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バリ島沖日本人女性ダイバー漂流事故【バリ島の危険性も解説】

2014年2月、バリ島で日本人女性7人がダイビング中に行方不明になりました。現場は、潮流の早い上級者向けスポットということに加え、天候の悪化から捜索は非常に難航しました。5人を救助することができましたが、2人は死亡しました。実は、バリ島は特異な気候であり、ダイビングにはかなりの危険性がありました。

更新日: 2015年09月25日

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mibgestaltさん

事故の一連の流れ

2014年2月14日
8時過ぎ 日本人女性7人(ゲスト5人、インストラクター2人)が現地船長とダイビングスポットに向かう
13時頃 天候急変し、船長が女性7人を見失う
14時過ぎ 船長が自力で捜索活動
16時半 行方不明を通報
17時頃 捜索活動が開始されるが、日没のため打ち切り

2月15日
本格的に捜索活動が開始され、日本総領事に日本人女性7人が行方不明になった事実が伝えられる。

2月17日
古川さおりさん、山本栄美さん、冨田奈穂美さん、森園彩さん、吉留温美さん
の5人を発見し、無事救助。

2月18日
18時過ぎ 宮田律子さんの遺体が発見される

2月20日
大規模な捜索活動は打ち切りに
また、注意義務を怠った疑いで船長の身柄拘束

3月15日
地元漁師が1人の遺体を発見。
2日後の3月17日、行方不明だった高橋祥子さんと判明

7月9日
船長に禁固3年の実刑判決
(天候不良が予測できたのに、ダイバーに知らせなかった。捜索活動中に燃料補給のため現場を離れた。行方不明になった事実をすみやかに当局に報告しなかった。)

2月14日、日本総領事に一報

インドネシア・バリ島デンパサールの日本総領事館によると、14日からバリ島沖合の島でスキューバダイビングをしていた日本人女性7人と連絡が取れなくなった。

行方不明になっているのは、高橋祥子さん、フルカワ・サオリさん、ミヤタ・リツコさん、ヤマモト・エミさん、トミタ・ナホミさん、モリゾノ・アヤさん、ヨシドメ・アツミさん。

うち2人はバリ島在住のインストラクターで、5人が日本から来た旅行客だった。5人はグループで地元のダイビング会社にツアーを申し込んでいた。

船長が語った事故当時の状況

7人が海面に浮上した時、現場周辺を離れていた可能性があるという。

船長によると、14日午後1時頃、高橋祥子さんら7人がこの日3度目となる潜水を開始し、上級者向けの水深の深いポイントに潜っていったという。

船長「7人は水深の深い方へ向かった。大雨が降って視界が悪くなった」「予定時間の45分を過ぎても浮上地点を示す浮輪が上がってこなかった」

呼吸する際にダイバーが出す泡を目印に船長は位置を確認していたということだが、20分後、急に大雨が降り、船長は7人を見失ったという。

2月17日、バリ島近くの海上で5人の女性が救助される

独自に捜索活動を行っている地元の日本人有志のダイバーに入った連絡によると、17日午後、バリ島の東にあるペニダ島近くの海上で、5人が発見された。

インストラクターの古川さおりさん(37)は元気。別の病院に搬送された他の4人は衰弱が激しく当初は救急病棟に搬送されたが、症状が安定しているため別の病棟に移された。

5人が発見された現場は、行方不明になった場所から約20キロ南東。日本人ダイバーたちは岩につかまっていたという。

捜索に行った船から無線で連絡が入ったのは午後3時半ごろ。インドネシア語で「発見した! まだ生きてる」。浜辺近くのレストランにいた日本人らが慌てて浜辺に駆け寄り無線内容を確認。周辺にいた日本人やインドネシア人の中には叫び声を上げたり、抱き合って喜んだりする人もいた。

救助された5人の内、4人の証言

海面浮上時に「スコールは降っていなかった。多少うねりはあったが入ったときと同じほど(だった)」

15日午前、通りかかった船に助けを求めに泳いだインストラクター古川さおりさん(37)と離ればなれに。残った6人は「島に向けて泳いだ」

救助されたペニダ島の岩場には「押し流されて打ち付けられた。3、4回大波にのまれた際、全員離ればなれになったが、偶然4人は岩場にあがることができた」とし、ここで宮田さん、高橋さんと離ればなれになった

2月18日、宮田律子さんが遺体で発見される

バリ島南部サヌール付近のスランガン島沖合で日本人とみられる女性1人の遺体を発見したと発表した。インドネシア警察は、遺体が安否不明だった宮田律子さん(59)と確認されたことを明らかにした。

2月20日、大規模な捜索打ち切りに 船長の身柄拘束へ

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