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【仏教】 日本の地獄

ここは地獄~地獄~素敵な地獄~地獄~じごじご地獄だよ~♪

更新日: 2016年10月16日

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この記事は私がまとめました

砂兎さん

地獄とは仏教における世界観の一つで最下層に位置する世界。欲界(よくかい)・冥界(めいかい)・六道(ろくどう)、また十界の最下層である。一般的に、大いなる罪悪を犯した者が死後に生まるる世界とされる。

地獄の総数は

八熱地獄 + 八寒地獄 = 16
16 × 十六小地獄(16) = 256
256 + 16 = 272

…で合計272獄

八大地獄

八大地獄(はちだいじごく)とは、地獄の8つの形相のこと。八熱地獄ともいう。またこれとは別に八寒地獄がある。

十六小地獄

八大地獄の周囲に存在する小規模の地獄
地獄に落ちた亡者の中でもそれぞれ設定された細かい条件(生前の悪事)に合致した者が苦しみを受ける。

八熱地獄の4面に4門があり、門外に各4つの小地獄があり、これを合して十六小地獄という。

八寒地獄にもそれぞれ十六小地獄があると言われているが、具体的な内容は伝わっていない。

八熱地獄及び対応する罪

・等活(とうかつ)地獄

【殺生】

いたずらに他の生き物の命を奪った人間が入る。
それは蚊などの虫でも一緒で、懺悔しなければ必ずこの地獄に堕ちる。

この中の罪人は自らの身に備わった鉄の爪や刀剣などで殺しあう。
殺し合いに参加しなくても獄卒(地獄の看守)に殺される。
死んだ場合は涼風が吹き、獄卒の「活きよ、活きよ」との声で復活して殺し合いに復帰する。

人間界の時間で1兆6653億年を経たないと転生できない。

【等活地獄周辺の十六小地獄】

屎泥処(しでいしょ)
・鳥や鹿を殺した者が落ちる。
・沸騰した銅と糞尿が沼のようにたまっており、亡者達はその中で苦い屎を食わされ、金剛の嘴を持つ虫に体を食い破られる。

刀輪処(とうりんしょ)
・刀を使って殺生をした者が落ちる。
・10由旬の鉄の壁に囲まれており、地上からは猛火、天井から熱鉄の雨が亡者を襲う。また、樹木から刀の生えた刀林処があり、両刃の剣が雨のように降り注ぐ。

瓮熟処(おうじゅくしょ)
・動物達を殺して食べた者が落ちる。
・獄卒が罪人を鉄の瓮(かめ)に入れて煮る。

多苦処(たくしょ)
・人を縄で縛る、子供を恐れさせる、拷問で苦痛を与えるなどした者が落ちる。
・十千億種類の苦しみが用意されており、生前の悪行に応じた形で苦しめる。

闇冥処(あんみょうしょ)
・羊や亀を殺した者が落ちる。
・その名の通り真っ暗闇で、闇火(あんか)や熱風で罪人を苦しめる。

不喜処(ふきしょ)
・法螺貝を吹くなど、大きな音を立てて驚かせたうえで、鳥獣を殺害した者が落ちる。
・昼夜を問わず火炎が燃え盛り、熱炎の嘴の鳥、犬、狐に肉や骨の髄まで食われる。

極苦処(ごくくしょ)
・ちょっとした事で腹を立ててすぐに怒り、物を壊し、勝手気ままに殺生をした者が落ちる。
・あらゆる場所で常に鉄火に焼かれ、獄卒に生き返らされて断崖絶壁に突き落とされる。

