1. まとめトップ

I was born、夕焼け…吉野弘さんの遺した「やさしい」詩 10選

「雪の日に」「祝婚歌」「I was born」「生命は」「奈々子に」「burst 花開く」「虹の足」「夕焼け」「素直な疑問符」『動詞「ぶつかる」

更新日: 2014年01月22日

njip.fibさん

  • このまとめをはてなブックマークに追加
52 お気に入り 123011 view
お気に入り追加

詩人の吉野弘さんが死去

「祝婚歌」などの詩で知られる詩人の吉野弘(よしのひろし)さんが十五日、肺炎のため静岡県富士市の自宅で死去した。八十七歳。

山形県生まれ。帝国石油などを経て、フリーのコピーライターに。戦後、結核の闘病生活から詩作を始め、1953年、谷川俊太郎さん、大岡信さんらと詩誌「櫂かい」に参加する。

平易な言葉でうたわれた詩世界

労働組合運動の経験を下敷きに、庶民が日常生活で感じる困難や悲哀を平易な言葉遣いでうたい上げた。

平易な言葉で人々に呼び掛けるような詩は、他者への柔らかいまなざしに満ち、日常にある不条理をすくい取った。

「難解な現代詩が多い中、分かりやすい言葉で独自の視点を伝えた。全ての日本人が読むべき詩人だ」と力を込めた。

国語の教科書にもよく掲載されていた

等身大の人々を見つめた、やさしいことばの詩で知られ、満員電車の中、お年寄りに席を譲る娘の心情に思いを寄せた「夕焼け」や、生まれ、生きることの切なさや尊さを歌った「I was born」は、国語の教科書にも掲載され、多くの人に親しまれました。

浜田省吾さんも吉野弘さんを敬愛していた

浜田の代表曲「悲しみは雪のように」は「雪の日に」にインスパイアされて出来た曲だとも言っている。

歌詞の世界観は、浜田が敬愛する詩人・吉野弘の「雪の日に」をモチーフにしています。2007年11月27日の酒田市民会館のライブでは、吉野の地元ということもあって「雪の日に」を朗読し、続けてこの曲を弾き語りで披露しました。

「雪の日に」

雪がはげしく ふりつづける うわべの白さで 輝きながら うわべの白さを こらえながら 雪はおのれを どうしたら 欺かないで 生きられるだろう 「雪の日に」より 詩人の吉野弘さん死去 「祝婚歌」など t.asahi.com/dr2z

誠実が 誠実を/どうしたら欺かないでいることが出来るか/それが もはや/誠実の手には負えなくなってしまったかの/ように/雪は今日も降っている。//雪の上に雪が/その上から雪が/たとえようのない重さで/ひたひたと かさねられてゆく。/かさなってゆく。(吉野弘 雪の日に)

欺きやすい 雪の白さ 誰もが信じる 雪の白さ 信じられている雪は せつない どこに 純白な心など あろう どこに 汚れぬ雪など あろう /吉野弘「雪の日に」

誠実でありたいと願う事が既に偽善なのかな。たとえようのない重さで降り積もる罪の重さにいつまで耐えられたのか、学生時代に大好きだった吉野弘さんの詩をふと思い出した。誠実が誠実を欺く日か… 雪の日に/吉野弘 blog.goo.ne.jp/bmw1080/e/e5d3… @rassii1963さんから

米沢からこっち、雪がまだまだあるな…。三月も下旬なのに。 雪の威力を感じるたびに、吉野弘の詩の「雪の日に」を思い出す。どこに純白の心などあろう。どこに汚れぬ雪などあろう。

「祝婚歌」

「二人が睦(むつ)まじくいるためには/愚かでいるほうがいい/立派すぎないほうがいい」で始まる「祝婚歌」は結婚式のスピーチでよく読まれてきた。

祝婚歌   吉野弘 二人が睦まじくいるためには 愚かでいるほうがいい 立派すぎないほうがいい 立派すぎることは 長持ちしないことだと気づいている方がいい 完璧なんて不自然なことだと うそぶいているほうがいい 二人のうちのどちらかが ふざけているほうがいい

詩人の吉野弘さん死去 。「祝婚歌」は結婚式の献辞の定番。この詩の結びは心に残る。【 健康で風に吹かれながら 生きていることのなつかしさに ふと胸が熱くなる そんな日があってもいい そしてなぜ 胸が熱くなるのか 黙っていてもふたりには わかるのであってほしい 】

「I was born」

詩人の吉野弘さん死去… 「父は怪訝そうに僕の顔をのぞきこんだ。僕は繰り返した」「 I was born さ。受身形だよ。正しく言うと人間は生まれさせられるんだ。自分の意志ではないんだね」 (47NEWS) 47news.jp/CN/201401/CN20…

★吉野弘の「I was born」は、生れるということの「冷たさ」を知った始まりのような気がする。安らかに。matatabi.net/Poetry/Yosi_03…

吉野弘さん。中学校の最初の国語の授業で読んだのが「I was born」。普通なようでもあり、でも暴力的だったりセクシャルでもあり、春の風の中、真新しい制服で不思議な気持ちになりながら読んだ思い出があります。

1 2 3





njip.fibさん