムと同サイズの大型センサー。「絞り」値次第では「カミソリのよう」と例えられるほど、被写界深度が浅いボケ味を活かした写真が撮れるが非常に高価。センサーサイズに伴って、本体だけでなくレンズの大きさも大きくなる傾向があります。

フルサイズに対し、「絞り」1段分相当、被写界深度が深くなりますが、大多数の一眼レフカメラと同サイズのセンサー。ミラーレスでもAPSサイズのカメラを選ぶことで、一眼レフカメラと同等のゆるふわ表現ができます。コンパクトなミラーレスが欲しいが、ボケ味の良さも譲れないという方にお勧めです。

フルサイズに対し「絞り」で2段分ほど、被写界深度が深くなる傾向があります。レンズもコンパクトで、ミラーレスで主流派のサイズです。
ボケ味を活かした撮影を楽しみたいなら、マイクロフォーサーズ以上がお勧めです。

APSに対し3段以上も被写界深度が深くなり、ポートレートや風景写真ではきれいなボケ味を得づらくなります。ただ、この写真例やカフェ写真のような近距離での撮影なら、センサーサイズの小さいカメラでも多少は背景をボカせた撮影が可能です。

キットレンズでいいの?被写界深度を決める第2の要素

出典cyta.jp

これまでの説明で何度か登場した「絞り」という用語。
詳しい仕組みは割愛しますが、この「絞り」のF値が小さい程、被写界深度は浅くなりボケ味のある写真を撮影できます。
キットレンズでは得られないボケ味を得るには、F値の小さい(明るい)単焦点レンズを使いましょう。
カメラを買う時に、本体+レンズのセット品を買うのではなく、本体単品+単焦点レンズを選んで購入するのも手です。

大口径単焦点レンズを使うと、キットレンズやコンパクトデジタルカメラでは表現できないぐらい背景を大きくボカした写真を撮ることができます。

『大口径レンズや、明るいレンズ』とは絞り(F値)が小さいレンズのことを意味しています。

ボケ味の得られやすいレンズ選びの目安になるよう、APS一眼レフカメラの初心者向け標準ズームレンズの被写界深度を10点満点中の★5つとして、各レンズの被写界深度を★で現します。★が多いほど被写界深度が浅くボケ味が大きいとお考え下さい。
※2014.3現在の価格.com最安値を記載しています。

¥20,510  1インチセンサー用(Nikon1)
★★☆☆☆☆☆☆☆☆

ボケ味を得づらい1インチセンサーながら、被写体と背景に距離をとることで、適度なボケ味で立体的にとらえることが可能。
画角は50mm相当(フィルム換算)と、スナップからポートレートまでそつなくこなす標準レンズ。

¥31,383  マイクロフォーサーズ用
★★★★★☆☆☆☆☆

マイクロフォーサーズセンサーとの組み合わせで十分なボケ味を得られる大口径標準レンズ。
画角は50mm相当(フィルム換算)で、上記モデルに比べセンサーサイズ差により1段階ほど被写界深度が浅く良くボケる。

¥24,980  マイクロフォーサーズ用
★★★★★★★☆☆☆

90mm相当(フィルム換算)の中望遠レンズ
上記レンズとF値は同じだが、望遠寄りになることで被写界深度は更に浅くよりボケ味を得られる。
人物から少し距離をとる必要があるが、最もポートレートに適した画角とも言われている。

¥23,219  APS, EOS M用
★★★★★★☆☆☆☆

EOS Mにキットレンズとしても用意される単焦点レンズ。
画角は35mm相当(フィルム換算)と使いやすい適度な広角レンズ(準標準とも呼ばれる)
やや広角気味な分、被写界深度は少し深めになるが、大型APSセンサーとF2というレンズの組み合わせでポートレートでも一定の被写体を浮き上がらせることができる。
これ一本で日常スナップから人物撮影、小物撮影までオールマイティにこなせる万能性の高い画角。

¥26,300  APS, Eマウント用
★★★★★★★★☆☆

大型APSセンサーとF1.8という大口径レンズの組み合わせ、更にボケ味を得やすい中望遠という組み合わせでとろけるようなボケ味と浮き立つ被写体像を得られる。
上記レンズよりセンサーサイズ差により更に1段階分、被写界深度が浅くなる。
画角は75mm相当(フィルム換算)でポートレートや風景の一部を切り取るようなスナップ撮影にも適している。

¥43,780  APS, フジフィルムXマウント用
★★★★★★★★★☆

画角50mm相当(フィルム換算)の標準レンズ。
APSという大型センサーとF1.4という大口径レンズとの組み合わせが、花のめしべにピントを合わせ、花びらをボカせるといった撮影も可能にする。
予算さえ許せば最初の1本として入門者にも薦めたいレンズである。

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