衆病処(しゅうびょうしょ)
・内容不明

両鉄処(りょうてつしょ)
・内容不明

悪杖処(あくじょうしょ)
・内容不明

黒色鼠狼処(こくしょくそろうしょ)
・内容不明

異異回転処(いいかいてんしょ)
・内容不明

苦逼処(くひつしょ)
・内容不明

鉢頭麻鬢処(はちずまびんしょ)
・内容不明

陂池処(ひちしょ)
・内容不明

空中受苦処(くうちゅうじゅくしょ)
・内容不明

・黒縄(こくじょう)地獄

【殺生、盗み】

殺生のうえに偸盗(ちゅうとう)といって盗みを重ねた者がこの地獄に堕ちる

スーパーで万引きをするような人はもちろん、人の物を借りパクしたりするような極悪人もこの黒縄地獄行きである。

獄卒は罪人を捕らえて
熱く焼けた鉄の地面に伏し倒し

同じく熱く焼けた縄で身体に墨縄をうち

これまた熱く焼けた鉄の斧もしくは鋸(のこぎり)でその跡にそって切り、裂き、削る

また左右に大きく鉄の山がある。山の上に鉄の幢(はたほこ)を立て、鉄の縄をはり、罪人に鉄の山を背負わせて縄の上を渡らせる
すると罪人は縄から落ちて砕け、あるいは鉄の鼎(かなえ)に突き落とされて煮られる

この苦しみは、等活地獄の10倍

転生するには約13兆年かかる

【黒縄地獄の十六小地獄】
「正法念処経」には三種類しか伝わっていない

等喚受苦処(とうかんじゅくしょ)
・生前に間違った法を説いた者、崖から投身自殺した者達が落ちる。(黒縄地獄にありながら、落ちる条件は「盗み」ではなく「嘘」や「邪見」にあたるのだが、理由は不明。)
・燃える黒縄に縛られ、高い崖の上から鉄刀が突き出す熱した地面に落とされ、燃える牙を持つ犬に食い殺される。

旃荼処(せんだしょ)
・病人が用いるべき薬品を病人でもないのに用いた中毒患者(阿片など)が落ちる。
・烏、鷺、猪などが罪人の眼球や舌をつついて抜き出し、極卒たちが杵や大斧で罪人を打ち据える。

畏熟処(いじゅくしょ)・畏鷲処(いじゅうしょ)
・貪欲のために人を殺し、飲食物を奪って飢え渇かせた者が落ちる。
・鉄の棘が生えた地面を、杖、火炎の鉄刀、弓矢などを持った獄卒に追い回され、休む間もなくいつまでも走らされる。転倒すると金棒で何度も殴られ、水をかけられる。

・衆合(しゅごう、しゅうごう)地獄

【殺生、盗み、邪淫】

先の二つに加えて淫らな行いを繰り返した者が堕ちる

相対する鉄の山が両方から崩れ落ち、圧殺されるなどの苦を受ける

剣の葉を持つ林の木の上に美人が誘惑して招き、罪人が登ると今度は木の下に美人が現れ、その昇り降りのたびに罪人の体から血が吹き出す

鉄の巨象に踏まれて押し潰される

苦しみの度合いは黒縄地獄の10倍

転生までに106兆5800億年かかる

【衆合地獄の十六小地獄】

大量受苦悩処(たいりょうじゅくのうしょ)
・みだらな性行為にふけったり覗き見したりした者が落ちる。
・獄卒たちに鉄串を身体のあらゆる方向から串刺しにされる。

割刳処(かっこしょ、かちこしょ)
・女性の口を使ってみだらな行為をした者が落ちる。
・獄卒たちが罪人の口に釘を打って頭から貫通させ、それを急に抜き取り、今度は口から耳へ貫いて抜き取り、ということの連続で苦しめる。また、溶けた銅を口から注ぎ込んで内臓を焼く。

脈脈断処(みゃくみゃくだんしょ)
・殺し、盗み、邪淫行を楽しみに行った者が落ちる。
・筒を通して口の中に溶けた銅を流され、その状態で大声で叫ばされる。

悪見処(あくけんしょ)
・他人の子供を奪って、よこしまな性行為を行った者が落ちる。
・罪人の前にその子供たちが現れ(子供本人が共に地獄に落ちたわけではない)、獄卒はその子供の性器に釘を打ちつけて、罪人に精神的苦痛を与える。その上で罪人の肛門に熱した銅を注いで肉体的苦痛も与える。

