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祝!松江城天守国宝入り!指定文化財の数で見た日本の城ベスト20

指定文化財の数で加算評価した日本の城のランキングです。文化財めぐりの旅の参考にご利用ください。

更新日: 2015年06月12日

mitimasuさん

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採点ルールの説明

得点は次のように定めました。

* 国指定重要文化財 …1ポイント  国宝    …………4ポイント
* 国指定史跡 …………1ポイント  特別史跡 …………5ポイント
* 国指定名勝 …………1ポイント  特別名勝 …………10ポイント
* 国の天然記念物 ……1ポイント  特別天然記念物 …12ポイント
* 現存十二天守 ………16ポイント(国宝の4倍)
* 世界遺産(群)(指定の一部に城が含まれている) …17ポイント(現存十二天守の 1.1 倍)
* 世界遺産(単)(城が単体で指定されている) ………48ポイント(現存十二天守の3倍)

国重文・史跡・名勝・天然記念物を1ポイントとして、総数の比にもとづいてポイントを決めました。
たとえば国指定名勝はぜんぶで346ありますが、特別名勝は35なので、特別名勝が十倍の10ポイントというわけです。

現存十二天守は国の指定する文化財の評価ではありませんが、広く世に知られ、主観の入らないリストということで採点することにしました。

くわしい採点ルールは、このまとめの最後に記します。

第1位:当然?貫禄の姫路城(兵庫県)

写真は平成の大修理前

* 世界遺産(単) …48pt
* 現存十二天守 …16pt
* 国宝(大天守・小天守・渡り櫓など8点) …32pt
* 国重文(建造物 74 点/美術品1点)…75pt
* 特別史跡…5pt

くどいようですが写真は平成の大修理前です。

これは平成の大修理中。背後の覆われてるのが大天守。
左が乾小天守で、右が西小天守。連結部分がハの渡櫓です。

東小天守と大天守の連結部分

乾小天守と東小天守の連結部分

漢数字ではなくカタカナの「ニ」

西小天守と大天守の連結部分。
つまり、大天守と小天守とそれぞれの連結部分がすべてそれぞれ国宝扱いってことですね。

通称「油塀」。砂利と粥を練りこんだ特異な築地塀で秀吉が築いた部分だといわれています。
姫路城の国重文(建築)は 74 点におよぶので、代表してこれで。

日本の城の中で唯一、単体で世界遺産に指定されてる城なので当然といえば当然ですが、やはり重文指定の数が圧倒的。それもこの重文指定、ほとんどが建造物だという。
逆に言えば、それだけ建造物が残っていたからこその世界遺産なのですね。

敷地内の兵庫県立歴史博物館に『絹本著色仏涅槃図』(国重文)が収蔵されています。

姫路市|絹本著色仏涅槃図
http://www.city.himeji.lg.jp/s110/2212786/_5222/_5237/_5240/_5421.html





このまとめでは、城址にある博物館・美術館の収蔵品を紹介しますが、常時展示してあるとは限りません。展示スケジュールは各美術館・博物館のサイト等でお調べください。

あらいいですね。まとめ主は姫路城には2度、行きましたが歴史博物館はスルーしてました。今度行くときには寄ろう。

第2位:文化財・特別名勝・世界遺産の三所攻め 二条城(京都府)

現存天守はなくても世界遺産(複合)と狩野探幽筆の障壁画を持つそれぞれの間が国宝していされてるのが大きい。そして特別名勝があったので二位に踊り出た(普通の人気の城ランキングだとここまで上位に来る城ではない)

*世界遺産(群)(古都京都の文化財)…17pt
*国宝(6点)…24pt
*国重文(建造物 22 点/美術品1点)…23pt
*特別名勝…10pt
*国史跡…1pt

写真は二の丸御殿。内部は残念ながら撮影不可。

遠侍(写真左側、奥の建物)は来客の控えの間に使われた二の丸御殿を構成する建物。破風の見ごたえがすごい。
車寄(写真右、手前)は遠侍に付いている二の丸御殿の玄関。

内部は撮影不可。

通称、老中の間。狩野探幽の最高傑作とも言われる松の巨木を描いた障壁画で飾られた広間。

二の丸御殿内の障壁画は模写複製品。本物は築城400年記念 展示・収蔵館に移動している。それぞれ公開期間を定めて入れ替えながら展示されている。

こちらも内部撮影不可。

これらの広間が国宝である理由は内部にあると思うのですが、しかたないですね。

黒書院という呼び名は幕末からで、それ以前は小広間とか小書院と呼ばれていたそうです。

ura410 (ウラシドウ) 物語:二条城二の丸殿舎_その2 - livedoor Blog(ブログ)
http://blog.livedoor.jp/ura410/archives/52951401.html

黒書院の別名が小書院なら、白書院は大書院かな?と思いきや、さにあらず。もっと小さい。
幕末以前は「御座の間」と呼ばれていたそうです。

国重文には本丸御殿をはじめ 22 の建造物が指定されています。

二条城 | 特別展「京都―洛中洛外図と障壁画の美」
http://www.ntv.co.jp/kyoto2013/exhibition/04.html

954面で一つの国重文扱いです。

第3位:大都会はダテじゃなかった!大穴の3位 岡山城(岡山県)

思わず目を疑う結果に。特別名勝(後楽園)があるので、けっこう上位に来るか?と思ってましたが、まさか3位とは……

*国宝(美術品4点)…16pt
**内訳
***林原美術館(太刀2点短刀1点)
***岡山県立博物館(赤韋威鎧兜大袖付)
*国重文(建造物2点/美術品34点)…36pt
*特別名勝(後楽園)…10pt
*史跡…1pt

岡山城西丸西手櫓 文化遺産オンライン
http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/187146

復元天守の建つ烏城公園の外、丸の内にあるので見落としやすいです。というか、下調べせずに行ったまとめ主は見落としました。

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