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palezioさん

ユダヤ教は、キリスト教や仏教のように権力に適応する進化をしてこなかった

多くの宗教は、常に権力に利用され、権力を利用しながら発展してきました。ユダヤ教の歴史の中で、権力への適応が試みられたことは非常に稀です。
民族が離散すること・迫害されること、を常に受け入れ、それにも関わらずユダヤ教が滅び去らないようにラビ(ユダヤ教の指導者)は宗教を修正し続けたのです。

ユダヤ教徒は国土への帰属意識がなかった。

ユダヤ教徒は常に民衆や権力者に迫害され、追放と離散を繰り返す歴史を歩んできました。そのため、国土への帰属意識がありません。
土地を大切にしろと言っても、そもそも数千年にわたって、自分たちの住んでいた土地の人々に迫害されては逃亡してきたのです。
旧約聖書はもとよりタルムードにも、沢山の迫害の歴史が記録されています。

没収されない財産、知識の共有を大切にした

離散と迫害の歴史の中で、簡単に没収されてしまう財産よりも知識が大切であるということを理解しました。
時の権力者が隔離するために、あるいはユダヤ人自らが自分たちを守るためにゲットーが作られ、共同生活をしたユダヤ人たちは、常に勉強することを当然の宗教習慣としました。

彼らの宗教習慣の中にある学習法は、離散と迫害の中で身を守るために作られた「必死」なものでした。
そらで暗唱できるまで本や経典の内容を暗記し、いつそれらが燃やされても別のユダヤ人に伝えられることが求められました。

彼らは幼児期に経典を暗記し、一生涯、勉強から離れることはありません。それは宗教的習慣であり、強制されずとも、彼らはしてしまうのです。

ユダヤ教徒は国土ではなく、財産を重視した

離散の歴史の中で、ラビ達は自分たちがどのように存続できるのかということを考え続けました。

土地を大切にするよりも、財産を守ること、没収されうる財産を持つよりも、没収されない財産を持つことが重要だということをユダヤ教は教えます。

会計学を発展させたのはユダヤ人でした。そのアイディアは、離散と迫害の歴史が生み出したものだったのです。彼らの会計学もまた、「必死」なものでした。

常に迫害のリスクにさらされるユダヤ人は没収されうる金や宝石などを持つ以外の方法で財産を保全する方法を自ら開発しました。

その一つが紙幣です。ユダヤ人の中で古くから信用取引が成立するようになりました。古代から離散の歴史を繰り返したユダヤ人は、数世紀の間に北半球全域に広がっていました。

紙幣や為替は、彼らが貿易を行うことを可能にしたのです。やがて株式や海上保険を発明したのもまたユダヤ人でした。

国民や国土を大切にしない

ユダヤ人は、土地や隣人よりも、財産を大切にし、自分たちが生き残ることを目指します。それは本人が意識するまでもなく宗教習慣が無意識のうちにそうさせるのです。

逆に、多くの国家に従属した人たちの文化の背景にある宗教(たとえ信仰していなくても)は、隣人や土地を大切にすることをあくまで当然のことのように教えます。しかし、そもそもユダヤ人はまさにその土地の人々からの迫害の中で生き延びる方法を発達させてきたのです。

教育としてのユダヤ教

ユダヤ教の経典「タルムード」全30巻。
律法集、歴史書、格言集、言行録、民話伝承集、民族学集、博物学事典、百科事典、医療学書、哲学書、文学全集。ユダヤ学の総合体系全集である。ユダヤ教は経典の中に教育のメカニズムを閉じ込めた。日本人があいうえおを学ぶおtき、彼らはタルムードを学び始め、文字通りそらで言えるほどに暗記することを目指す。

なぜそれほど必死なのか?知識は没収できない、ユダヤ教の宗教指導者は、宗教の経典を教育のツールとして進化させた。

ヨーロッパ社会におけるユダヤ人の位置

宗教としての歴史、科学、哲学を子供のうちから暗唱してしまうユダヤ人。国土を持たない彼らが、常に知識共有を深めながら、自分たちの財産を保全拡大するためにその能力を行使し続けるとき、社会でどの位置を占めていくだろうか?

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