団処(だんしょ)
・牛や馬を相手に性行為(獣姦)を行った者が落ちる。
・地獄に牛や馬がおり、罪人が生前と同じように性行為を行おうとすると、その牛馬の体内の炎が性器を通じて罪人の体を焼きつくす。

多苦悩処(たくのうしょ)
・男色者が落ちる。
・罪人が生前に愛した男(本人かどうかは不明)がいて、罪人がそれを抱くと相手の男から発する炎で焼き尽くされる。しかし再び生き返り、同じことが繰り返される。

忍苦処(にんくしょ)
・戦争などで手に入れた他人の妻を寝取ったり、それを他人に与えたものが落ちる。
・獄卒たちが罪人を木から逆さ吊りにし、下からの炎で焼き殺すことを繰り返す。息をすると肺まで燃え上がる。

朱誅処(しゅちゅうしょ)
・羊やロバを相手に性行為を行ったうえ、仏を敬わなかった者が落ちる。
・鉄の蟻の大群にたかられ、肉や骨、内臓まで喰われる。

何何奚処(かかけいしょ)
・姉妹を相手に性行為を行った者が落ちる。
・燃え上がる炎に焼かれ、鉄の烏の大群に食い尽くされる。その苦痛の叫び声は5000由旬にわたって響いている。さらにここに落ちるべき罪人には転生前の中有の段階でその声が聞こえるのだが、善悪が倒錯した罪人にはそれが喜びの声に聞こえてしまい、その地獄に行きたいと願ってしまうという。

涙火出処(るいかしゅっしょ)
・禁を犯した尼僧と性行為を行った者が落ちる。
・その名の通りに罪人が流した涙が炎となって当人を焼く。獄卒に毒樹のトゲを目に刺され、鉄のはさみで肛門を裂かれ、そこに溶けた白蝋を流し込まれる。

一切根滅処(いっさいこんめつしょ)
・女性の肛門を使って性行為を行った者が落ちる。
・獄卒が罪人の口を鉄叉で広げて熱銅を流し込み、耳に白蝋を流し込む。鉄の蟻が罪人の目を喰い、刀の雨が降る。

無彼岸受苦処(むひがんじゅくしょ)
・妻以外の女性と性行為を行った者が落ちる。
・火責め、刀責め、熱灰責め、病苦による責めなど、次から次へと責め苦がやってくる。

鉢頭摩処(はちずましょ)
・僧となりながら俗人だったときに付き合っていた女性を忘れられず、夢の中で関係し、さらに人々に淫欲の功徳を説いた者が落ちる。
・鉢頭摩とは紅蓮華のことで、あたり一面その赤色をしている。獄卒に瓶の中で煮られ、鉄杵で突かれる。苦しむ罪人が辺りを見回すと、池の中に蓮華が見える。そこに行けば救われると思って走り出すと、地面に敷き詰められた鉄鉤に足を引き裂かれ、やっとの思いでたどりつくと背後に控えた獄卒に刀や斧で散々に打たれる。

大鉢頭摩処(だいはちずましょ)
・出家僧ではないのに僧であると偽り、しかも戒律に従わなかった者が落ちる。
・広さ500由旬、長さ100由旬の熱した白蝋の河があり、罪人がそこに落ちると身体がバラバラ、骨は石に、肉は泥になってしまう。さらに再生して身体が魚になり、鳥についばまれる。

火盆処(かぼんしょ)
・出家僧ではないのに僧のフリをして、そのうえで女性に興味を持ったり、身の回りの生活品に執着し、正しい法を行わなかった者が落ちる。
・罪人たち自身の身体が炎に包まれ燃え盛り、泣き叫ぶたびに口や目鼻から炎が体内に入り、骨まで燃やし尽くす。

鉄末火処(てつまっかしょ)
・出家僧だと詐称し、そのフリをしたまま、女性の舞いや笑い声、装飾品に心引かれてみだらな想像にふけった者が落ちる。
・500由旬の高さの熱鉄の壁の囲いの中で、熱鉄の雨が降りそそぐ。

・叫喚地獄

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