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初心者に捧げる【フロントフォークOH講座】バイク編

フォークオイルの交換サイクルは、モデルごとに決められているが、一般的に5,000~10、000kmごとがオススメ

更新日: 2016年02月18日

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この記事は私がまとめました

face1000さん

フロントフォークOH

路面のショックを吸収し、快適な乗り心地と走安性を保つためのフロントフォーク。このフロントフォークは、ほとんどのモデルで、テレスコピック型と呼ばれるものが採用されている。テレスコピック型のフロントフォークは、内部にフォーク専用オイルが入っており、このオイルがオリフィスと呼ばれる狭い通路を行き来することで、減衰力を発生させている。オイルが劣化すれば、粘度が低下して減衰力が低下するため、定期的なオイル交換が必要となる。また、オイルを外部に漏らすことなく保持するオイルシールが寿命を迎えれば、フォークを分解し、オイルシールやその他、消耗部品を交換するオーバーホールを行なわなければならない。



フォークオイルの交換サイクルは、モデルごとに決められているが、一般的に5,000~10、000kmごとがおすすめ。フォークのボトムケースにドレンボルトが設けられているモデルでは、フォークを車体から取り外すことなく交換可能な車種も多い。一方、ドレンボルトを備えていない場合は、車体から一旦フロントフォークアッセンブリーを取り外し、フォークオイルを排出、新品オイルと交換する。

フロントホイールを浮かせます

ジャッキでフロントホイールを浮かせます。間違っても倒さないようにというのは、お約束です。フロントホイール、フェンダー、ブレーキキャリパーを外して、いよいよフォークを抜くわけですが、その前に上のキャップを少し緩めておきましょう。

フロントスタンドあると便利ですね!
金ない自分はビールケースで代用です!

フロントフォーク脱着には、フロントタイヤ、フェンダーを取り外す必要がある。作業時には、ブレーキホース(ケーブル)の取り回しを確認しておこう。デジカメで写真撮影しておくと、後で確認できる。

フォークのトップキャップを軽く緩めます。
先に緩めておかないと後で緩めるのは大変です。
※画像では外してますが、車体に付いている時には緩めるだけでOKです

まず、フォークトップボルトを緩めて中にあるスプリングシートとスプリングを取外します。
OH=分解なのですべてのパーツを洗浄すれば、すべて新品のオイルが入りますが、せっかくのOHですからスプリングのヘタリや曲がり、クラック等がないか慎重に確認します。

フォーク下部の裏にあるボルト

たいてい中の部品と「供回り」しちゃうため、中の部品を押さえる専用工具もありますし、プロは、インパクトレンチ(エアツール)を使うのですが、私の場合は、一応オイルを抜いた上で、スプリングとキャップを仮組みしておいて、ネジを緩めています。
私もそんな経験がある訳じゃないですが、それでも供回りするときは、腹とかでサスを縮めながら緩めるとオーケーだと思います。

どうしても共周りする時には最後の手段
ガソスタか街の工場に行き
「ここだけ外してください」(笑)
でインパクトで緩んでくれます

お代はいいと言われても、もちろんコーヒージュースくらい置いていくのを忘れずに

ボルトが外れたらインナーチューブからリバウンドスプリングとフォークピストンが取外せます。
その後インナーチューブをアウターチューブから分離させます。

まず、ダストシールをマイナスドライバー等でこじって外します。

ここまででいろいろ部品が出てきたと思いますが
順番をよく覚えておきましょう!

インナーチューブが抜けたら、スライドメタルやワッシャーの順列を確認しておく。

スライドメタルのコーティングは慴動により磨耗していくので、過走行車で未交換の場合は必ず交換を実施したい

ここのクリップを抜く!
小さいマイナスドライバーでインナーチューブを傷つけないように優しくこじる。

古いオイルシールをとるわけですが他の部品はすべて取り外してあるわけですから、実はインナーチューブを引き抜くだけでOKなんです。



しかし劣化したオイルシールはかなり固いと思いますので、
何度もガンガンッっと衝撃を与えて引き抜きましょう!

すべて分解できましたか?後は新品のオイルシールとダストシールをはめて元通りに組めばよいだけです

組み付け

出典ameblo.jp

オイルシールをインナーチューブに通す際は、インナーチューブ端面をビニール等でカバーしておくとシールのリップ部を傷つけにくい。その際、ビニールにもグリスを薄く塗布しておくと良いだろう

オイルシールをはめ込むときはフォークオイルをオイルシールやインナーチューブにまんべんなくつけておきましょう。
オイルシールに傷がついてしまうとせっかく打ち込んでもすぐに漏れてきてしまいます。

インナーチューブより少し径の大きい鉄パイプや塩ビパイプなどで代用してオイルシール打ち込みされてる方が大半ですね。


※専用工具は5000円くらいで販売していますよ

組み付け後、オイルを入れる

抜いたオイルと新品を比較しても汚れ具合が分かる

フロントフォークの部品を分解、洗浄し、組み立てが完了したら、続いてフォークオイルを規定量注入する。フォークオイルは、オイル番手が小さくなればなるほど粘度が下がっていく。また、オイル量は多くなればなるほど、エアバネ量が少なくなるため、反発力が高まる。オイル量や番手は車種ごとに決まっているが、これらの傾向を踏まえて異なる番手のオイルを混ぜたり、オイル量を調整したりして自分なりのサスセッティングを行なうこともできる。

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